進むリモート、断絶する社内の絆。オフィスの存在そのものが問われる今、社内コミュニケーションのあるべき姿を究明する1冊

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生産性、離職、エンゲージメントなど、組織の課題は上司次第で大きく変わる。にも関わらず、人への関わり方は上司の個人の力に委ねられたまま放置され続けてきた。
変わる社会の中で、企業と個人をより高いゴールへ導く鍵を握るのは、結節点である最前線のマネジャー。1on1ミーティングシステム「カケアイ」で急成長するスタートアップCEOが、新たな時代の上司・部下コミュニケーション法を示す。

 

『上司と部下は、なぜすれちがうのか』2022年8月23日配本『上司と部下は、なぜすれちがうのか』2022年8月23日配本

◆働き方改革&コロナ禍で深まる上司・部下の構造的問題
正解が見えない時代に企業が勝つためには、上司部下の本音の対話の上で、組織としての適時適切な判断や、部下の支援を行い続けなければならない。
しかし現状は、多くの企業で上司と部下の関係はしっくりいかず、その傾向はコロナ禍での物理的・心理的分断によっていっそう強まっている。

◆もはや属人的なマネジメントでは勝てない!
「良いマネジメントの実践について、カギを握るのはミドルマネジメントである」と喝破するのがKAKEAIの本田英貴CEO。時代状況がどうあれ、働く一人ひとりと企業の結節点として、ミドルマネジメントの担う責任が非常に大きいという事実は変わらないのだ。
本書は上司が直面する困難の実相を明らかにしながら、上司と部下とがすれちがう真因を解き明かす。そして企業事例とともに上司と部下とのコミュニケーション改善の要点を詳しく述べる。

◆多くの大企業の1on1コミュニケーションを支えるスタートアップCEO
著者である本田英貴は2018年4月に株式会社KAKEAIを創業。1on1ミーティングなど、組織内での継続的な1対1のコミュニケーションを支えるクラウドシステム「カケアイ」を開発し販売する会社で、伊藤忠商事、NTTコミュニケーションズ、オムロン、JT、朝日生命、アサヒ飲料など、多くの大企業をクライアントとする。

【書籍情報】
『上司と部下は、なぜすれちがうのか』
発売日:2022年8月23日
定 価:1,650円(本体1,500円+税10%)
版 型:四六版 – 並製
発 行:ダイヤモンド・ビジネス企画
発 売:ダイヤモンド社
ISBN :978-4478-08494-6
 
【本書の構成】
はじめに
第1章 上司はつらいよ
第2章 「迷える上司」と「悩める部下」
第3章 上司次第で生産性2割・業績5割・エンゲージメント3割が変動
第4章 解決すべきは「属人的なマネジメント」
第5章 1on1は組織をどのように変えるのか
おわりに

【著者プロフィール】

著者:本田英貴著者:本田英貴

著者:本田英貴
株式会社KAKEAI 代表取締役社長 兼 CEO
筑波大学卒業後、2002年に株式会社リクルート入社。商品企画、グループ全体の新規事業開発部門の戦略スタッフなどを経て、(株)電通とのJVにおける経営企画室長。その後、(株)リクルートホールディングス人事部マネジャー。人事では「ミドルマネジメント層のメンバーマネジメント改善施策」や「Will,Can,Must・人材開発委員会・考課・配置等のデジタル化」を担当。2015年リクルート退職後、スタートアップ数社での役員を経て2018年4月に株式会社KAKEAIを創業。
HP:https://kakeai.co.jp/

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