1.取組概要
稲敷市においては、令和3年4月に市の一部が、令和4年には市全域が過疎地域に指定され、令和4年度に専門家や市民の方々の参画を得て、「稲敷市持続可能な地域づくりプラン」を策定しております。
今年度、NTT DXパートナーは稲敷市より『令和5年度 稲敷市地域DX化推進アドバイザー業務』を請け負い、第3次稲敷市総合計画等の策定に向けた審議会への参加、ならびに職員による“まちづくりの抜本的な見直し”を目指す若手職員ワークショップ開催のための外部アドバイザーとして企画・運営に取り組んでおります。
若手職員ワークショップでは、市民や関係人口の幸福度や生活の満足度の高い稲敷市を目指し、デザイン思考を活用し、約5カ月間に渡るワークショップを実施して、市民(来街者)視点でまちづくり施策を企画しております。
この度、2023年10月12日(木)にこれらの活動の提案発表会が開催され、市長、副市長、教育長、各部長等に対し若手職員による提案が行われました。
1. 実施内容
目的 |
江戸崎地区、新利根地区、桜川地区、東地区の持続可能な地域づくり |
日程 |
全5回(2023年6月∼2023年10月) |
参加者 |
稲敷市市役所 若手職員(19名) |
内容 |
■デザイン思考を活用した地域課題解決ワークショップ ・自治体にとってのDX/デザイン思考を学ぶ |
<ワークショップの役割分担>
NTT東日本 茨城支店:
各グループファシリテーター(デジタルを活用した地域課題解決への事例紹介及び助言)
NTT DXパートナー:
ワークショップの企画・運営、講師、事務局
実施状況
4.参加した職員の声 (回答数14名)
<参加職員の声>(アンケートより一部抜粋)
・地域課題を考える際、住民像を具体的に設定することで見えた発見があった。業務でも活用したいと感じた。
・非常に有意義な時間であり「稲敷市のために働く」ことを実感した。今回の経験を今後また施策・計画策定に参加する際に生かして取り組んでいきたい。
・他課の方たちと一緒に取り組むことができ、横のつながりもできて嬉しかった。
5. 今後の展開
NTT東日本茨城支店およびNTT DXパートナーは、本業務での経験を活かし、地域の価値創造に向けて自治体や企業等地域の様々なお客様へDXを推進し、新たな価値を生み出し続けることを目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社NTT DXパートナー 川崎・熊坂
info@nttdxpn.co.jp