※TUMIQUI Japon 公式サイトより
実際、令和3年度の1人あたり名目GDPはアフリカ全体で4,261.37米ドル、セネガルでは1,606米ドルとなっています。アフリカは世界他地域と比べても未だに低い水準となっています。ただし、国際支援によって高いGDP成長率を見せる地域もあり、どのように支援を行っていくかが今後のアフリカの成長にとって重要となります。
※IMF WEO Databaseより
その中で同社はセネガルに電気と通信を届けるためにTUMIQUI (ツミキ)事業を展開しており、大容量発電に通信アンテナを組み合わせた「TUMIQUI Power Digital Solutions(ツミキ・パワー・デジタル・ソリューション)」を展開しています。これは、更に大きな電力と、高速回線を限定域内で使用できるサービスです。
一方のワープスペースでは宇宙空間でレーザー光を使用し、人工衛星がデータを高速に地上へと伝送するためのネットワーク「WarpHub InterSat(ワープハブ・インターサット)」を開発しています。人工衛星がレーザー光によって直接地上とも通信ができるように、光地上局の開発も進めています。
TUMIQUI Japon社ではTUMIQUI事業をさらに発展させ、電力と通信を利用した最先端の農業をアフリカに導入し、長期的に経済を育んでいくビジョンを描いています。その中で、ワープスペースの光地上局と衛星通信網を中心としたネットワークを構築し、データをセキュリティ上安全に利用し、自動農機などの遠隔操作を常時安定的にそれぞれ活用した、世界的に競争力のある農業インフラの開発を進める考えです。
特に昨今はウクライナ危機からはじまる食糧危機に世界が直面していますが、アフリカが農業的に発展することで世界の食料安定供給にもゆくゆくはつながることが期待されます。
このようなビジョンの実現に向け、両社はまずアフリカに光地上局を設置することを目指し、それぞれワープスペースでは光地上局、TUMIQUI Japonでは現地法や特殊環境下での施工ノウハウを互いに提供していくことを予定しています。
■TUMIQUI Japon公式サイト
https://www.tumiqui.com/product
■ワープスペース公式サイト
https://warpspace.jp/