育休スクラ、横浜銀行の「育休期間の学びの機会」として採択　

■社会的背景について
女性活躍推進における出産・育児との両立課題への取り組みについては、制度を整えることで女性人材の育休取得率は81.6％（※１）まで増えている一方で、女性管理職向上へのさらなる課題を抱えている企業は少なくありません。
株式会社パーソル総合研究所が実施した女性活躍推進に関する調査（※2）では、「女性の昇進意欲」「経験不足」「勤務時間」との関連性について調査し、以下３つの観点での施策が必要と提言しています。

１.「時間」の観点：「上限管理」型の働き方改革から決別し、管理職の時間的負荷を下げる
２.「経験」の観点：ステレオタイプによる期待と経験の男女格差を是正、早い選抜・登用へ
３.「展望」の観点：法律改正に留まらない女性活躍施策を戦略的に実施し発信する

※１：厚生労働省　令和2年度雇用均等基本調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r02/07.pdf

※２：パーソル総合研究所、女性活躍推進に関する調査結果を発表
男女の昇進意欲の格差解消に、「時間」「経験」「展望」観点の施策を
https://rc.persol-group.co.jp/news/202206301000.html

■「育休スクラ」が横浜銀行に採択された背景
横浜銀行が所属するコンコルディア・フィナンシャルグループは、中期経営計画の重点施策として「キャリアオーナーシップの浸透と挑戦・成長意欲が高い組織風土への改革」を掲げ、一人ひとりの主体的なキャリア形成に向けた能力開発や、新たなことへの挑戦を促し、組織活性化につながる多様な人財を登用していくための取り組みを展開しています。

そうした取り組みの一環として、多様な価値観に触れ視野を広げる「育休期間中ならではの学び」の機会を提供したいという横浜銀行からのご要望を受け、同じライフステージにある多様なバックグラウンドを有する社内外の仲間と共に学び、復職後のキャリアを支えるビジネススキルを修得できるオンラインスクール「育休スクラ」が採択されました。

今回の導入を通じて、横浜銀行における育休中ひいては復職後の主体的なキャリア形成に向けた能力開発と、プログラム利用者同士のネットワーク形成を育休スクラは支援します。

■横浜銀行で導入される「育休スクラ」の概要

※育休スクラの詳細はこちら https://schoola.jp/

※参考：1-5期までの受講生が、修了時点で回答。（2022年1月時点／N＝61）

■導入のお声（横浜銀行様）

成長意欲の高い人財の産育休期間が、キャリア形成上のブランクではなく、これからのキャリア形成に向けたマインドセットと、「自律的な成長」や「社内外のネットワーク形成」を促す時間となるよう支援したい。そうした思いで、産育休を取得する従業員向けに学習機会を提供するキャリア・イノベーション支援制度「産育休復職支援プログラム」に、育休スクラを導入しました。ライフステージが変化する従業員の能力開発を支援する取組みが、経営を担う人財の多様性向上と、エンゲージメントの高い組織づくりに繋がることを期待しています。

■株式会社NOKIOO　概要

　
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