Marvell プロダクトマーケティング担当ヴァイスプレジデントJohn DaCosta氏は、
「IP Infusionは、サービスプロバイダー向けWhite Box(ホワイトボックス)型ソリューションにおける考え方やリーダーシップとしての地位を確立している点で当社と共通しており、当社にとって強力なパートナーと言えます。当社は、さまざまな分野で、キャリアの要望に応じて当社スイッチシリコン『Prestera®』を最適化してきました。ネットワークのインテリジェンスおよびパフォーマンスの向上を実現できるよう、IP Infusionと共に取り組んでまいります」と述べています。
本共同ソリューションは、Telecom Infra Project(TIP)の原則に準じたオープンなWhite Box型ソリューションの開発を促進し、商用シリコンの新たな選択肢を提供するとともに、導入時のCAPEX(設備投資)とOPEX(運用費)の削減を可能にします。TIPは世界規模での接続性の向上を目指す企業や団体から構成される国際的なコミュニティです。
Telecom Infra Project エグゼクティブディレクター Kristian Toivo氏は、
「IP InfusionとMarvellの協業を通じて、通信業界のエコシステムにいっそう技術的多様性がもたらされます。IP Infusionの堅牢なソフトウェアと統合されたMarvellのシリコンは、ネットワーク構築のアプローチに、より多くの選択肢、より優れた柔軟性、革新性をもたらす上で不可欠なオープンなWhite Box型ソリューションへの移行を加速させるでしょう」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「業界のリーダー企業による協業は、常に激しく変化する市場に、タイムリーなイノベーションをもたらします。Marvellのシリコンと統合されたIP Infusionの『OcNOS』ソフトウェアは、サービスプロバイダーが5Gネットワークや、さらにその先のサービス実現に向けた製品の市場戦略を確実に後押します」と述べています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの累計導入実績は500社を超え、運用実績は数千件に及び、世界をリードしています。IP Infusionのソリューションにより、ネットワーク事業者はネットワークを分離(ディスアグリゲーション)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することができます。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
https://www.ipinfusion.com/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび500社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。