- 水産業を支える気仙沼の造船会社、自社駐車場にEV充電器を導入
「エネチェンジEVチャージ」は、目的地到着のために利用した電気の一部を継ぎ足して充電できる目的地充電に注目し、宿泊施設、ゴルフ場などのレジャー施設をはじめ、商業施設や教育施設にもサービスを拡大しています。
昨今では、自社オフィスや工場に導入し、従業員向けのサービスとして提供する、基礎充電※1 としての利用も増えています。
このたび「エネチェンジEVチャージ」を導入したみらい造船は、鋼船船舶や小型アルミ船など主に漁船の建造・修理を行う、宮城県気仙沼市の造船会社です。東日本大震災以降、地元の造船会社5社が結束してできました。2019年には新工場を開設し、今なお水産のまち気仙沼をけん引しています。
同社は環境保全にも高い意識で取り組んでおり、洋上風力発電向けの作業員輸送船の建造なども計画しています。今回は、CO2削減への貢献の観点からEV充電設備の導入を検討され、「エネチェンジEVチャージ」2基を導入いただきました。同社従業員の中でEVユーザーが増えてきており、従業員への福利厚生の一環としてEV充電設備を提供する考えです。
なお、全国における宮城県の人口1万人あたりのEV・PHV普及台数は16.8台で全国32位※2 です。当社は、今後も地域創生やSDGsの目標達成に取り組む企業と連携し、EV充電インフラの普及に貢献してまいります。
※1 基礎充電とは、自宅や事業所の駐車場などドライバーが普段もっとも滞在する場所で行う充電のことです
※2 一般社団法人次世代自動車振興センター「都道府県別補助金交付状況」EV・PHVの補助金交付台数(2009~2020年度)と2020年10月の人口推計よりENECHANGEで試算
≪設置場所≫
施設名 | 所在地 | EV充電スタンド設置数 |
株式会社みらい造船 | 宮城県気仙沼市朝日町7-5 | 2基 |
≪利用概要≫
利用時間 | 24時間 |
設置モデル | ・モデル1 ・出力最大6.0kW ※一般的な普通充電器(3.2kW)の倍速で充電可能 ・コネクタ:Type1規格ですべてのEV、PHVで利用可能 ※テスラは変換アダプターが必要です。 ・定格電圧:AC200V ・充電ケーブル長さ:約5m |
- 「エネチェンジEVチャージ」について
公共施設や、商業施設、宿泊施設などの公共向け目的地充電に最適なEV普通充電システムを最小限のコストで設置できるサービスで、2022年に入り急速に拡大しています。EVを充電するには、事前に有料会員登録をする方法が主流ですが、「エネチェンジEVチャージ」は、ビジター利用ができるため、専用アプリを使いEV充電器に設置しているQRコードを読み取り、クレジットカード情報などの利用者情報を登録するだけで、簡単にEV充電器を利用いただくことが可能です。
「エネチェンジEVチャージ」ウェブサイト:https://ev-charge.enechange.jp/
「エネチェンジEVチャージ」の導入事例はこちら:https://ev-charge.enechange.jp/case/
■エネチェンジEV充電アプリストアのご案内
■株式会社みらい造船
船主の想い・夢をカタチにすることを使命とし、乗組員の安全を守る船を船主と一緒につくっていく「フルオーダーメイド」の船づくりをしています。東日本大震災以降、気仙沼の水産業の基盤となる造船業を衰退させてはならないと、100年以上続く造船会社を含む地元の造船会社5社があつまり設立しました。
URL:https://miraiships.co.jp/
■ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、現在もイギリスに子会社SMAP ENERGY LIMITEDを有しており、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 WeWork東京スクエアガーデン14F
URL :https://enechange.co.jp
■「エネチェンジEVチャージ」に関するお問い合わせ先
ENECHANGE株式会社 EV充電サービス事業部
Mail:ev-charging@enechange.co.jp