◆ 調査対象者について
調査対象者を抽出するためにおこなった事前調査では、20〜30代の男女800人のうち421人（52.6％）が「知人の結婚式に招待されたことがある（※）」と回答。招待されたことがある回数としては、全体の平均回数が4.09回、年代別で見ると20代が平均3.22回、30代が平均4.62回となっています。
今回はこの421人を対象に、結婚式に関する調査を実施いたしました。
※子供の頃の付き添いなどは含まず、自身が招待されご祝儀を包む形の式に限る
- 招待された結婚式、約半数が出席を辞退した経験あり
まず結婚式への出席を辞退した経験の有無を尋ねたところ、出席を断ったことが「ある」と回答した人は約半数（45.6％）となりました。年代別で見ると30代は20代より断ったことがある経験が多く（20代：41.9％、30代：47.9％）、年齢を重ねるにしたがって招待される回数が増え、出席を断る回数も増えているものと推測されます。
- 出席辞退理由、約3割は「金銭的事情」…「お祝いしたい気持ちはあった」と8割以上が回答
次に、結婚式への出席を辞退したことがある方を対象に「辞退した理由」を調査。その結果、最も多かった「スケジュールが合わなかったから」（60.4％）に続いて「金銭的な余裕がなかったから」（29.2％）という声が挙がりました。さらに、金銭的な事情で出席を辞退したことがある人のうち８割以上（80.4％）が「お祝いしたい気持ちはあった」と回答しており、結婚式に出席したくても経済的な事情で辞退せざるを得なかった経験がある人の多さがうかがえます。
- 結婚式に招待されたことがある20〜30代の7割以上が「ご祝儀が高い」と感じた経験あり
最後に、結婚式に招待されたことがある方に「ご祝儀が高いと思ったことがあるか」を聞いたところ、７割以上（74.1％）が「高いと思ったことがある」と回答しました。
決まった金額があるわけではなく、新郎新婦との関係にもよりますが親族を除けば3〜5万円程度が相場と言われることが多いご祝儀。今回の調査では、ご祝儀について「高い」と感じる人の多さと同時に、高いと感じているからといって「お祝いの気持ち」がないわけではない、そんな20〜30代の「結婚式とお金」に関する意識がうかがえました。
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調査概要
実査委託先：サーベロイド 調査期間：2022年10月31日（月）
調査対象：結婚式に招待されたことがある20～39歳男女（有効回答数：421）
調査方法：インターネット調査
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