【新製品】AIOI製プロジェクターPP0207販売開始。最大170インチ投影で、ピッキング・仕分け作業を最大効率化

物流現場に最適な「AGV専用棚2本分」、「中量棚２台分」の投影が可能。PPSが 1システムで広域投影とポカヨケ対策ができ、ピッキング・仕分け作業を最大効率化

ピッキングや仕分け作業を効率化するロジスティクスシステムの開発・製造・販売を行う株式会社アイオイ・システム（本社：東京都品川区代表取締役社長吉野豊、以下アイオイ）は、この度、映像投影によるピッキング・仕分け作業支援システム「プロジェクションピッキングシステム」（以下PPS）向けのAIOIプロジェクター（PP0207）を2023年10月18日より受注を開始します。

投影エリア比較

既存のプロジェクターと比較した場合、物流現場に最適なAGV棚2本分、中量棚２台分の最大170インチの投影が可能で、超短焦点のため作業者が影になりにくい特長を持っています。物流倉庫や工場内の広範囲エリアでのピッキング・仕分け作業を効率化でき、1台でより多くの品目を取り扱うことが可能となります。PPSは商品ロケーションを自由にレイアウトできる上、センサーや画像認識によるポカヨケ機能を搭載している為、製造業・物流業におけるピッキング・仕分け作業の活用シーンが広がります。

■PP0207の適用例

PP0207を活用した主なソリューション(１)：AGV用ステーション×PPS　省人化ソリューション

AGV用棚投影において、AGV棚2本全域カバーが可能、従来では難しかったエリア（棚の最下段）まで作業指示投影ができます。AGVステーションにはPPSによるポカヨケ機能を搭載しているため、作業精度が向上します。またSAS（シャッターアソートシステム）と連動させることで、ピッキング後の仕分け作業とも連動でき、限りなく作業ミスを0に近づけることが可能です。

AGV投影イメージ

PP0207を活用した主なソリューション（２）：広めの作業ラック×PPS

間⼝1,800mmの中量ラック2本分の広い投影範囲を持ち、従来PPSでは2システム必要だったものが1システムでカバーできます。センサー技術によるポカヨケ機能も搭載しています。

また０℃環境下で使用可能なため、食品配送センターなどの現場にも最適です。

ワイド投影（中量棚）イメージ

■PP0207の特長

・大画面投影　170インチ (横3.6m x 縦2.3m)　※当社推奨150インチ

・AGV棚投影　横1.3m x 縦2.2m

・軽量モデル(5.6kg)で設置場所の自由度が高い

・０℃環境下でも使用可能　（0 – 40℃）

・長寿命　30,000時間（※エコモードの場合）　※従来モデルは20,000時間

・超高解像度WUXGA 1920 x 1200

・高輝度　4,500lumen

・コストダウンを実現

　※広範囲投影する場合、従来PPSでは2システム必要だったものが1システムでカバーできる為

■プロジェクションピッキングシステム PPSとは

PPSは、当社の既存製品であるデジタルピッキングシステムでは対応できない小物棚などに設置でき、ポカミス防止（ポカヨケ）に対応できる製品の開発を目指す中で、当社が30年間蓄積してきたピッキング支援システムのノウハウにプロジェクションマッピングの技術を組み合わせることで、2016年に世界初業界初で製品化しました。PPSにより画像、動画、音声等表現の幅が広がるため、ピッキング・仕分け作業者に向けて、理解しやすい作業指示や進捗状況を映し出すことができます。センサーや画像認識技術を組み合わせポカヨケ機能を搭載しており、食品、アパレル、医薬品、部材など業種、業界問わず活用いただいています。

また、PPSはロボット（AGVやAMR）・自動倉庫など、払い出し以降の作業の効率化が可能で、作業精度が向上、省人化に貢献できるものと考えています。

※プロジェクションピッキングシステムは株式会社アイオイ・システムの登録商標です。

■新製品PP0207 展示会出展情報

新製品PP0207を使用したPPSソリューションを、2023年10月25日(水)～27日(金)に「第3回名古屋スマート物流EXPO」で展示します。アイオイ・システムブースにてぜひご体験ください。