
株式会社ON THE TRIP(本社:東京都港区)は、小豆島フェリー株式会社(本社:香川県高松市)と共同し、香川県・高松港から小豆島・土庄港を結ぶ小豆島フェリー株式会社の航路において、音声ガイド「高松⇄小豆島フェリー」をリリースしました。
本ガイドは、フェリーに乗りながら聞くもの。航路上に浮かぶ瀬戸内の島々の物語を、音声を通して体験いただけます。島に近づいていく時間の中で耳を澄ませることで、フェリーでのひとときが、次の目的地への想像を深める時間へと変わっていきます。
ガイドURL:https://on-the-trip.net/spots/807/purchase?locale=ja
ガイドを手がけたのは、国内の寺社や美術館、芸術祭などの公式音声ガイドを制作する株式会社ONTHE TRIP( https://on-the-trip.com/ )。地図にマッピングされたスポットを、音声ガイドを聴きながらめぐることのできる、音声ガイドアプリを制作しています。 日本語のほか、訪日観光客向けに英語、中国語にも対応しています。
海の上で、島に刻まれた物語と出会う旅へ

高松港を出て、小豆島の西側・土庄港に向かうフェリーでは、屋島、女木島、男木島、大島、直島、豊島、小豆島といった瀬戸内海に浮かぶ島々に出会うことができます。瀬戸内の多島美を縫うように走るこの航路は、日々の交通手段でありながらも、ゆるやかな非日常を味わえる贅沢な時間です。
本ガイドでは、船上から見える島々の景色や海の文化、島々に受け継がれてきた記憶を音声でお届けします。
屋根のように平らな形をした、源平合戦の舞台である屋島。桃太郎伝説の鬼が住んでいたとされる大洞窟が今も残る女木島。穏やかな稜線を描く「世界で最も有名なアートの島」と呼ばれる直島。
海の向こうに浮かぶそれぞれの島には、美しい風景に抱かれるように、かつての戦や伝承、人々の営みが刻まれています。
穏やかな海が続いていく約60分間の航路。海の向こうからゆっくりと現れる島々の物語を聞くことで、フェリーでの船旅が風景と記憶をつなぐ体験へと変わります。
フェリー内部には、マップとともにガイドの案内を制作し、乗客の方へ新しい船旅の楽しみ方を提案しています。

高松|瀬戸内をめぐる航路のはじまり

本ガイドは、高松港を起点に島々が持つ記憶や歴史、伝説をめぐる物語が始まります。
高松の街並みの向こうに讃岐山脈の稜線。また海側を見れば、ぽこぽこと連なる島々が、海の上に浮かんでいます。
穏やかに見えるこの海に、実は日本でもっとも速い潮の流れが潜んでいます。
日本三大潮流──鳴門海峡、来島海峡、関門海峡。いずれも瀬戸内にあります。なぜこんなにも潮が速いのか。それは、瀬戸内海が入り組んだ複雑な地形をしているからです。
狭い海峡を大量の海水が出入りするたびに、海の流れは加速します。速いところでは時速18キロ以上。鳴門海峡では、うずを巻きながら白い渦潮が現れます。まるで海そのものが生き物のように、呼吸し、うねっている。
その潮が、川の栄養や酸素を運び、瀬戸内全体に命を行き渡らせています。速い流れが海底を削り、凹凸のある地形をつくることで、魚のすみかもまた増えていく。
この海の豊かさは、偶然ではなく、自然の仕組みそのものが生みだしたものなのです。
この航路では、島々に立ち寄ることがありませんが、ガイドではフェリーから眺められる島々を丁寧に紹介しています。次はこの島に降りてみよう──そんな新しい旅のはじまりになるかもしれません。
このように、ON THE TRIPの音声ガイドでは、島々に刻まれた地形や風景の記憶にふれることで、旅先との向き合い方が、緩やかに変わっていきます。



オーディオガイドで観光のDX化をしたい施設や自治体を募集中
株式会社ONTHE TRIPは、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作しています。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらみます。
現在、提携先の施設や自治体を募集しています。オーディオガイドは制作費を頂いてつくるものと、制作費を無料で実施する取り組みがあります。無料で実施する場合も、多言語(英語、中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要な制作物を無料でお作りいたします。

その代わりにオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしていただくという仕組みです。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定していただき、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供していただきます。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とONTHE TRIPで、互いにシェアするという流れです。
この取り組みは、日本の文化財の入館料は他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタートしました。日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていません。私たちはこういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいと考えています。
詳細に関しては、下記のリンク先に掲載しております。お問い合わせ先より、ご連絡ください。


