日本企業はDeepLの世界で最も精度の高い翻訳技術を利用することで、社員のコミュニケーション能力を強化し、海外のビジネスパーソンとより円滑なコミュニケーションを図りながら業務を推進できるだけでなく、国境を超えたシームレスな意見交換から刺激をもらい、新規ビジネスやアイデア創発に励むことができます。
現在、日本はコロナ禍後の経済活動再開に向け、世界規模で事業活動の強化に本格的に取り組み、多くの国内企業が海外企業との競争に直面する機会が増えてきています。しかし、英語・中国語など多言語でのコミュニケーションの場面で言語が障壁となり、優れた業務スキルや経験など日本のビジネスパーソンが本来有している競争力を生かし切れないケースも推察されます。グローバル市場でさらなる成果や発展を目指す上で海外ビジネスパーソンとのやりとりや交渉は不可欠なものですが、ここに負荷があったことによって、既存および潜在的な収益機会を逃していた可能性があります。
DeepLは2020年に日本語翻訳サービスを開始し、現在日本は世界第2位の市場となっています。これは、日本人がこれまで有してきた言語に対する障壁の高さの表れとも解釈できます。DeepLは日本での法人向け事業の強化に取り組み、この障壁の解消に貢献し、日本企業のグローバル化と、DeepLの日本での事業の拡大を目指します。
DeepLの最高経営責任者(CEO)のヤロスワフ・クテロフスキー(Jaroslaw Kutylowski)は次のように述べています。「ビジネスは人と人とのつながりで成り立っており、そのつながりを形成し、強くしていく上で言語は大きな役割を果たしています。日本はDeepLにとって非常に重要な市場です。当社は日本企業の国内外でのさらなる成長と成功に貢献できるよう、皆さまのビジネスを支援するべく、日本市場向けに品質の高いコミュニケーション・ソリューションを提供していきます」
DeepLの翻訳品質の高さは、日本の産業界でも注目を集めています。現在、顧客には、日本経済新聞社や空気圧制御機器のトップメーカー、SMC株式会社などグローバル市場で事業展開する国内企業や、Mapbox Japanなどの外資企業も含まれます。
DeepLの翻訳品質は日本のユーザーから同様に高い評価を得ています。AIを用いたDeepLの翻訳技術により、日本企業の社員は、海外の同僚や顧客とより円滑にコミュニケーションでき、コラボレーションや意見交換を活性化し、ビジネススキルや生産性だけでなく、仕事に対する自信の向上にも寄与しています。
DeepLが独自に開発したAIとニューラルネットワークを活用する高品質の翻訳技術は近年、急速に進化し、世界で最も精度の高い翻訳サービスになりました。DeepLが最近、翻訳者を対象に実施した調査では、日本で利用できる翻訳サービスと比較し、DeepLは圧倒的に高い評価を獲得しました(図1参照)。
本調査は、120の英語と日本語(英日・日英)へのテキストの翻訳を用いてブラインドテスト方式で行われました。DeepLを含む、現在オンラインで利用できる翻訳サービスで翻訳されたテキストを、翻訳サービス名を伏せた形で日本の翻訳者に提示し、評価を行ってもらいました。結果、英日・日英の両方の翻訳で、DeepLの翻訳品質は他のサービスよりも大幅に高い評価を獲得しました。
DeepLは、今後も日本における言語の壁をさらに取り払うために、さまざまな新しい試みを展開していきます。
DeepLは、DeepL.com上で誰でも無料で利用でき、ウェブ上の翻訳ツール、デスクトップアプリ、およびAPIを通じてご利用いただけます。また、iOSまたはGoogle Playのアプリストアから無料のモバイルアプリをダウンロードすることで、外出先で翻訳することもできます。さらに、DeepL Proにアップグレードすることで、より多くの文字を翻訳し、より多くの用語集機能を利用することができます。すべてのDeepL翻訳ツールは、スピード、正確さ、および効率性を高めるために最適化されています。
DeepLについて
DeepLは人工知能を活用し、言葉の壁を取り払うことを目指すドイツのAI企業です。2017年以降、ブラインドテストで世界最高レベルであることが示された機械翻訳システムのDeepL翻訳を提供しています。またDeepLでは、企業や団体、そして翻訳者といったプロフェッショナル向けの製品も提供しており、今日では5億人以上の方々にご利用いただいています。一際高い品質を誇るDeepLの機械翻訳サービスは、ニューラルネットワークに独自の数学的・方法論的改善を加えることで実現しました。企業を率いるのは、CEOで創業者のJaroslaw Kutylowskiです。DeepLは世界的に著名なBenchmarkやbtovなどの投資を受けています。