本アプリでは、子どもの「ごっこ遊び」や、ペットボトルの飲み物を注ぐシーンなど、親が選んだ特定のシーンを一定期間の間に複数回にわたり撮影し、都度アプリにアップロードしていきます。撮影時間は1~3分程度。同じ動作のシーンを記録し『観察』していくことで、何気ない日常生活の中の、子どもの成長の小さな変化や発達の瞬間を、客観的に観察・確認することができます。また、子どもにとっても、自身の成長・発達を客観的に見ることで、自信と自己肯定感が育まれます。日々様々な成長・発達を重ねる子どもの変化を親子で楽しんで頂ける、従来にはなかった視点のアプリです。
- 「立った!」、「話した!」だけではない日常の小さな成長・発達を発見して、『自信』へと変えていく
昨今「子どもの自己肯定感が低い」、「子どもの生きる力が弱い」、「母親が干渉しすぎる」、といったことが声高に叫ばれ、育児中の親の不安や悩みは深まるばかりです。また、2020年から続くコロナ禍では、家族以外の人との接触が激減し、子育てにおいても不安を抱えたり、孤独感を感じたりする親の事例が多く報告されています。
このように心配事を抱えつつも、子育てに奮闘する保護者の方々に、今よりももっと子育てを楽しんで頂きたいという想いを込めて、本アプリを開発しました。「ペットボトルを片手で持てるようになった」、「こぼさずにお茶をコップに注げるようになった」といった小さな変化も、確かな成長・発達の証です。「子育てに自信がない」、「他人の子どもと比べて、わが子の発達が不安」といった子育てへの心配を、自信に変え、成長・発達の貴重な足跡を残す一助となればと考えています。
- 子どもの認知発達の専門家との共同開発
『観察』の大切さは、当社創業時からの顧問であり、テレビ幼児教育番組「しまじろうのわお!」(テレビ東京系列)の監修などを務める沢井佳子(さわいよしこ)氏が、子どもと親の関係をよりよいものにする手段として提唱してきたことです。本アプリでもその知見がふんだんに盛り込まれており、撮影シーンの分類は、2021年9月に同氏が上梓した育児書『6歳までの子育て大全』内にある「発達スケールガイド」の5つのフィールドに基づいています。
- 「CHILDSCOPE みてた?」概要
対象年齢:3歳 ※今後拡充予定
利用料金:無料
撮影方法:スマートフォンのカメラ機能
使用方法:
1.基本情報登録、撮影シーンの選択、リマインド期間の設定(例:1回/週×4週で1セット)
2.動画撮影、本アプリへアップロード
3.1セットの最終撮影動画アップロード後、専門家からのアドバイスコメントを表示
■共同開発者プロフィール
沢井 佳子(さわい よしこ)
(一社)日本こども成育協会理事、チャイルド・ラボ所長
認知発達支援と視聴覚教育メディアの設計および学習コンテンツ開発の専門家。
幼児教育番組 『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ)の心理学スタッフ、『こどもちゃれんじ』(ベネッセ)の「考える力」プログラム監修をはじめ、長年、多くの幼児向け映像や本、デジタルコンテンツの開発などに携わる。幼児教育番組『しまじろうのわお!』監修。
瀬尾 知子(せのお ともこ)
秋田大学教育文化学部 准教授
(一社)日本こども成育協会 「こども成育講座」講師、発達心理学の専門家
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(生活科学)。10年間の中学・高校での教職経験を経て、現職。
専門は発達心理学、幼児教育学、保育学。
■株式会社Patataについて http://www.patata.bz/
保育園、幼稚園など保育施設の環境空間デザインや遊具・知育玩具の開発の他、保護者の子育てに対する不安やストレス軽減のための活動を手がける。
社名:株式会社Patata
所在地:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町AIC1-3-6 共同ビル3F
代表者:羽富 孝
設立年月日:2009年11月
事業内容:建築用資材の研究開発及び販売、建築工事及び設備工事の設計・施工・監理・保守・請負、各種店舗、建築物及び室内空間のデザイン企画・制作ならびにコンサルタント業務、建物・構築物の増改築及びリフォーム、室内外の遊具のデザイン・開発及び製造販売、育児セミナーなどの運営及び開催及び知的トレーニング・カウンセリングアドバイスの実施、上記に付帯する一切の業務、他