1. エッジAIとセンサ・フュージョン・アプリケーション・カード向けのBlaize独自のグラフ・ストリーミング・プロセッサ(GSP®)チップが、OrionVMのクラウド・プラットフォーム上で仮想化されるようになります。
2. GSPが仮想化されているので、クライアント専用AI環境が容易に構築可能です。たとえば、エッジにビデオ監視テクノロジーを統合し、常時更新される先進的なイベント分析を提供することも可能です。
3. Blaize AI Studioの最新バージョンがOrionVMクラウド・プラットフォーム上で利用できるため、複雑なハードウェア環境を購入、設定する必要がなく、迅速にワークロードの実行環境が整うAIアプリケーションの開発が可能です。
OrionVMのCOOおよびパートナーシップ担当VPのDaniel Pfeifferは「このような次世代クラウド・ソリューションが実現する以前は、AIはインフラに多額の費用がかかり、有能なプログラマーが不足していたため、コスト的に実現不可能な場合がありました。今後、企業は自社クラウドを構築したり、柔軟性が低く高コストなパブリック・クラウドを利用したりせずに、人工知能システムの構築、テスト、活用が可能になります。大きな先行投資をせずにAIaaSでデータ・インサイトを活用することができます。その結果、低コストで機械学習の恩恵を十分に受けられます」と述べ、さらに「BlaizeのAIaaSにより、エンタープライズ・セキュリティを確保できる点や即座に導入と拡張が可能な点などのクラウドが持つメリットを提供できることを嬉しく思います」と語りました。BlaizeのAIアプリケーションはレジリエンス、セキュリティ、性能に優れたOrionVMのインフラ上で動作するため、お客様は業界で最も効率性と柔軟性に優れたクラウド・プラットフォームでBlaize AIソリューションを実行できます。サービスを組み合わせて導入し、以下のような複数の垂直市場における課題の解決にご利用いただけます。
・セキュリティとビデオ監視
・スマート・リテール
・スマート・シティと交通サービス
・ライフ・サイエンスと医療
Blaizeの共同創業者およびCEOのDinakar Munagalaは「私たちはAI技術がどのように生まれ、どこに向かって発展していくかを深く理解した上でAIソリューションを構築しています。私たちの革新的なアプローチはさまざまな業界の企業に役立っています。なぜなら、エッジAIの要件に特化した製品のニーズに対応しているからです」と述べ、さらに「Blaizeのソリューションにはお客様の独自の要件にマッチするよう、AIソリューションを柔軟にプログラミングできる柔軟性が備わっています。また、コードが不要な先進AIソフトウェアを使用しており、エッジでの使用を考慮した転移学習と高精度のポストモデル圧縮用の最適化を独自に実装しています。可能性は限りなく広がっています」と語りました。
ここ2、3年、特にパンデミック期間中にAI業界は大きく成長し、その上昇傾向は今後も継続すると予想されています。International Data Corporation(IDC)によると、2020年に501億米ドルだった世界のAI支出額が2024年には1,100億米ドルに増加すると考えられています。Linux Foundationの「State of the Edge(エッジの現状)」レポートの予想では、2028年までにデジタル医療、製造、小売の各業界でエッジ・コンピューティングの利用が拡大するとされています。これらのセクターでは応答時間の改善、帯域幅の節約、制約の少ないデータ解析の実装を可能にするAI技術への関心がすでに高まっています。
さまざまな業界の企業において大量のデータセットのプロセスとAI活用のニーズが高まる中、AI技術の効率的でコスト効率の高い導入方法が模索されています。OrionVMとBlaize AIのサービスの詳細についてはhttps://www.orionvm.com/BlaizeAIをご覧ください。Blaizeの詳細については https://www.blaize.comをご覧ください。
OrionVMについて
OrionVMはクラウドベースの技術ソリューションの提供と収益化に向けた新たな青写真となるクラウド・インフラ「ビルディング・ブロック」の独自スイートを開発しました。サービスとしてのインフラ(IaaS)に分類される、このビルディング・ブロックの中心的なアーキテクチャはすでに多くの業界で使用されており、主要なマネージド・サービス・プロバイダ(MSP)、Tier-1通信業者、Fortune 500企業での採用実績があります。OrionVMクラウド・プラットフォームはプライベート、パブリック、ハイブリッド、ベアメタル・クラウドの導入をサポートしており、社内でのご使用にも再販にも適しています。OrionVMの専用スタックはInfiniBandを使用しており、極めて高い効率と販売コストの低減により、低価格で現行クラウドを凌駕するベンチマーク性能を実現しています。セルフサービスのウェブ・ポータルを備えているため、お客様は投資せずにエンタープライズレベルの独自のクラウド・サービスをすばやくリリースすることが可能です。再販パートナーは完全にホワイトラベルとしてリブランドしたり、課金を統合して柔軟にアカウント管理したりすることができるなど、大きな裁量が与えられています。また、OrionVMのクラウド技術はカスタマイズ性の高いプライベート・クラウド・ソリューションの実装だけでなく、レガシー・ハードウェア・モデルからクラウド・ファーストの「as a Service」環境に移行する既存ITビジネスの「クラウド化」もサポートするのが特長です。詳しい情報は https://orionvm.comをご覧ください。
また、Twitter(@orionvm)、Facebook(https://facebook.com/orionvm) 、
LinkedIn (https://www.linkedin.com/company/orionvm)でもOrionVMの情報を掲載しています。
Blaizeについて
Blaizeは車載、モビリティ、小売、セキュリティ、産業オートメーション、医療機器など、複数の大規模市場や急成長市場におけるコンピューティングのためにネットワークのエッジでエッジAIプロセス・ソリューションを実現する独自の専用フルスタック・ハードウェア・アーキテクチャとローコード/ノーコードのソフトウェアのプラットフォームを提供する先進企業です。Blaizeの革新的なソリューションはそうした垂直市場でエッジAIプロセスに求められる非常に低いレイテンシと熱と電力の高効率という技術的課題を解決します。従来、こうした課題は本来データセンターやクラウドに部分的に最適化されたAIソリューションを後付けすることで対応していました。Blaizeはこれまでに、デンソー、ダイムラー、マグナ、サムスンなどの戦略投資企業や、フランクリン・テンプルトン、テマセク、GGVなどの金融投資企業から1億8,000万米ドル以上を調達しています。Blaizeは米カリフォルニア州エルドラド・ヒルズに本社を置き、カリフォルニア州サンノゼにチームを、インドのハイデラバード、フィリピンのマニラ、英国のリーズとキングス・ラングリーに子会社を展開しており、世界で300名強の従業員が活動しています。詳細については、https://www.blaize.com/をご覧ください。Twitter(@blaizeinc)とLinkedIn(Blaize)でもBlaizeの情報を掲載しています。
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