LONGiのR&D中央研究所、西安で本格的に稼働を開始

この記事は約4分で読めます。
LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)のR&D中央研究所が2022年7月25日、中国北西部の陝西省の省都、西安にある同社本社で正式に業務を開始しました。高効率単結晶太陽電池センターと単結晶太陽電池のパイロット生産ラインを含むR&D中央研究所は、主に次世代の太陽電池製品の工業化のための研究開発技術サポートと特許保持を提供します。
 

LONGi・R&D中央研究所は2022年7月25日、中国の西安で正式に稼働を開始LONGi・R&D中央研究所は2022年7月25日、中国の西安で正式に稼働を開始

LONGiのR&D中央研究所は、同社が太陽光発電業界で研究開発を行うための世界クラスの施設です。 同社の研究開発プロジェクトの意義は、一流の科学研究の才能を集め、科学研究成果の転換と応用を促進し、グリーンエネルギー産業の拡大を加速させることにあります。
同社は、R&D中央研究所が 4000 人を超えるハイエンドの科学研究人材を集め、その85%以上が修士号または博士号を持ち、そして約20%が新エネルギー分野のトップ研究者となるものと考えています。

LONGi会長の鐘 宝申(ゾン・バオシェン)は開所式において「LONGi・R&D中央研究所が太陽光発電技術の世界トップの研究開発プラットフォームとなり、基礎研究、将来を見据えた研究、応用シナリオにおいて業界の最先端を維持し、世界中から優れた太陽光発電研究者を惹き付け,共同イノベーションを実現することを期待しています」と述べました。太陽光発電のコスト削減を進めるには、技術革新が鍵となります。太陽光発電の本質は、LCOE のコストを可能な限り削減し、一筋の太陽の光の価値を最大限に活かすことであるとLONGiは考えています。

LONGi は、世界をリードするグリーンエネルギーメーカーとして、常に技術革新を重視しており、年間売上高に占める研究開発投資の割合は常に約 5%~7%で安定しています。 2012年に上場して以来、LONGiは研究開発に100億人民元以上を投資してきました。 2021年末時点、LONGiは合計1,387件の特許を取得しています。 昨年6月以来、LONGiは単結晶太陽電池の変換効率を10回突破し、世界記録を打ち立て続けています。

なお、開所式のわずか数日前、西安に拠点がある企業7社が「中国新経済企業トップ500」の2021年リストにランクインし、LONGiは12位になりました。このリストは、同社の圧倒的な市場地位とその驚異的な成長の可能性を示しています。同社のリソース、革新的な技術、マーケティング・ネットワークを効果的に活用することが、業界のリーダーであるための鍵です。
グリーンエネルギーは人類の発展の礎です。将来、LONGiはあらゆるタイプのパートナーと力を合わせ、より多くの人々に価値を提供し、カーボンニュートラルとより環境に優しい地球に向けた進歩に大きく貢献していきたいと考えています。

【ロンジ・グループ(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について】
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。
「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 www.longi.com/en

この情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点で内容が異なっている場合がありますので、予めご了承下さい。

 

タイトルとURLをコピーしました