Ubio-X Face Premium生体認証デバイスには、FaceMe® SDK顔認証システムが搭載され、NXPチップが使用されています。「長距離での測定」と「複数人数の認証」が特長で、長距離からの測定範囲は最長4メートルにもおよびます。さらには、マスクの着用有無を正確に判断し、赤外線カメラによる「なりすまし防止機能」が搭載されています。小さくて軽いため、ビジネスオフィスや店舗、マンションなどの住宅スペースにも設置ができ非接触型安全管理システムの理想的な選択肢です。
今回新しく発表されたUbio-X Face Premiumは、FaceMeを搭載することにより、従来の機器に比べ離れた距離にいる人物の認証と複数の人を認識する技術が追加され利便性が大幅に拡大しました。FaceMeの技術を運用することで通行人は足を止めることなく、完全な本人認証を行うことができ、その検出範囲は4メートルにも及びます。これにより、通行人はゲートや機器の前で一度止まることなく通過でき、さらには複数人の認証を一度にできるので従来に比べその利用体験は大幅に改善されました。
UBio-X Face Premiumは、6種類(顔/指紋/カードキー/スマホ/QRコード/パスワード)の認証方法が使用でき、各方法の認証システムを活用して偽造を防止するため、高い安全性が求められる研究機関や金融機関に非常に最適です。企業では、用途や使用環境に合わせて6種類の認証方法から1種類を選び使用することができるため利便性がとても高いです。
FaceMe SDK顔認証システムは、NXPチップ向けに最適化を行い正確な認識結果と優れたパフォーマンスを実現しています。このような特徴がUNIONCOMMUNITYより選ばれた主な理由だと言えます。
また、FaceMeにはマスク検出機能があります。マスク未着用を感知した際、Ubio-X Face Premiumはその人物が入室することを拒否できます。他にも、赤外線(IR)カメラによるなりすまし防止により、写真や映像を利用したなりすまし行為等を防ぐことで、安心安全な環境づくりをお手伝いします。
サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしています。「UNIONCOMMUNITYはこれまでに様々な生体認証入退管理システムでトップシェアを誇ってきました。そんなUNIONCOMMUNITYよりCyberLink FaceMeの採用を獲得したことをとても光栄に思います。これはセキュリティ分野でサイバーリンクが長年培ってきた成果であり、将来的にはより多くの赤外線カメラ装置の偽造防止能力をサポートすると同時に、更なる精密度の向上と新機能の開発により顔認証の安全性を強化し、FaceMeはこれからもAI安全管理システムに更なる可能性を見いだしてくれると信じています。」
Ubio-X Face Premiumに関する製品情報:
【FaceMe® について】
AI顔認識SDK「FaceMe®」とは
ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認識エンジンです。また、IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。
AI顔認証エンジンFaceMe®の特長
■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現
本人識別率99.7%の認証精度だけでなく、認証速度0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。
■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPadなど市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現
FaceMe®は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向けIoTデバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。
FaceMe® の製品情報はこちら: https://jp.cyberlink.com/faceme
「顔認証と個人情報の保護」「顔認証の精度とNISTについて」など、顔認証のさまざまなトピックを解説するマーケットインサイトはこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articles
FaceMe® YouTube チャンネルはこちら:
https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8
■サイバーリンクについて
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。
日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。
映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。
サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください: https://jp.cyberlink.com
■本ニュースリリースについて
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