長野県の中央部に位置する安曇野市は、名水百選に選出された「安曇野わさび田湧水群」や、北アルプスの自然や文化を体験できる「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」、同市出身の彫刻家荻原守衛(碌山)などの作品を展示する「碌山美術館」など、雄大な自然の中で芸術も堪能できるまちです。
同市では、「安心して暮らせるまち~出産・子育て環境が充実したまちづくり~」を基本理念として掲げ、子育て世帯が仕事と家庭の両立を実現し、子どもの健やかな成長を地域で支援できるよう様々な施策を推進しています。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、500以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用されました。
安曇野市では、18歳以下の子どもが2人以上で、第2子以降に未就園児童がいる世帯に対し、対象児童1人につき月額3,000円の「子育て応援手当」を支給しています。また、子育てにかかる医療費の負担軽減のため、2022年4月から福祉医療費給付金の給付対象を広げ、18歳到達年の年度末までに拡大しました。また、インフルエンザ予防接種についても、妊婦と子ども(生後6カ月から小学校6年生)を対象に、費用の一部を支援しています。さらに、2歳未満の子どもがいる世帯には、安曇野市指定の燃えるごみ袋を交付するなど、子育て世帯の負担軽減に取り組んでいます。
ほかにも、考える力や生きる力を育てるため、市の恵まれた自然環境と豊かな地域資源を活用したワクワクドキドキいっぱいの体験活動を積極的に取れ入れた幼児教育「あづみの自然保育」で、屋外での遊びや自然とのふれあいの機会を提供し、子どもの健やかな成長を育んでいます。
今回、市の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』が採用されました。
◆地域密着型の子育てアプリで妊娠・出産・育児をしっかりサポート!
長野県安曇野市に採用された『あづみっこ すくすくナビ』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実しています。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報を必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートします。
<長野県安曇野市 太田 寛市長からのコメント>
子育ては、地域ぐるみで見守り、育むもの。
安曇野市は、市全体で子育てをバックアップし、地域に暮らすみんなで安曇野の子どもを一緒に育てていけるまちづくりに取り組んでいます。
10月3日より、母子手帳アプリ『あづみっこ すくすくナビ』の運用が始まります。安曇野市からの子育て支援情報を、これまで以上に手軽に入手することができます。子育て期の不安の解消のため、ぜひご活用ください。
<『あづみっこ すくすくナビ』の主な機能>
【自治体から提供される各種制度・サービスの案内】
●子ども医療費助成制度・児童手当など、妊娠・育児時期にあった各補助制度の情報や手続き方法の案内
●自治体が配信する各種お知らせ
【記録・管理】
●妊娠中の体調・体重記録(グラフ化)
●胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
●身長体重曲線による肥満・やせの程度の確認(グラフ化)
●予防接種 : 標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理、受け忘れ防止アラート
●健診情報 : 妊婦や子どもの健康診断データを記録
【情報提供・アドバイス】
●出産・育児に関する基礎情報
●妊娠週数や子どもの月齢に合わせた知識やアドバイス
●沐浴や離乳食の作り方などの動画
●周辺施設の案内(病院、幼稚園・保育園、公園、子育て施設など)
【育児日記:できたよ記念日】
●子どもの成長を、写真と一緒に記録
●記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ(初めての…胎動/キック/寝がえり/おすわり/ハイハイ/ひとり立ち/ひとり歩き など約150項目の記録が可能)
【データ共有】
●子どもの成長記録や健康データを、家族のスマートフォンなどでも閲覧でき、SNSにも投稿可能
当社は、2030年までに、妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者、自治体、医療機関の手間を無くすことをビジョンとして掲げています。子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス『母子モ 子育てDX』※1では、厚生労働省の乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証※2を行い社会実装するなど、さまざまな子育て関連事業のDXを推進することで、保護者の“不安や負担”を軽減し、“安心で簡便”な子育て社会を地域と共創することを目指します。
サービス名:あづみっこ すくすくナビ
月額料金(税込):無料
アクセス方法 ・アプリ:App Store、Google Playで『母子モ』を検索
(対応OS: Android 5.0以上、iOS 9.0以上)
・Webブラウザ:https://www.mchh.jp にアクセス
※対象自治体にお住まいの方以外でもご利用いただけますが、
お住まいの自治体の情報などは公式HPの情報をご確認ください。
※ご利用いただける機能は、お住まいの市区町村により一部内容が異なります。
※1:「母子モ 子育てDX」サービスの詳細はこちらから URL:https://www.mchh.jp/boshimo-kosodatedx
※2:詳細はこちらから URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000099909.html
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