
Anchored Finance(以下「Anchored」)はこの度、AlpacaDB Inc.およびそのグループ企業(以下「アルパカ」)との連携により、米国株式のトークン化を開始したことを発表しました。
アルパカは、日本人共同創業者の横川毅と原田均が米国で創業し、米国や日本を含む複数国で証券ライセンスを保有するフィンテック企業です。世界40カ国・300社以上の金融機関に対し、株式、ETF、オプション、債券、暗号資産などの証券基盤APIや、トークン化株式を支えるインフラレイヤーを提供しています。
Anchoredは、グローバルなリアルワールドアセット(Real World Assets、以下「RWA」)の基盤プラットフォームを開発しています。今回最初のプロダクトとして、ナスダック上場の米国株式トップ10銘柄を、Monadの高性能レイヤー1ネットワーク上でトークン化証券として提供開始しました。
米国株式のトークン化は、2025年中に発行額が3倍以上となって急速に拡大しており、アルパカは裏付け資産のカストディなど、トークン化を支える存在として市場を牽引しています。トークン化の広がりは、世界の金融取引のオンチェーン化という構造的な変化を象徴する動きです。
Anchoredは、トークン化証券の案件創出、コンプライアンス、発行、さらにDeFiと伝統金融の双方における流通、セカンダリーマーケットでの流動性供給、償還までを包括的に担うインフラを提供しています。最初のプロダクトであるトークン化米国株は、1:1の実物資産による裏付け、実物資産とのリアルタイムの価格連動性、そして機関投資家水準のコンプライアンスを実装しています。
Anchoredは、アルパカとの連携のもと米国株式を取得してトークン化し、RWAに1:1で裏付けされたオンチェーン資産を発行します。規制に準拠しながら、従来の株式市場における仲介業者を減らし、またブロックチェーンが持つ透明性、即時決済、効率的なオペレーションといった特性を活かすことができます。
今回、アルパカとの連携のもとAnchoredが提供を開始したトークン化米国株の詳細は下記の通りです。
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豊富な銘柄ラインナップ:米ナスダック市場の時価総額上位10銘柄へのアクセスを提供。今後数か月で100銘柄超への拡充を予定
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24時間365日のアクセス:従来の株式市場とは異なり、時間や場所の制約なく、投資家間(ピアツーピア)の移転が可能
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機関投資家水準の流動性:従来型の株式取引所に匹敵する流動性を確保
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実物資産による裏付け:すべてのトークン化株式が、RWAにより100%裏付け
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相互運用性:ブロックチェーン上でプログラム可能な設計により、他のDeFiプロトコルとの連携を可能にし、資本効率を向上
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ステーブルコイン決済:USDCによる入出金および日次決済に対応
Anchoredの共同創業者兼CEOであるWenny Cai氏は、次のように述べています。
「資本形成のオンチェーン移動が進んでおり、それを支えるインフラは当初から機関投資家水準である必要があります。現在の金融システムは、デジタルファーストの世界を前提として設計されていません。Anchoredを活用すれば、投資家は既存のデジタル資産インフラを通じ、100%RWAに裏付けされたトークン化株式に24時間・週7日アクセスし、即時決済や、ブロックチェーン上でプログラム可能な設計を活用することができます。私たちの目標は、米国株式に加えて香港株、機関投資家向けのファンド商品などを幅広くトークン化し、最もアクセスを必要としている投資家に単一のインフラで提供していくことです。」
アルパカの共同創業者兼CEOである横川毅は、次のように述べています。
「グローバル金融システムは、単なる電子化されたインフラから、オンチェーン型インフラへと移行しつつあります。この変化は、即時決済、リアルタイムでの透明性の向上、システムリスクの構造的低減など、多くの利点をもたらします。Anchoredのようなパートナーとの協業を通じて、オンチェーンインフラへの移行を支援しながら、グローバルな市場アクセス拡大に貢献できることを誇りに思います。」
本ローンチは、RWAの発行・流通・取引を支えるエンドツーエンドのインフラを構築するというAnchoredのミッションにおける最初のマイルストーンとなります。今後、さらに香港株式、ETF、トークン化ファンド商品のトークン化を展開していく予定です。
アルパカについて
アルパカは、米国や日本など複数国で証券会社登録を有し、株式、ETF、債券、オプション、暗号資産の取引のための証券基盤を開発提供するフィンテック企業です。世界40カ国・300社以上の金融機関にサービスを提供し、1000万以上の証券口座を支えています。アルパカはこれまでに、世界の業界トップクラスの投資家から、3.2億ドル(約490億円)の資金を調達しています。
テクノロジーと関連するサービスは AlpacaDB, Inc.( https://alpaca.markets/ )、米国の証券取引サービスはFINRA/SIPC会員のAlpaca Securities LLC、日本国内の証券取引サービスは、第一種金融商品取引業と投資助言・代理業の登録を受けているAlpacaJapan株式会社( 関東財務局長(金商)第3024号、加入協会: 日本証券業協会/一般社団法人資産運用業協会、https://alpaca.markets/jp/ )が提供しています。なお、日本法人であるAlpacaJapan株式会社では、暗号資産およびトークン化証券の取り扱いはありません。
Anchored Financeについて
Anchoredは、RWAのためのグローバルなデジタル基盤プラットフォームであり、資産のトークン化、流通、取引をオンチェーン上で一貫して実現するインフラを提供しています。同プラットフォームは、案件創出やコンプライアンスから、発行、DeFiおよび伝統金融における流通、セカンダリーマーケットでの流動性、償還に至るまで、資産ライフサイクル全体をサポートしています。グローバル展開を前提としたコンプライアンス重視のアーキテクチャを採用し、機関投資家、マーケットメーカー、ならびに公開株式やファンド商品へのオンチェーンアクセスを求めるDeFiプロトコルにサービスを提供しています。https://anchored.finance/


