「PRIDE指標」は、職場におけるLGBTQなど性的マイノリティへの取り組みを、「行動宣言」「当事者コミュニティ」「啓発活動」「人事制度・プログラム」「社会貢献・渉外活動」の5つの指標で評価するものです。オムロンは、「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」を独自に定義し、多様な人財の活躍につながるD&Iの推進を人財戦略の重要な柱と位置づけています。LGBTQ+に関しても、2015年から多様性の理解を深めるためのセミナー・研修、人事・採用担当者向けの研修、就業規則の改訂や、制度の見直し等の検討を続けており、今回、こうした継続的な取り組みが評価されたと考えています。
オムロンのLGBTQ+等性的マイノリティに関する主な取り組みについて
-
国内全ての事業所に人権委員、ハラスメント相談窓口、ダイバーシティ相談窓口の設置
-
全従業員に対して、LGBTQ+に対する理解の促進を含めた人権研修の実施
-
社内イントラネットで、LGBTQ+に対する理解の促進に向けた情報を定期的に発信
-
人事や福利厚生制度における配偶者の定義に同性パートナーを含める制度を改定(2019年3月施行)
-
人事や福利厚生制度における家族の定義に事実婚を含める制度を改定(2021年4月施行)
オムロンは、「事業を通じて、よりよい社会づくりに貢献する」という使命のもと、企業理念に「人間性の尊重」を掲げ、様々な考え方を持った多様な人財が個性や能力を存分に発揮し活躍できる組織を目指しています。多様な社員一人ひとりが多彩な能力を最大限に発揮し、活躍できる環境づくりを行うことでイノベーションを創造し、事業を通じた社会的課題の解決に取り組み、個人と会社が共に成長する持続可能なよりよい社会づくりに貢献していきます。
また、こうした取り組みを通じて、多様な人財がだれでも働きやすい職場づくりを推進し、イノベーションを創出することで持続可能な開発目標であるSDGs※3の実現に貢献します。
※1 work with Pride について
日本の企業内で「LGBTQ+」の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるための情報を提供し、各企業が積極的に取り組むきっかけを提供することを目的に活動しています。 詳細については、https://workwithpride.jp/をご参照ください。
※2 PRIDE指標について
任意団体「work with Pride」が策定し、職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取組みを以下の5つの指標で評価するものです。
Policy (行動宣言)
Representation (当事者コミュニティ)
Inspiration (啓発活動)
Development (人事制度・プログラム)
Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動) 詳細については、https://workwithpride.jp/pride-i/をご参照ください。
※3 SDGsについて
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
詳細については、https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.htmlをご参照ください。
オムロンのダイバーシティに関する取り組みについて
https://sustainability.omron.com/jp/rights/diversity/