AI時代の観光マーケティングを再定義 中部国際空港へLLMO(AI検索対策)セミナーを実施

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株式会社Meta Heroes(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:松石和俊、以下「当社」)は、2026年3月16日、当社所属の中山蒼が、中部国際空港株式会社様からの依頼を受け、最新のAI検索エンジン最適化技術「LLMO(Large Language Model Optimization)」に関するオンラインセミナーを実施したことをお知らせいたします。

観光業の現場からご依頼をいただいた背景

今回のセミナーは、中部国際空港株式会社様のマーケティング・プロモーション担当者の間で「AI検索が旅行者の行動に与える影響」への関心が高まったことをきっかけに実現しました。

特筆すべきは、本依頼がIT部門からではなく、観光振興や地域連携、営業を担う「現場のマーケティング担当者」から寄せられた点です。ChatGPTの週間アクティブユーザーが9億人(2026年2月時点)を超え、特に「旅行・観光」分野でのAI利用が全セクターでトップとなる中、自社や地域の情報がAIにどう学習され、回答されているかを把握することは、現代の観光戦略において避けて通れない課題となっています。

LLMO(AI検索対策)とは

LLMO(Large Language Model Optimization)とは、ChatGPTやPerplexity、Google Geminiなどの生成AI(大規模言語モデル)において、自社の情報が正しく、かつ優先的に回答として提示されるように最適化する手法のことです。

従来の「Google検索(SEO)」では、検索結果の「リスト」からユーザーがサイトを選んでいました。しかし現在、多くのユーザーはAIに対して「〇〇でおすすめの観光スポットは?」「中部国際空港から行ける穴場スポットを教えて」と直接問いかけ、AIが生成した「一つの回答」を信頼するようになっています。

これまでの検索対策が「Webサイトを見つけてもらうこと」だったのに対し、LLMOは「AIに自社を正しく理解させ、信頼できる情報源として推薦してもらうこと」を目指す、新しい時代のマーケティング戦略です。

約30名が参加、質疑応答も活発に

当日は、観光プロモーション、マーケティング、地域連携、営業などを担当する約30名の方々が参加されました。

セミナーでは、専門用語を極力排除し、実際のAIがどのように回答を生成するかを示すライブデモを交えて進行。参加者からは「自分たちの地域がAIにどう表示されているか、すぐに確認したい」「具体的な対策の優先順位は?」といった、実務に直結する具体的な質問が相次ぎました。LLMOが単なる技術論ではなく、新たな「デジタル・マーケティング」の手法として深く受け入れられた時間となりました。

LLMOは「エンジニア向け」ではない

LLMOと聞くと、技術的で難しそうな印象を持たれるかもしれません。実際、私たちのもとにも「エンジニア向けの内容ですか?」というお問い合わせをいただくことがあります。

結論から言うと、LLMOの本質はマーケティングの話です。

ChatGPTの週間アクティブユーザーは9億人を超え(OpenAI公式発表、2026年2月)、日本国内でも10〜20代の約半数がAI検索を利用しています(博報堂メディア環境研究所調査)。ChatGPTで最もよく使われている分野は「旅行・観光」で、全セクターの中でトップです。

つまり、自社や地域の情報がAIにどう扱われているかは、現場のマーケティング担当者にとって無視できないテーマになっています。LLMOセミナーの対象は、エンジニアではなく、むしろマーケティングや広報、経営企画、地域振興に関わる方々です。

空港を「地域への入口」に変える発想

今回のセミナーで中心に据えたテーマのひとつが、「空港の役割の再定義」でした。

従来、空港はその地域に行くための通過点です。しかしAI検索の文脈では、空港が主体となって周辺地域の観光情報がAIに正しく届く環境を作る、という発想が可能になります。空港を「通過点」から「地域への入口」へ。

この考え方は空港に限らず、地方自治体や観光協会、DMOなど、地域のハブとなる組織すべてに当てはまるものです。

海外ではすでに動き出している

セミナーでは海外の先行事例にも触れました。たとえばカナダ観光局(Destination Canada)は、2025年11月にAI検索対策の実践ガイドを公開しています。観光分野でのLLMO対策は、グローバルではすでに具体的なアクションフェーズに入っています。

一方、日本の観光業界で本格的にLLMOに取り組んでいる事例はまだほとんどありません。だからこそ、今動き始めることに意味があると考えています。

講演・セミナーのご依頼について

株式会社Meta Heroesでは、LLMO(AI検索対策)に関するセミナー・講演を承っております。

今回の中部国際空港様のケースのように、エンジニアではなくマーケティングや事業部門の方々を対象とした内容設計が可能です。業界や事業課題に応じて、わかりやすさを重視した構成でお届けしています。

これまでに累計15,000名以上の方にAI関連のセミナー・研修を提供してきた実績があります。観光業、地方自治体、インバウンド関連企業をはじめ、幅広い業界に対応可能です。

講演・セミナーのご依頼やご相談は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

株式会社Meta Heroes 講演依頼詳細ページ

参考文献・出典

OpenAI公式発表「ChatGPT週間アクティブユーザー9億人突破」

URL: https://openai.com/

参照日: 2026年3月17日

博報堂メディア環境研究所「メディア定点調査2025」

URL: https://mekanken.com/

参照日: 2026年3月17日

Destination Canada「Generative AI Search Playbook」(2025年11月公開)

URL: https://www.tourismdatacollective.ca/resources/knowledge-centre

参照日: 2026年3月17日

【株式会社Meta Heroes】

株式会社Meta Heroesは「Society 5.0 × SDGs × HERO」をテーマに事業を展開。主にメタバース(XR)やAIを活用した開発やDX教育施設『Hero Egg』の運営、そして半年で15,000名を超えるAIの企業研修を行うと同時に教育・防災・地方創生など社会課題の解決に取り組む企業です。2025年5月大阪・関西万博のEXPOホールにて「メタバース・XR・AIアワード」および「防災万博」を主催し、2日間で延べ14,622人が来場し、全国153の自治体・教育機関・団体から後援を受けた大規模イベントとして成功を収めました。

設立:2021年12月03日

代表取締役:松石和俊

大阪本社:大阪府大阪市北区堂山町1-5三共梅田ビル8F

DX教育スペース「Hero Egg」:大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス1F eスタジアムなんば本店内

コミュニティスペース:大阪府大阪市北区太融寺町8-17 プラザ梅田ビルB1F

オフィシャルサイト:[https://meta-heroes.co.jp]

X(旧Twitter)アカウント:[https://x.com/metaheroes_100]

公式LINEアカウント:[https://lin.ee/K9vdyLx]

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