ユニバーサルロボット社長のキム・ポウルセンは述べています。「米ドルベースでは第2四半期の収益は前年同期比8%増ですが、デンマーク現地通貨ベースでは22%増となります。同様に算出すると、2022年の上半期は前年同期比30%の成長を遂げていることになります」
上半期の成功要因として、世界的な溶接需要の伸びが挙げられます。また、自社製品にURロボットを組み込んで販売するOEMメーカーからの受注も増加しました。ポウルセンは述べています。「URの協働ロボットは、OEMメーカーが画期的な製品を開発する機会を提供しています。拡大し続けるURのエコシステムにおいて新しいOEMメーカーとのパートナーシップを発展させることは、将来の革新や成長につながると考えています」
エコシステム全体で成長を生み出すコラボレーション
80社以上のOEMメーカーが、溶接やパレタイジングから建設作業まで幅広いアプリケーションを網羅するソリューションを開発しています。協働ロボットへの需要の高まりは、URのOEMパートナーの成功にも反映されています。パートナーの1社、米国3D Infotech社は、UR ロボットを組み込んだ検査・計測ソリューションを開発(https://bit.ly/3Q1KVeC)しましたが、URロボットを活用したことや、UR+製品として自社製品を展開したことから、2021年に200%を超える「驚異的な」収益の伸びをもたらしたと評価しています。
[ユニバーサルロボットについて]
ユニバーサルロボットは、最先端のロボティクスプラットフォームを活用し、製造現場における人々の働き方を変革する一助となることを目指しています。
2008年に世界初の商用協働ロボットを発表して以来、リーチや可搬重量が異なるUR3e、UR5e、UR10e、UR16eを開発してまいりました。各モデルは、プラグ&プロデュースで使えるUR+エコシステムのエンドエフェクタやソフトウェア、アクセサリ群でサポートされており、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換できます。
ユニバーサルロボットは米Teradyne Inc.傘下の企業です。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を擁しています。これまでに50,000台を超える協働ロボットを世界中に販売しています。
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