- 概要
三芳町は、平成28年度より8年間を計画期間とする「三芳町第5次総合計画」を策定し、まちづくりを実施してきました。令和5年度をもって、本「第5次総合計画」が計画期間の満了を迎えるにあたり、町は三芳町第6次総合計画策定支援業務(本業務)委託プロポーザル募集を実施し、令和4年7月5日に特定者をジャパンインターナショナル総合研究所を特定結果として公表しました。
Liquitousは、ジャパンインターナショナル総合研究所に、弊社が開発する、オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を提供、ジャパンインターナショナル総合研究所が本業務の一環として実施する「住民参画事業」等において、Liqlidを活用いただきます。
- 取り組みの内容
ジャパンインターナショナル総合研究所は、本業務の一環として、基本構想・基本計画における町の将来像をともに考えるために、町が開催する住民参画事業を企画・運営します。この中で、在住・在勤者、有識者等の皆さんを対象とした「まちづくりワークショップ」、及び「次世代リーダー・ミーティング」において、弊社Liqlidを活用いただきます。
Liqlid上でのアイデアの投稿、プロジェクト内でのチャット、意向調査(投票)機能等を利用して、ワークショップの参加者を含めた幅広い町民の皆さんから、町の将来像についてのアイデアやご意見をいただきます。
- オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」(リクリッド)とは
オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」は、Liquitousが独自に開発した、『じっくり話して、しっかり決める』がコンセプトの、対話・熟議に基づく参加型合意形成プラットフォームです。
Liqlidは、ブラウザ上で動作し、ダウンロード・インストール等不要で、市民と行政職員をつなぎ、市民発のアイデア出しからプロジェクトの共創、意向調査までを一気通貫で行うことができます。
各段階で、積極的にアイデアを投稿したり、共同で文書を作る過程で修正の提案をしたり、「いつでも、どこでも、誰でも」参加できるシステム設計に基づいています。プロジェクトへの積極的な参画から、負担感の軽い参画まで、個々のニーズに合った形で参画できる仕組みです。「Liqlid」は、住民と行政との双方向のやりとりの上に成り立つ、形式だけにとどまらない参画・共創を実現します。
「Liqlid」の詳細情報: https://liquitous.com/product/liqlid
- 本取り組みについて、ジャパンインターナショナル総合研究所からのコメント
これまでも住民参画事業を進めてこられた三芳町様において、Liqlidを活用することは住民参画の裾野を広げることにつながると考えています。総合計画の策定に限らず、こうしたデジタル技術を活用した住民参画は今後のまちづくりにおける重要な要素です。総合計画策定プロセスと連動させたワークショップを実施してきた弊社のノウハウとLiqlidを融合させ、より多様で積極的な住民参画を目指します。
- ジャパンインターナショナル総合研究所の概要
まちづくり全般を行うトータル・プロデュース企業として、総合政策、経済、観光、福祉、教育、環境、防災等のあらゆる分野で、コンサルティングやデザイン領域を中心に、全国の官公庁・自治体に特化した事業を展開しており、創業から約60年の間に培ったノウハウや事例、実績シェア率の高さ、受託から納品まで一貫して行うことができる社内体制などが特徴・強みとなっている会社です。
ホームページ:https://ji-institute.com/
- 株式会社Liquitousについて
Liquitousは「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」を目指し、テクノロジーで政策形成プロセスの包摂性・透明性・対応性をより向上させるため、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」の開発と、導入・運用・定着支援や効果分析を通した社会実装を一気通貫で行う「市民と行政の間のコミュニケーション・エージェント」です。
神奈川県鎌倉市・埼⽟県横瀬町・⾼知県⼟佐町や、連携協定を締結している⼤阪府河内⻑野市・千葉県⽊更津市・⾼知県⽇⾼村など、全国の⾃治体の計画・構想策定や⾏政ニーズ把握、スマートシティにおける「市⺠参加型オンライン合意形成プラットフォーム」などに、「Liqlid」を活⽤いただいています。
〇 社名:株式会社Liquitous(代表取締役CEO:栗本 拓幸)
〇 ホームページ: https://liquitous.com
〇 Twitter: https://twitter.com/liquitous
〇 Facebookページ:https://www.facebook.com/Liquitous/