株式会社JTOWER(代表取締役社長:田中敦史、本社:東京都港区、以下「JTOWER」)は、都営地下鉄大江戸線 都庁前駅にて、インフラシェアリングによる第5世代移動通信システム(5G)の電波環境整備を実施し、2022年5月21日より、サービスを開始することをお知らせします。地下鉄構内でのインフラシェアリングによる5G電波環境整備は、国内初の試みとなります。
本事業は、東京都交通局において、大江戸線都庁前駅構内の5G整備にあたり、アンテナ等の必要機器の整備、検証等を行う協力事業者の募集を行っていたもので、当社が当該協力事業者に選定されました。JTOWERはインフラシェアリングを活用した5G電波環境の整備、検証、運用を担います。
インフラシェアリングの活用により、省スペース、省電力化に加え、資材や工事工数が削減されることで、環境に配慮した、より効率的なネットワーク整備を実現します。
5月21日より、まずは一部携帯キャリアのサービスを開始し、今後順次、その他携帯キャリアのサービスを開始していく予定です。
JTOWERは2020年に5G Sub6帯域に対応した共用装置の開発を完了し、2020年11月、東京都庁第一本庁舎にて、国内初となるインフラシェアリングによる5G電波環境整備を行ったのを皮切りに導入を本格化しており、導入予定を含めた物件数は75件まで拡大しています(2022年3月時点)。
JTOWERは本事業を皮切りに、地下鉄をはじめとした駅構内等における鉄道関連施設への5G電波環境整備に貢献すべく、さらなる体制の強化を図ってまいります。
【参考】
東京都交通局発表「地下鉄駅構内における5G環境の整備について」
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2022/sub_p_2022052010472_h.html
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