川崎市中小企業DXモデル開発支援をスタートしました!

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川崎市では、市内中小企業における事業の再構築や新たなビジネス展開の実現を図るため、デジタル技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)に資するモデル事業の開発・実証に係る支援をしています。
令和5年度は次の2社の事業を採択し、DX専門家による開発・実証に向けたハンズオン支援を開始いたしました。開発・実証で得られた成果については、成果報告会を開催し情報発信してまいります。
  • 1. 中小企業DXモデル事業 採択企業一覧(2社・五十音順)

企業名:株式会社青山プラスチック塗装(製造業)

 事業名・事業内容:属人的製造現場ノウハウをDXで継承するナレッジ電承システムの事業化

塗装・印刷治具の設計・製造は、経験と知見を持つベテラン職人が個々のノウハウに基づいて行っている一方で、製造現場の人材難、ベテラン職人の高齢化が進み、次世代への技術承継が課題となっています。そこで、工程や設計手順等の職人ノウハウを可視化し、デジタルで伝承できるシステムを開発することで課題解決を図ります。また、今回の実証で得られた知見を同様の悩みを持つ製造業への新サービスとして展開します。

企業名:株式会社Essen(エッセン)(情報通信業)

事業名・事業内容:物流の2024年問題に向けたトラックの広告掲載の価値推定

リアルタイムの位置情報をクラウドに送信できるデバイスを開発して事業用トラック に搭載した上で、トラックの荷台に広告を掲載して走行させ、取得した位置情報や当社 の持つ人流データなどを活用し、広告が閲覧された場所や回数を可視化することで広告 の効果をAIで測定します。広告効果の測定を踏まえた費用対効果の高いトラック広告 を実施することにより、物流の2024年問題に直面する運送業界の収益性改善に貢献する新たなサービスの提供に向けて実証を行います。

  • 2. DXモデル開発支援

採択企業には、DX専門家を交えた定期的なミーティングにより、提案事業の出口設計、目標設定、顧客 像、社会課題の整理や、進捗管理などのハンズオン支援を行います。

治具の説明をする青山社長(写真左) 株式会社青山プラスチック塗装治具の説明をする青山社長(写真左) 株式会社青山プラスチック塗装

トラック広告の事業計画に関する ディスカッション 株式会社 Essenトラック広告の事業計画に関する ディスカッション 株式会社 Essen

  • 3. 今後のスケジュール(予定)

令和6年2月末まで 事業実施

令和6年3月中旬 成果報告会

  • 4. その他

本事業の詳細は、市ホームページにて御確認ください。

  • 2024年、川崎市は市制100周年をむかえます

次の100年に向けて「あたらしい川崎」を生み出していくためのスタートラインとして、オール川崎市で、多彩な記念事業「Colors,Future!Actions」を展開しています。

▶川崎市市制100周年記念事業公式ウェブサイト https://kawasakicity100.jp/

「全国都市緑化かわさきフェア」

次の100年に向けて、みどりについて皆さんと一緒に考え行動することで、

誰もが暮らしやすく住み続けたいまちへとつなげていくため、開催します。

▶全国都市緑化かわさきフェア公式サイト https://green-for-all-kawasaki2024.jp

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