■調査結果要約
- 84％がミスマッチを経験。入社者の退職を経験したのは全体の26.5％に上る
- ミスマッチによる一人あたりのコスト感は「501〜700万円」が1位
- ミスマッチ防止策として「適性検査の追加」をしたのが56％で最多。コーディング試験導入は自社作成・他社サービス利用あわせて48％となった
▼調査結果の記事はこちら
https://hireroo.io/journal/blogs/report-mismatch-cost
■調査結果
1. 84％がミスマッチを経験し、入社者の退職を経験したのは全体の26.5％。
「エンジニア採用における『ミスマッチ』でどのような経験がありますか？（複数回答可）」という設問に対して「ミスマッチを経験したことがない」と答えたのは全体の16％でした。残りの84％はミスマッチを経験していることがわかります。
もっとも多い回答は「パフォーマンスが期待より低い」の66％、次いで「年収とパフォーマンスが合っていない」の46.3％でした。多くの採用担当者が、選考時点で候補者のスキルを見極めきれず、入社後に期待値との差を感じていることがわかります。
また、「スキルやカルチャーが原因で退職してしまった」という回答は26.5％に上り、採用担当者の4人に1人以上は入社者のミスマッチによる退職を経験していることが明らかになりました。
2. ミスマッチによる一人あたりのコストは「501〜700万円」と感じている担当者が最多
「エンジニアのミスマッチに関して、どれくらいのコストだと考えますか？」という設問に対して「501万円〜700万円」と回答したのは22％と最多でした。次いで僅差の21.1％が「301万円〜500万円」と回答しました。
この結果を事前に調査した回答者の属性と照らし合わせると、役職別に以下の違いが出ました。
・代表取締役の回答者は「1,000万円以上」を選択したのが27.8％と最多。全体より高い結果に
・役職を持つエンジニアの31.6％、役職を持たないエンジニアの27.8％は両方「501万円〜700万円」と回答し、全体と同じ結果に
・役職を持つ人事のうち最多の50％が「301万円〜500万円」、役職を持たない人事は最多の44.4％が「201万円〜300万円」と回答。全体より低めの結果に
3. ミスマッチ防止策として「適性検査の追加」を実施したのが56％と最多。コーディング試験導入は自社作成・他社サービス利用あわせて47％に上った
「エンジニア採用におけるミスマッチを防ぐために、どのような取り組みを行っていますか？（複数回答可）」という設問に対して、最多の56％が「適性検査の追加」と回答しました。
また、29.3％が「自社でコーディング試験の導入」、18.4％が「コーディング試験サービスの導入」と回答し、合計47.7％がコーディング試験サービスを導入していることがわかりました。半数近くがコーディング試験を採用に取り入れており、注目度の高まりが窺えます。
■調査背景・概要
- 回答者：事前の属性調査で抽出した「エンジニア採用に携わっている」147名
- 調査期間：2022年10月26日〜11月3日
- 調査手法：インターネット調査（外部調査機関）
- HireRoo（ハイヤールー）とは
『HireRoo（ハイヤールー）』は、エンジニア採用時のコーディング試験サービスです。AIによる自動採点や回答過程を動画で再生できるプレイバック機能などで候補者のスキルを可視化し、採用ミスマッチを防ぎます。
また、問題はアルゴリズムを問うものから選択式の知識問題、システムデザイン形式まで幅広い設問から選択可能。試験作成のコストを大幅に削減するだけでなく、求めるエンジニア層や測りたいスキルに適した試験を作成できます。
2021年3月末よりβ版として提供を始めた本サービスは、2022年1月に正式版を公開。スタートアップから上場企業まで幅広い企業様にお使いいただき、今後もさらなる利用者層拡大をめざして機能追加、サービス拡充を行ってまいります。
【会社概要】
会社名：株式会社ハイヤールー
所在地：東京都渋谷区代々木１丁目７－３マノアール３階３０２号室
代表者：代表取締役 葛岡 宏祐
設立：2020年12月10日
事業内容：インターネットサービスの企画・開発
運営URL：https://hireroo.io
【お問い合わせ先】
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pr@hireroo.io （担当：葛岡・高柴）
