サイバーコア、リテール向けエッジAIソリューションでネクスと協業

この記事は約4分で読めます。
株式会社サイバーコア(代表取締役社長:阿部 英志 以下、「サイバーコア」)と、株式会社ネクス(代表取締役社長:大内 英史 以下、「ネクス社」)は、今後さらに活性化するエッジAI分野において、リテールテック分野で協業することをお知らせします。

サイバーコアは、2007年の創業以来、画像AI技術の開発に特化し、鮮明化や軽量化などの独自技術を確立、自動車業界、鉄道や高速道路を含む公共交通、建設、FA(ファクトリーオートメーション)など、様々な分野で独自技術を納入してまいりました。また、コンピュータービジョンにおける世界最大級のカンファレンス「CVPR 2021及び2022」の国際コンペティションで優勝を飾るなど、その技術力の高さは世界的に認められた実績があります。

 

協業の狙い

 近年のデバイスの更なる進化とAIアルゴリズムの深層化に伴い、今後予想されるエッジAIの更なるニーズに対応すべく、ネクス社との協業を通じて、特にリテールテック市場におけるアクセシビリティを強化していく所存です。ネクス社とともに、性能の高い製品を、お客様にとってより使いやすい環境で提供すべく、より身近で、より安心できる最先端技術を皆様に提供してゆく所存です。

協業の詳細

 この度の協業では、国内市場に向け、2022年9月末にネクス社より販売予定のNCXX AI BOX 「AIX-01NX」に、2021年に国際コンペティションで優勝実績のあるサイバーコアの「Re-ID」(Re-Identification:異なるカメラで同一のオブジェクトを認識する技術*1)、及び2022年の「CVPR」で優勝した「Multi-Class Product Counting & Recognition for Automated Retail Checkout」(小売店のセルフレジにおける複数クラスの製品認識と数量カウント)技術*2を組み合せたリテール向けソリューションの開発を行います。店舗の大小を問わず、顧客の属性、購買行動、動線、リピートなどのデータ分析を可能にする、セルフレジに対応した複合ソリューションの開発を2022年9月より開始いたします。

詳しくは、添付のプレスリリースをご確認ください。

*1 「Re-ID」とは、複数カメラから取得した異なる映像から車両や人物を検出し、IDを付与し、追跡を可能にするAI技術です。https://cybercore.co.jp/news_jp/2021/838/

*2 「Multi-Class Product Counting & Recognition for Automated Retail Checkout」とは、商品を映したビデオ画像から、複数の商品を認識し、数量を自動でカウントする技術です。

【株式会社サイバーコアについて】

 2007年の創業以来、画像AIの研究開発に専念。国際色豊かで優秀なエンジニアを多数抱え、AIの深層学習に科学的なアプローチで世界的な実績を収めています。AIの限界に果敢に挑戦し、秀逸なソリューションを数多く生み出しています。これまで、大手自動車メーカの研究開発など、画像AIの専門企業として開発に携わってきており、今後、国内外お客様のDX化推進をサポートし更なる事業拡大を目指します。

詳しくは、サイバーコアのホームページ(https://www.cybercore.co.jp/)をご参照下さい。

タイトルとURLをコピーしました