私たちは健全なデジタル習慣を浸透させ、コミュニティのTikTok体験をより良くするため、近日ローンチ予定の2つの新機能を発表します。一つ目は、一回の視聴時間を管理出来る「視聴時間制限モード」です。TikTokはすでに1日の視聴時間を制限できる機能を設けていますが、この度、一回の視聴時間を管理できる機能を導入し、休憩時間を定期的に設定できるようにしました。このポップアップは、ユーザーが設定した一定の視聴時間を過ぎると、休憩を取るよう促すものです。
二つ目は「スクリーンタイムダッシュボード」です。この機能では、ユーザーのTikTok視聴時間に関するデータを提供します。1日にTikTokを視聴した時間、TikTokを開いた回数、日中と夜間の使用状況の内訳がまとめられています。また、週ごとに通知を設定し、自分のデータを確認することも可能です。
また、デジタル習慣について考えることをサポートするために、新しいガイド「ウェルビーイングを私の友達や大事な人達と考える」をセーフティセンター(https://www.tiktok.com/safety/ja-jp/well-being/)で公開しました。このガイドでは、TikTokに限らず、オンライン上で時間をどのように過ごすか、それによってどう感じるかについて総合的に考え、自分に最も適したバランスを取るよう、コミュニティの皆さんに呼びかけています。
また、コミュニティの若いユーザー向けに、週ごとのデジタルウェルビーイング・ポップアップを導入する予定です。13歳から17歳の人が1日に100分以上視聴した場合、次にアプリを開いた時に視聴時間の制限をリマインドするようにします。
これらの新しいデジタルウェルビーイングに関するツールが、TikTokとコミュニティのポジティブな関係を育み、サポートとなることを願います。私たちは、ユーザーの皆さまがTikTokにおける体験を満喫し、クリエイティブで文化的意義ある活動ができるよう、ウェルビーイングに関わる施策を推進し続けます。
専門家の声
インターネット・マターズCEO キャロライン・バンティング
「調査によると若いユーザーは、オンライン上で過ごす時間について考えるように促されるだけでなく、積極的に管理するための設定と、それを促す機能を歓迎していることが分かりました。重要なことは、子どもたちが自分のオンライン体験を管理できていると感じ、自ら考え、選択できるようにすることです。TikTokが、若いユーザーのウェルビーイングを中心に据えた機能を、さらに開発していくことを期待しています」
スタンフォード大学医学部精神医学科のメンタルヘルス革新研究所のアドバイザー、Nina Vasan博士とSara Johansen博士
「デジタル空間におけるウェルビーイングの重要な側面は主体性です。人々は、ソーシャルメディアを、いつ、どのように、何のために使用するかを意識するための仕組みを必要としています。視聴時間を把握し、量より質を重視してオンライン体験を柔軟に調節できる機能は、主体性をもたらし、精神状態の安定をサポートしてくれるでしょう」
クリエイティブな活動を行うユーザーの皆さまの、デジタルウェルビーイングをサポートすることはTikTokの優先事項です。今後もTikTokユーザーの皆さまや専門家からのフィードバックに耳を傾けながら、安全で心地よい体験をもたらす機能開発・改善を続けてまいります。