DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度は「情報処理の促進に関する法律」に基づく認定制度で、デジタル技術による社会変革を踏まえて経営者に求められる対応をまとめた「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応し、DX 推進の準備が整っていると認められる企業を国が認定します。
このたびの認定取得は、キヤノンS&SのDX ビジネスに関する取り組みについて、DX推進指標の自己診断をはじめ、経営者に求められる企業価値向上に向け実践すべき事柄を定めた「デジタルガバナンス・コード」の項目(「経営ビジョン・ビジネスモデル」「戦略」「成果と重要な成果指標」「ガバナンスシステム」)に関して認定基準を満たしていること、およびステークホルダーへの適切な情報開示が行われていることなどが評価され、認定を取得しました。
キヤノン MJ グループは 5 か年計画「2021-2025 長期経営構想」において、2025 年ビジョンとして「社会・お客さまの課題を ICT と人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ」を目指しています。基本戦略として、事業を通じた社会課題解決による持続的な企業価値の向上、高収益企業グループの実現、経営資本強化による好循環の創出の3点を掲げています。
そのような中キヤノンMJグループであるキヤノンS&Sは、中小企業のお客さまが事業を継続していく上で重要な生産性向上や業務効率化を目的としたIT活用の支援をすべく、ITソリューションと保守・運用サービスの提供、お客さま接点のオンライン化、DXを担うプロフェッショナル人材育成などを強化しています。
中小企業のお客さまにおける業務のデジタル化を支援する上で、専門性の高い人材を育成していくことは必要不可欠です。今後もお客さまに提供するサービスの品質を向上させるため、プロフェッショナル職におけるスキルレベルの見える化や計画的・継続的な教育で人材を育成し、地域を支える企業や地域社会全体の活性化と発展に貢献していきます。