東京都は 2022 年から、「中小企業サイバーセキュリティ対策強化緊急サポート事業」を開始し、中小企業のサイバー脅威への対策を支援している。EDRエンドポイント保護システムの導入を希望する都内の中小企業100社を対象にセキュリティソリューションを提供する。本プロジェクトには IT とネットワークサービスのトータルソリューションを得意とする株式会社アイティフォーと、日本を代表する通信事業者2社が参加し、最終的に、株式会社アイティフォーの CyCraft AIR によるソリューションが選定された。
株式会社アイティフォーは、金融分野で高いシェアを誇る情報サービス会社だ。 2021 年に、CyCraft とパートナー関係を開始し、CyCraft AIR シリーズのサイバーセキュリティ製品の販売を通し、日本の多くの企業へ AI による自動化 MDR サービスや侵害調査などを提供している。CyCraft AIR は、CyCraft 独自の特許取得済み AI 分析技術により、エンドポイント、ネットワーク、情報資産の方面から企業を守り、脅威をいち早く検知して対応するAI自律型のシステムだ。様々な分野への導入実績があり、ガートナー社や IDC 社などの国際的な組織が選ぶ「AI 情報セキュリティ市場分析レポート」においても代表事例として紹介されている。
株式会社CyCraftの共同創業者である Benson Wu は「CyCraftの国際展開は近年加速しており、昨年の株式会社アイティフォーとの提携以来、日本市場でのビジネスの成功を実感しています。 CyCraftの自動脅威ハンティングと迅速なフォレンジック対応により、東京都にある多くの中小企業の情報セキュリティ保護能力が向上し、情報セキュリティのマンパワー不足と対応時間の不足という課題が大幅に軽減されることを期待しています。」と語った。
株式会社アイティフォーの代表取締役社長佐藤恒徳氏は「今回、東京都の中小企業向けEDR案件の入札に挑戦し、当社のソリューションが採用されました。当社は2021年から、地域社会への貢献を目指して『キャッシュレスプラットフォーム』『デジタルプラットフォーム』と合わせて、『セキュリティプラットフォーム』の構築に取り組んでいます。今回の採用は、CyCraftの製品力と当社のノウハウを評価いただいたものと考えています。今回の採用を機に、当社は今後もCyCraft社と協力し両社の強みを活かしながら、東京都の中小企業様に留まらず国内のサイバーセキュリティ対策を支援していきます。」と語った。
株式会社アイティフォーについて
1972 年の創業以来、海外の先進情報機器を扱ってきたアイティフォーは 1983 年、債権の督促を行なう「オートコールシステム」を日本で初めて開発しました。これは金融機関における債権回収業務システムの分野で圧倒的なシェアを獲得しており、これまでお客様より高い信頼性を獲得しています。現在は地域金融機関、地方自治体、地方百貨店、さらには各企業のコンタクトセンターなどに対し当社のパッケージシステムと通信基盤システムをトータルソリューションとしてご提供することで、企業の業務改善だけでなく地方創生をもご支援しています。さらには非対面・非接触を実現するキャッシュレス決済ビジネスにも注力し、ビジネスを拡大しています。
株式会社CyCraft Japanについて
~Everything Starts From CyCraft~
株式会社CyCraftは、台湾を拠点として日本、シンガポール、米国に子会社を持つ世界有数のAI情報セキュリティ技術企業で、革新的なAI技術による情報セキュリティの自動化、EDR、CTI、TIGの統合、次世代AI情報セキュリティセンターの構築サービスを提供しています。アジアの政府機関、フォーチュン・グローバル500選出企業、主要銀⾏および⾦融機関で採用されています。2021年には、ガートナー社の「Greater China AI New StartUps」やIDC社の「Intelligence-led Cybersecurity」において代表事例に選定されています。
エンドポイントからネットワークまで、調査から遮断まで、自社構築から委託管理まで、CyCraft AIRは企業のセキュリティに必要な全ての面をカバーし、「脅威を思い通りにさせない」という目標を達成しています。