各企業においてDX推進に向けた取り組みが活発化する中、データ活用に不可欠なデータウェアハウスをオンプレミスからクラウド環境へ移行したいというニーズが一段と高まっています。オンプレミス環境にあるデータウェアハウスは、多くの場合、企業の基幹システムなどのミッションクリティカルなシステムで利用されています。このため、大量なデータの保全性が求められるクラウド移行にあたっては、データベース(DB)システムとクラウドに関する高度な知識やノウハウが求められます。
クロスキャットが提供する「Oracle Autonomous Database移行支援サービス」は、これまで様々な企業のDBシステムの構築やバージョンアップなどを手掛けた数多くの実績の経験と、Oracle Cloud基盤に関する技術やノウハウを活かし、設計から構築、テスト、運用まで、効率的かつ安全なクラウド移行を実現します。Oracle Autonomous Databaseは、クラウドならではの優れた拡張性や柔軟性だけでなく、機械学習によりデータベースを自動的に管理、保護、修復するため、お客様のデータベース運用業務の負荷軽減、コスト最適化に貢献します。
■「Oracle Autonomous Database移行支援サービス」について( https://xcc-dash.jp/adb)
「Oracle Autonomous Database移行支援サービス」は、オンプレミスで運用しているデータウェアハウスをOracle Cloud環境へ移行するサービスです。設計から構築、テスト、運用など、お客様の状況に合わせて支援いたします。
【基本サービス概要】
□アセスメントサービス
クラウド化実現のためのアセスメントを実施します。
[主な作業内容]
ヒアリングシートの回答をもとにOracle Cloud Infrastructure(OCI)構成(Oracle Autonomous Databaseのキャパシティ・プランニングなど)移行方式をご提案します。
□PoCサービス
クラウド化実現のためのPoCを実施します。
[主な作業内容]
アセスメントサービスにより計画された移行計画に基づいて、PoCを行います(任意)。検証用環境を構築し、ベンチマークテスト(性能評価・非互換確認)を実施します。
【オプションメニュー】
□環境構築
Oracle Autonomous DatabaseをOCI環境に構築します。移行に必要なツールセットアップすべてを含みます。
□データ移行
お客様のご要望に応じた移行計画に従ってNetezzaなどのDWHからデータ移行を行います。
※データ量や運用状況に応じて最適な移行方法を提案します。
(全件移行・差分移行・レプリケーションツールによる移行など)
□データ連携/データ加工・集計/運用機能移行
Oracle Autonomous Databaseへの切り替えによって生じるデータ連携(ETL)・データ加工/集計機能(DBプロシージャ等)、運用ジョブ(ログ管理・運用監視・バックアップなど)の関連する機能の移行を支援します。(移行または新規構築)
□周辺アプリ移行
周辺アプリ(BIサービス等)の移行を支援します。
■日本オラクル株式会社からのエンドースメント
日本オラクル株式会社は、株式会社クロスキャット様による「Oracle Autonomous Database 移行支援サービス」の提供開始を歓迎いたします。IBM Netezza 等のオンプレミス型のデータ・ウェアハウス・アプライアンスから、Oracle Autonomous Data Warehouse にデータを移行することで、柔軟性、スケーリング、コスト制御、データ収益化機能、操作のしやすさが実現します。また、Oracle Analytics Cloudなどのデータの可視化・分析サービスと合わせた利用により、データ管理者やデータ活用者の生産性向上を支援します。今回のサービスが、コスト削減、高パフォーマンス、自律型、高可用性を実現し、セキュアなデータ・ウェアハウスを実行したいお客様の最適なクラウド移行の支援サービスとなることを期待しております。
日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括 佐野 守計氏
■DX推進支援フレームワーク「CC-Dash」について
「CC-Dash」( https://xcc-dash.jp/ )は、データ活用によってお客様のDX推進を支援する当社独自のフレームワークです。DXを推進する際の各フェーズ(①知る ②つくる ③集める ④整える ⑤分析する ⑥活かす)における様々な課題に対し、テンプレート化と各種コンサルティングサービスをお客様に提供しています。加えてアライアンス等によってソリューションサービスのラインナップを随時追加・拡充していくことで、お客様のDX推進状況に合わせた最適な支援策を提供してまいります。
■SDGsへの取り組み( https://www.xcat.co.jp/company/csr/sdgs.html )
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。クロスキャットでは、企業理念である「心技の融和」を基に、サステナビリティ経営の推進に向けた様々な事業活動を通じて、SDGsの達成に貢献いたします。本件は、SDGs「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の貢献を目指した取り組みとなっております。
■株式会社クロスキャット 会社概要
代表者 : 代表取締役社長 山根光則
所在地 : 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 20階
設立 : 1973年6月
事業内容 : システム開発、BIビジネス、自社プロダクト開発・提供
上場市場 : 東京証券取引所 プライム市場
URL : https://www.xcat.co.jp/