連載コラム ： https://www.cross-docking.com/column-wes/
本コラムは、『倉庫業務総合研究会の渡辺秀治氏』の寄稿です。
物流業界は現在、慢性的な人手不足に苦しんでおり、これに対処しなければ、業界が閉塞状態に陥る可能性が高まっています。この危機を打破し、業務改善の新たな道を切り開くためには、生産性向上のワークフローと、倉庫業務マネジメントシステムの再構築が不可欠です。
『倉庫業務マネジメント～つながる DX、WES の役割～』は、これらの課題に焦点を当て、物流業界における長年の経験と専門的な知識に基づいた参考モデルを提供します。
【コラム概要】
連載を通じて、以下のようなテーマについて掘り下げます。
■第1章: 概要
第1章では、倉庫業務マネジメントの基本を解説します。倉庫業務のエッセンスやエンタープライズ階層モデル、機能階層モデルの構造について説明し、物流業務の分類モデルとの関係を明らかにします。
■第2章: アクティビティの定義
第2章では、倉庫業務におけるアクティビティの定義に焦点を当てます。機能階層モデルのアクティビティから領域別管理のカテゴリと情報管理、物流機能モデルのカテゴリ、オペレーション管理のカテゴリ、コントロールセンター機能、装置別管理カテゴリまで幅広く説明します。
■第3章:オペレーションマネジメントの詳細機能
第3章では、オペレーションマネジメントの詳細機能に焦点を当て、リソース管理、規定管理、詳細スケジューリング、ディスパッチング、データ収集、実行管理、トラッキング、設備保全、パフォーマンス解析などを詳しく解説します。
■第4章: WESのアクティビティと連携情報
第4章では、WES（Warehouse Execution System）のアクティビティと連携情報に焦点を当て、作業予定の送信と実績の収集、機能（システム）間連携機能、機能間で共有される情報について詳細に説明します。
■第5章:事例による説明
最終章では、倉庫業務マネジメントとWESの役割を具体的に示します。AMR／マルチピッキングシステムなどを使った、実際のオペレーションへのWESを連携させた適用例を提言として、詳しく取り上げ紹介します。
本コラムを通じて、倉庫業務におけるDXとWESへの理解を深め、物流業界の未来を切り拓くための貴重な情報源としてご活用いただきたいと考えています。
シーネットは、今後も渡辺氏と共に有益な情報を提供し、物流業界の進化を牽引し、効率的な倉庫業務マネジメントの未来を築くサポートをしたいと考えています。
【詳細情報】
タイトル: 倉庫業務マネジメント～つながる DX、WES の役割～
開始日 : 2023年10月10日
掲載頻度: 不定期（週に1回を予定）
配信先 : 株式会社シーネット 企業HP
URL : https://www.cross-docking.com/column-wes/
■こんな方におすすめ
・倉庫業務に携わる企業経営者様
・物流DXに真剣に取り組んでいる物流企業様
・複数のシステム・マテハンを利用している物流企業様
・WESに興味があり、ポテンシャルに期待している企業
【倉庫業務総合研究会 渡辺秀治氏】
渡辺氏は、メーカー系エンジニアリング会社にて食品工場の建設から生産設備の導入、空調、給排水、自動制御、物流まで総合的なサービスを提供してきました。近年は、生産現場における物流の課題と向き合い、WMS・WES の調査に力を注ぎ、論文の執筆活動を行っています。
【株式会社シーネットについて】
シーネットは、1992年の創業以来、物流一筋にシステム化による業務効率化と品質向上に取り組んできた、倉庫管理システムのパイオニアです。「現場をＩＴで気持ち良くする」を企業理念に掲げ、営業・開発・サポートまで、プロジェクトに携わる関係者全員が、それぞれの視点で物流の現場を熟知し、物流現場が抱える課題に最適解を提示しています。
2011年から11年連続クラウド型WMS売上シェアNo.1*を達成。現在は、物流システムサービスインテグレーションを通じ、多様な企業の物流戦略をサポートしています。
*デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2022年度版】
所在地 ： 〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 1 丁目 3 幕張テクノガーデン B 棟 11 階
設立 ： 平成4年1月10日
ＵＲＬ : https://www.cross-docking.com/
