■リリースの背景
これまで萩市では、防災メールを活用して萩市民へ情報提供を行ってきました。しかし、昨今スマートフォンやタブレットが普及している状況を踏まえ、萩市民が時間や場所にとらわれずに最新の防災情報を取得できるよう、萩市内の発令情報をモバイル端末に提供することを検討していました。
この度PHONE APPLIはこの課題を解決するべく、「PHONE APPLI LINER」をベースとした「はぎなび」と防災システムを連携する機能を開発しました。「はぎなび」は2021年4月1日の正式リリース以降、多くの萩市民にご登録いただいており、道路等をはじめとする問題箇所の報告や萩市民への情報提供、ワクチン接種予約システムの連携等、萩市と萩市民の新たな接点として活用されてきました。今回の機能リリースを通じて、萩市が防災関連情報を萩市民へ適切なタイミングで発信し、萩市民がその情報を必要なタイミングで取得できるようになります。
<提供する主な機能>
■萩市民への避難情報等の通知
防災システムで避難情報や避難場所開設等の情報が発令されると、それらの情報を「はぎなび」を経由してLINE上で通知します。萩市民は取得したい地域情報の受信設定をしておくことで、必要な情報を受けとることができます。
避難情報等の受信イメージ
■最寄りの避難場所検索機能
萩市の「LINE公式アカウント」のリッチメニューにある防災情報から「避難場所」を開くと、最寄りの避難場所を検索してそこまでの経路情報を確認することができます。避難場所の一覧では、その場所の混雑状況を確認することができるため、萩市民は、混雑していない避難場所を選んで避難することも可能です。
最寄りの避難場所検索機能 イメージ
■ハザードマップ表示機能
萩市の「LINE公式アカウント」のリッチメニューにある防災情報から「ハザードマップ」を開くと、国土交通省が提供している「重ねるハザードマップ」が開き、現在地付近のハザードマップを確認することができます。
ハザードマップ画面イメージ(萩市民のスマートフォン画面)
■避難場所状況の更新機能(萩市職員向け)
避難場所に派遣された萩市職員が現地でスマートフォンを使って避難場所の状況を更新することができます。現場で実際の状況を見ながら更新できるので、より最新の状況を萩市民に伝えることが可能になります。
避難場所状況更新画面イメージ(萩市職員のスマートフォン画面)
■災害現場状況の投稿/編集/確認機能(萩市職員向け)
萩市職員が、災害発生現場の状況をスマートフォンで投稿して、それを職員内で共有して災害対策に活かすことができます。投稿された情報は、スマートフォンだけでなくPCのSalesforce画面上でも確認ができるため、防災システムの情報と合わせて確認することが可能です。
災害現場状況の投稿/編集/確認画面イメージ(萩市職員のスマートフォン/PC画面)
<「PHONE APPLI LINER」について>
SalesforceとLINE、SalesforceとSMSをつなぎ、One to Oneコミュニケーションを実現し、顧客が欲しい情報を欲しいタイミングでお届けし、顧客とのエンゲージメントを高めることを可能にします。
「PHONE APPLI LINER」について詳しくはこちら
https://phoneappli.net/product/service/paliner/
《 株式会社PHONE APPLI会社概要 》
代表取締役社長 :石原 洋介
所在地 :〒105-0001 東京都港区 虎ノ門4丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル8階
設立 :2008年1月
資本金 :398,365,710円
業務内容 :組織を強くするコミュニケーションポータル「PHONE APPLI PEOPLE」等、クラウドサービスの企画・開発・販売/アプリケーション開発・販売/働きかたコンサルティング事業/各種IP-PBX対応アプリケーションの開発・運用
URL :https://phoneappli.net/