山形県のほぼ中央に位置する西川町は、出羽三山の霊峰「月山」や朝日連峰などの支脈に抱かれた自然豊かな町で、豊富な湧水を利用した日本酒・ワイン・ビールの3種の醸造元が揃うなど、魅力ある特産品もあります。
同町では、町の総合計画の基本目標のひとつとして「子どもや若者の笑顔があふれ女性がいきいきするまちづくり」を掲げ、保育・医療・経済などの面で子育てしやすい環境づくりができるよう、様々な施策を推進しています。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、490以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用されました。
西川町では、妊娠中から育児中のママまでを対象に、出産や育児への悩みや不安を少しでも解消できるよう希望者に対し「助産師訪問」を実施しています。
子どもの健やかな成長を願い、誕生時に1人につき現金・商品券併せて10万円分を支給する「子育て支援金」や、2歳未満の子どもがいる保護者に対し、毎月3,000円の紙おむつ購入費の助成を行う「にこにこおしり応援事業」など、妊娠期から出産まで手厚いサポートが整っています。加えて、2022年9月1日より保育園年少以上と小学校、中学校の給食費無償化を開始するなど、子育て世帯に寄り添った経済的支援策を実施しています。
西川町独自の施策として5歳児の身体計測、栄養指導、育児相談などを行う「5歳児(のびのび)検診」など、子どもを健やかに育めるよう保護者に対するケアも充実しています。
今回、町の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』が採用されました。
◆地域密着型の子育てアプリで妊娠・出産・育児をしっかりサポート!
山形県西川町に採用された『にしかわ 子育て支援アプリ』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、町が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実しています。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報や保健師からのアドバイスといった大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートします。
<山形県西川町 菅野 大志市長からのコメント>
西川町が目指す「子育てしやすいまちづくり」。このテーマを掲げる自治体が多い中、わが町は本気で進めます🔥子育ての負担を軽減したいと思い、就任2カ月でこのアプリ導入を決定しました。
これまでも住宅整備、給食費・医療費無料化、高校生の通学費補助を行いましたが、今後も教育ローンの免除など歩みを止めることはありません。
<『にしかわ 子育て支援アプリ』の主な機能>
【自治体から提供される各種制度・サービスの案内】
●子ども医療費助成制度・児童手当など、妊娠・育児時期にあった各種補助制度の情報や手続き方法の案内
●自治体が配信する各種お知らせ
【記録・管理】
●妊娠中の体調・体重記録(グラフ化)
●胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
●身長体重曲線による肥満・やせの程度の確認(グラフ化)
●予防接種 : 標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理、受け忘れ防止アラート
●健診情報 : 妊婦や子どもの健康診断データを記録
【情報提供・アドバイス】
●出産・育児に関する基礎情報
●妊娠週数や子どもの月齢に合わせた知識やアドバイス
●沐浴や離乳食の作り方などの動画
●周辺施設の案内(病院、幼稚園・保育園、公園、子育て施設など)
【育児日記:できたよ記念日】
●子どもの成長を、写真と一緒に記録
●記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ(初めての…胎動/キック/寝がえり/おすわり/ハイハイ/ひとり立ち/ひとり歩き など約150項目の記録が可能)
【データ共有】
●子どもの成長記録や健康データを、家族のスマートフォンなどでも閲覧でき、SNSにも投稿可能
当社は、2030年までに、妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者、自治体、医療機関の手間を無くすことをビジョンとして掲げています。子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス『母子モ 子育てDX』※1では、厚生労働省の乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証※2を行い社会実装するなど、さまざまな子育て関連事業のDXを推進することで、保護者の“不安や負担”を軽減し、“安心で簡便”な子育て社会を地域と共創することを目指します。
サービス名:にしかわ 子育て支援アプリ
月額料金(税込):無料
アクセス方法 ・アプリ:App Store、Google Playで『母子モ』を検索
(対応OS: Android 5.0以上、iOS 9.0以上)
・Webブラウザ:https://www.mchh.jp にアクセス
※対象自治体にお住まいの方以外でもご利用いただけますが、
お住まいの自治体の情報などは公式HPの情報をご確認ください。
※ご利用いただける機能は、お住まいの市区町村により一部内容が異なります。
※1:「母子モ 子育てDX」サービスの詳細はこちらから URL:https://www.mchh.jp/boshimo-kosodatedx
※2:詳細はこちらから URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000099909.html
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