■AI DIALOGUE with Sayaとは
IoT化する社会において、AIと暮らす社会に向けたエージェントとしてSayaは開発されました。今回、移り行く話題の中で、雑談をしながら、聞きたい質問に自然に誘導することができる新・対話AIを搭載。従来のAIとの対話は単調なものでしたが、高精細CGと最新の対話AIでリアルタイムに汲み上げる最新の会話体験を提供することが可能になりました。Ideinはユビキタス化に向けて、得意とする小型・高速化技術の面でSayaの開発に協力しています。様々な企業やクリエイターと共に彼女の成長を促すプロジェクトが進行しており、商業施設や教育・介護施設などで実証実験が行われています。
本プロジェクトはIoT化する社会の中で今後更なる活用を見据えています。バスや電車などの公共交通機関のほか、店舗の無人化、医療・介護施設における無人診療、高齢者の独居問題など、多くの社会課題の解決に寄与する可能性があります。
今回の受賞を機に、AIの実社会での活用にさらに関心が高まり、より社会実装が加速するよう、Ideinは今後もパートナー企業や団体と共に、AI/IoTシステムの普及、実社会への浸透に貢献してまいります。
■『ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』および受賞部門について
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、1961年より開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルしました。国内で最も規模が大きく、権威のあるアワードのひとつとして知られています。
毎年、各部門とも様々な業界の第一線で活躍されるクリエイターや有識者等による審査が行われており、2022年度はフィルム部門、フィルムクラフト部門、ラジオ&オーディオ広告部門、マーケティング・エフェクティブネス部門、ブランデッド・コミュニケーション部門、デザイン部門、メディアクリエイティブ部門、クリエイティブイノベーション部門の全8部門が設けられました。
ACCゴールド:クリエイティブイノベーション部門
・作品名:AI DIALOGUE with Saya
・カテゴリ:プロトタイプ
・応募団体:TELYUKA/アイシン/アイシン・ソフトウェア/Idein/豊橋技術科学大学/名古屋大学/徳島大学/阿南工業高等専門学校/SIGNING/博報堂/読売広告社
■「Saya」について
「Saya」は2015 年、最初のコンセプトイメージを発表してから、注目と期待を集め、様々な技術やアイデアを吸収しながら成長の過程を発表し続けています。Sayaは人間にとって、もっとも認識しやすく理解するのに適した形として、人間の少女の容姿を持って現れました。人の言葉や行動などを模倣することで、コミュニケーションがとれる新しい存在であることを目指し、(株)アイシンがIdeinや複数の教育機関(豊橋技科大・名古屋大・徳島大・阿南高専)らと共にエージェント開発を進行させています。
また、この度Ideinオフィス1FにてSayaとの対話スペースが設置され、常時Sayaとの対話体験が可能となりました。Sayaとの対話体験をご希望の際は、是非Ideinオフィスにお越しください(要事前予約)。
■Idein株式会社について
安価な汎用デバイス上での深層学習推論の高速化を実現した、世界にも類を見ない高い技術力を有するスタートアップです。当該技術を用いたエッジAIによる現場データ収集プラットフォーム「Actcast」を開発し、実用的なAI/IoTシステムを開発・導入・活用する開発者及び事業会社へのサービス提供を行っております。今後もパートナー企業と共に、AI/IoTシステムの普及に貢献してまいります。「実世界のあらゆる情報をソフトウェアで扱えるようにする」をミッションに掲げ、日本国内では経済産業省 J-Startup選定をはじめ、日本経済新聞社 NEXTユニコーン企業にも選ばれています。英Arm社のAI Partnerや、米NVIDIA社のInception Program Partnerになるなど、海外でも高く評価いただいています。
【設立日】 2015年4月7日
【代表者】 代表取締役 中村 晃一
【所在地】 東京都千代田区神田神保町1-4-13
【事業内容】 Actcast(エッジAIプラットフォーム)事業、受託開発事業(次世代自動車開発での協業等)
コーポレートサイト: https://www.idein.jp