Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「エグレス料金は開発者にとって税金のようなものであり、イノベーションと創造性の足枷でしかありません。Cloudflareは、オブジェクトストレージの使用方法を再定義し、開発者がデータにアクセスするコストを気にせず、イノベーションに集中できるようにします。また、『R2 Storage』にエグレス料金を課すことは永遠にありません。Cloudflareの使命は、より良いインターネットの構築を支援することです。つまり、Cloudflareは、より速く、より安全で、誰もが手軽に利用できるインターネットの構築に全力を注いでいます。『R2 Storage』には発表当初から私たち自身も驚くほどの高い関心が寄せられています。より良いストレージを望む開発者の方々には、今すぐ『R2 Storage』へのサインアップをおすすめします」と述べています。
Webサイトやアプリケーションを構築するためには、大量の非構造化データや写真、動画、グラフィックスを保存でき、迅速かつ容易にアクセスできる場所が必要です。しかし、今日のほとんどのクラウドプロバイダーは、開発者がデータにアクセスする際に法外な帯域幅使用料を請求しています。その結果、クラウドストレージは必要以上に高額になり、ベンダーロックインが発生し、開発者が保存したデータなのに簡単には使えない状況を引き起こしています。「Cloudflare R2 Storage」では、S3互換サービスからCloudflareの高パフォーマンスオブジェクトストレージにデータを自動的に移動できるため、開発者はベンダーロックインから解放され、エグレス料金も発生しません。
「Cloudflare R2 Storage」のオープンベータ版発表から8週間で、11,000人以上の開発者がアカウントを登録しました。本日、グローバルに一般公開されたことで、以下の内容が可能になり、開発者はデータ保存のコストを気にせずにイノベーションに集中できるようになりました。
- クラウドプロバイダーに支払うエグレスとストレージ料金を削減
Cloudflareの目標は、利用する規模に関わらず「Cloudflare R2 Storage」を最も安価で高性能のオブジェクトストレージにすることです。そのため、Cloudflareは、エグレス料金を撤廃し、S3標準より10%以上安いオブジェクトストレージを提供し、頻繁でないアクセスは完全に無料にしようとしています。
- Cloudflareのグローバルネットワークで構築したオブジェクトストレージのパフォーマンスを活用
「Cloudflare R2 Storage」は、Cloudflare WorkersとDurable Objectsを活用し、最も要求の厳しいアプリケーションにも対応可能な低遅延、高スループットのストレージを提供します。
- 自社アプリケーション内でもCloudflare Workersのパワーとスケールを活用
「Cloudflare R2 Storage」はCloudflare Workersのランタイムと完全に統合されているため、データパイプラインの構築やオブジェクトの操作が非常に簡単です。
- どこからでも効率的にデータにアクセス
Cloudflareのグローバルネットワークは100か国以上、275都市以上に広がっています。、そのため、自前のデータセンターを整備する必要なく、開発者は「Cloudflare R2 Storage」を使って世界中のユーザーに迅速かつ簡単にアクセスできます。
- Cloudflareの製品群全体に統合
AccessやCacheなどの他のCloudflare製品を使用している開発者は、Cloudflare環境全体に「Cloudflare R2 Storage」をシームレスにプラグインできます。
- 既存のワークフローへのシームレスな組み込み
S3互換APIとWorkers APIによって、開発者はデータをS3から簡単に移動し、Cloudflareのグローバルネットワークを活用できます。開発者は、自分自身にとって最も容易な方法で作業できるため、「Cloudflare R2 Storage」の使用障壁を最小化できます。
「Cloudflare R2 Storage」の一般公開の詳細については、以下のリソースをご確認ください。
R2 is now Generally Available
https://blog.cloudflare.com/r2-ga/
Cloudflare R2 Storage
https://www.cloudflare.com/products/r2/
Cloudflare R2 documentation
https://developers.cloudflare.com/r2/
Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.( https://www.cloudflare.com/ja-jp/ / @cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティの全てのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テキサス州オースティン、イリノイ州シャンペーン、ワシントン州シアトル、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントンDC、リスボン、ロンドン、ミュンヘン、北京、シンガポール、シドニー、東京に拠点を構えています。
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、それらには重大なリスクおよび不確定要因が含まれています。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、ないしはそれらの否定表現、あるいは当社の予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語もしくは表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または暗示されている将来予想に関する記述には、以下に関するものを含みますが、それらに限定はされません。Cloudflare R2 Storage、Cloudflare Workers、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの性能と有効性。Cloudflare R2 Storage、Cloudflare Workers、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用によってお客様が得られるメリット。Cloudflare R2 Storage、Cloudflare Workers、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用で想定される機能。Cloudflare R2 Storageの新機能がCloudflareのすべてのお客様(現行および見込み)に一般公開されるタイミング。Cloudflare R2 Storageとサードパーティ製品との料金比較、Cloudflareの技術開発、将来の運用、成長、イニシアチブ、または戦略。CloudflareのCEOその他のコメント。当社が2022年8月4日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書(フォーム10-Q)や当社がSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。
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