「WaveSync」はすれ違った人が聞いている曲を検知し、アプリ内でその曲を聴けるもので、街中や会話から新しい曲と出会えるように設計されています。
審査員からは、「音楽の楽しみ方が多様化・デジタル化する中で音楽を探していく新たな体験となりうる」「人と人の関わり方が難しくなる社会において、セレンディピティを生み、人同士が互いに繋がるきっかけとなる」などと評価され、技術力やUI・UXデザイン面でも総合的に優れていたことから、受賞に至りました。
また、準優勝には、伊藤汰海さんによるカラオケ愛好者向けの新しいアプリ「Karalog」、第3位は髙島晟輔さん、田中優希さん、梅田航太郎さんによる勉強時間を効率的にサポートするアプリ「myPOMO」が受賞しました。
10月22日(日)に開催した決勝大会では、二次予選を勝ち抜いたファイナリスト10組が公開プレゼンテーションを行い、様々な分野で活躍する審査員がアプリの企画力を審査。端末上で実際にアプリを操作したり、ソースコードを確認しながら実装力を採点し、優秀な作品を選出しました。加えて、昨年からスタートした協賛企業からの課題を受け、テクノロジーの力を使って解決できるアイデアを企画書形式で募集する「アイデア部門」の表彰式も行いました。また、幕間企画として、QuizKnock須貝駿貴氏とエンジニアfalcon氏による「QuizKnockスペシャルトークセッション」を開催、アイデア部門に提出された作品を深掘りました。
本年は、個人の興味・関心や「好き」を突き詰めた作品からグローバルな社会課題をテーマとしたアプリまでレベルも高く「自分の欲しいものを自分で作り、広めていく時代」ならではのバラエティ豊かな作品が揃う大会となりました。
当日の模様はYouTubeライブ配信のアーカイブ動画でご覧いただけます。
【YouTubeライブ配信 アーカイブ動画URL】
https://www.youtube.com/watch?v=s5XI8nl64Io
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アプリ甲子園について
「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的として、2011年より開催している日本最大級の中高生向けのアプリ・サービス開発コンテストです。
「君のクリエイティブを世界に解き放つ」をテーマに、全国の中高生が開発したスマートフォン向けアプリ・Webアプリを広く募集し、企画力と技術力の観点から優秀な作品を選出・表彰します。昨年度より「開発部門」に加え、アプリ甲子園の協賛企業から提示された課題をテクノロジーの力で解決するための、イノベーティブなアイデアを企画・提案する「アイデア部門」を新設。また、前回に引き続き、今回も過去最多となる企業・団体の皆さまにスポンサーとしてご支援いただき、一層大会を盛り上げることができました。これからも大会への共感の輪を拡大し、次世代イノベーター人材育成に貢献してまいります。
アプリ甲子園公式ウェブサイト:https://applikoshien.jp/
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アプリ甲子園2023 受賞者・作品一覧
<開発部門>
【優勝・総務大臣賞】
WaveSync
本田 輝
高校2年生
「WaveSync」は、すれ違った人が聞いている曲を検知し、アプリ内でその曲を聴けるものです。音楽を聞き過ぎて飽きた時、街中や会話から新しい曲と出会えるように設計されました。ユーザーは他人の音楽をラジオのように聴き、気に入った曲はApple Musicに追加できます。
【準優勝】
Karalog
伊藤 汰海
高校3年生
「Karalog」は、カラオケ愛好者向けの新しいアプリ。歌唱履歴を保存し、次の曲を選びやすくする機能を提供します。友達とのカラオケセッションを楽しむ中で、曲選びに迷う問題に対処するために開発されました。また、他のユーザーの歌唱体験を共有する機能も備え、新しい曲に出会う手助けをします。
【第3位】
myPOMO
髙島 晟輔、田中 優希、梅田 航太郎
高校3年生
「myPOMO」は勉強スケジュールを自動で作成し、勉強を効率的にサポートするアプリです。空き時間や達成度に応じて柔軟にスケジュールを調整でき、計画的な学習を実現します。
【技術賞】
Casisu
田中 ニコ
高校2年生
「Casisu」は部屋をきれいに保つアプリで、ポイントを獲得して植物を育てます。部屋の綺麗度は写真で計測し、計測日を設定して定期的に維持します。片付けはタイマーで管理し、他のユーザーと進捗を共有できます。通知機能もあり、ユーザーの綺麗な生活をサポートします。
【協賛企業賞】
・Cygames賞
AniSphere
井上 蓮太郎
高校3年生
AniSphereはアニメファン向けの新しいプラットフォームで、SNSとレビューサイトの特長を組み合わせています。ユーザーは好きなアニメについて自由につぶやきやレビューを投稿でき、ネタバレを隠せます。人気作品をプロモートし、コミュニティ機能も提供しています。
・モンスターラボ賞
Visual Like
田中 美幸
高校2年生
このアプリは、好きな人に貢ぎ過ぎる問題や感情の整理が難しい人向けに作られました。日記感覚で「好き」を記録し、グラフで推移を追えます。最大3人を比較し、客観的な分析が可能です。また、気持ちを吐き出す「書き出し」機能も用意。ユーザーフレンドリーなデザインやプライバシー保護機能も備えています。
・江崎グリコ賞
Visual Like
田中 美幸
高校2年生
同上
<アイデア部門>
・モンスターラボ賞
BentoColor
吉田 祐梨
中学2年生
テクノロジーを活用してあらゆるボーダー(境界線)を取り払うアイデア
・江崎グリコ賞
takeIT
小田桐 健太郎
高校1年生
テクノロジーを活用して、楽しみながら「すこやかな食生活」を送ることができるためのアイデア
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決勝大会概要
日時:10月22日(日)13:00〜18:00
主催:株式会社丸井グループ、ライフイズテック株式会社
後援:総務省、デジタル庁
総合司会: 清水麻美子氏 須貝駿貴氏(QuizKnock)
開発部門審査員:
・齋藤 精一 氏 パノラマティクス 主宰
・田中 里沙 氏 事業構想大学院大学 学長
・鷲崎 弘宜 氏 早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授
・中澤 仁 氏 慶應義塾⼤学環境情報学部教授、博⼠(政策・メディア)
・千代田 まどか 氏 外資系 IT 企業/ Cloud Developer Advocate
・竹内 秀行氏 株式会社イエソド 代表取締役/株式会社UB Ventures テクノロジーパートナー
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主催
アプリ甲子園実行委員会(株式会社丸井グループ、ライフイズテック株式会社)
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協賛(敬称略・順不同)
株式会社Cygames
株式会社モンスターラボ
江崎グリコ株式会社
株式会社アシスト
レオス・キャピタルワークス株式会社
株式会社ハイ・アベイラビリティ・システムズ
日本ヒューレット・パッカード合同会社
TOPPANエッジ株式会社
大日本印刷株式会社
TIS株式会社
株式会社PFU
丸紅情報システムズ株式会社
アカマイ・テクノロジーズ合同会社
住友林業株式会社
ピーディーシー株式会社
株式会社三菱UFJ銀行
株式会社ヴィンクス
株式会社セールスフォース・ジャパン
GMOフィナンシャルゲート株式会社
三井住友カード株式会社
GMOアドパートナーズ株式会社
セコム株式会社
株式会社エーツー
株式会社ピーエスシー
大和証券株式会社
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特別協賛(敬称略・順不同)
株式会社チアリー
株式会社LITALICO
株式会社テレビ東京
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