「SAGA ARENA MR」はMRデバイス「Microsoft HoloLens 2」を着用することで、目の前にアリーナをホームとして活用するVリーグ「久光スプリングス」やBリーグ「佐賀バルーナーズ」のプロ選手が登場し、建設途中の会場でも完成後の臨場感や選手、競技の魅力を自由に歩きながら体験することができるMRコンテンツです。佐賀県が展開するテクノロジーを活用した実証事業の取り組みとして、佐賀県の委任を受け、地元企業の株式会社とっぺんを中心に、共同開発として株式会社MuuMu、技術協力として日本マイクロソフト株式会社が連携し制作しました。次世代を担う佐賀大学の学生も制作や体験会スタッフとして参加しており、産官学一体のプロジェクトとして取り組んでおります。今後は会場以外でも体験できるコンテンツ仕様に変更し、よりたくさんの方に体験頂ける「SAGA ARENA MR」として運用予定です。
※「SAGA ARENA MR」の問い合わせ先
佐賀県政策部政策チーム
Tel:0952-25-7541
Mail:seisakuteam@pref.saga.lg.jp
※「Microsoft HoloLens 2」について(https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens/)
Microsoft、HoloLensは、米Microsoft Corporationの米国および、その他の国における登録商標または商標です。
- 体験会概要
10月30日 関係者への体験会
Vリーグ久光スプリングス、Bリーグ佐賀バルーナーズの関係者、山口祥義佐賀県知事ら約30人が参加
11月12日 県民への体験会
佐賀県内在住の応募者から抽選で選ばれた約150人が参加
- コンテンツ概要
建設途中のSAGAアリーナで、Microsoft社製の「Microsoft HoloLens 2」を着用することで完成後の会場の臨場感や、会場を活用する選手・競技の魅力を自由に歩きながら体験することができるMRコンテンツです。
完成後のアリーナを演出
会場が久光スプリングスや佐賀バルーナーズ仕様に変わり、競技で使用するバレーのネットやバスケットのゴールなどが出現し、完成後の雰囲気を演出します。
選手と競技体験
等身大の選手が現れ、選手と一緒に競技体験ができます。久光スプリングスの栄選手のサーブ体験や石井選手のスパイク体験、佐賀バルーナーズの徳川選手のドリブルやダンクの体験など選手の魅力を目の前で体験できます。
今後のコンテンツ活用について
アリーナや選手、競技の魅力をより多くの人へ届けるため、どこでも体験できる出張体験に対応した仕様へリニューアルさせ、アリーナの魅力発信コンテンツとして活用します。
- 産学官連携のコンテンツ制作プロジェクト
MRコンテンツは産学官連携プロジェクトとして制作しました。参加企業や団体それぞれの特性を活かしたコンテンツ制作および先端技術の普及・啓発を行っています。
【行政】
・佐賀県政策部政策チーム
佐賀を実証フィールドにデジタル技術で地方創生を起こすため、MRやAIなどのテクノロジーを活用した実証事業を展開。
【企業】
・株式会社とっぺん[地元企業]
https://www.toppen.jp/
佐賀県内に本社を置く地元企業。XRコンテンツ制作実績を活かし、コンテンツの企画・制作を担当。
・株式会社MuuMu[共同開発]
https://muumu.co.jp/
国内有数のVR AR MR制作実績を活かし、本コンテンツのデザイン・エンジニアリングを担当。
主要拠点:長崎本社 / 東京開発
代表者 :代表取締役 川口肇 / 蔵岡恒一郎
・日本マイクロソフト株式会社[技術協力]
https://www.microsoft.com/ja-jp/
MRデバイスのメーカーでもあり、MRに関する資料の提供や開発支援として技術協力。
【大学】
・国立大学法人 佐賀大学
当プロジェクトに関心を持った芸術地域デザイン学部を中心とした学生が制作や体験会のスタッフとして参加。また、佐賀バルーナーズの徳川選手に協力を頂き、「モーションキャプチャ」という動きを記録する技術を活かしたコンテンツ制作を地元企業(株式会社とっぺん)のサポートを受けながら挑戦。次世代を担う学生が選手やアリーナの魅力発信を目指したコンテンツを制作中。
- とっぺん について
株式会社とっぺんは貴重な文化財をデジタルデータで残す技術とともに、その価値を多くのひとへ届けるためのコンテンツ制作や展示企画などの事業を展開しており、すべての工程をワンストップで行います。近年はXRにも力を入れ、価値を体感できるコンテンツとして提供しております。
* 記事の内容は発表時のものです。その後予告なしに変更されることがあります。