【調査サマリー】
■ベビーシッター利用割引券について 割引券は「全く足りない」が76.1%、「少し足りない」が13.4%となり、約9割の保護者が、足りないという回答となった。一方で、「割引券は十分ではないがある」5.6%、「割引券は十分にある」との回答が1.4%となった。その他「会社の未使用分次第(毎回6枚を上限に申請し、無くなり次第都度申請)」という声もあがった。 ■ベビーシッター利用割引券を利用して、どんなことを依頼しているか 「自宅保育」が93%、次いで、「保育園(学校・学童含む)への夕方のお迎え」が47.2%、「保育園(学校・学童含む)への朝の送り」が12%となった。
一部抜粋し、記事下に記載。 |
こども家庭庁は、企業の従業員などを対象にしたベビーシッターの利用割引券について、10月2日時点で今年度予定していた上限に達したため企業への配付を停止していました。その報道直後、弊社には利用者から困惑の声が数多く寄せられました。
本日、政府は割引券の配布を再開する方針を固めましたが、KIDSNAシッターは今後もユーザーの声をプロダクトに反映し、より利便性の高いサービス運営に注力してまいります。
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ベビーシッター利用割引券について
Q.今年度のベビーシッター事業割引券の利用状況を教えてください
Q.ベビーシッター利用割引券を利用して、どんなことを依頼していますか
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新規発行が停止されたことを受け、2日間で140件を超える声が寄せられた
Q.こども家庭庁の補助事業として公益社団法人「全国保育サービス協会」(東京)が発行するベビーシッター割引券の今年度の発行枚数が、2日に予算の上限に達し、新規発行が停止されたことを受け、率直にどう感じられましたか?
※回答一部抜粋
●急な対応であり、子育て世代を考えた対応には到底考えられない。未使用分が多いのであれば、対応を考え直せば良い。かなり焦りを感じますし、共働きに不安を感じます。
●今年度もまだ半分残っているのに、非常に困惑しました。我が家は単身赴任、父母の両親遠方で近くに頼れる人もおらず、私も現在時短勤務で働いております。週に3回朝の送りを頼めることで、ワンオペをなんとか乗り切ってきましたが、今回の停止を受けいよいよ私も仕事を辞めざるをえない状況になってきました。まずは今ある政策を最後まで責任持ってやってくれ、と今の政府には強い憤りを感じます。子育て支援どころか今の日本では、2人目を考えることも躊躇ってしまいます。
●10月からフル24枚使用予定で産後仕事復帰の予定を立てていました。10月2日に夫の勤務先から新しい割引券を申し込もうとしたタイミングで、ちょうどその日に配布終了したことを知らされました。突然の配布終了に目の前が真っ暗になる感覚でした。
●共働きで働く上で不可欠なものなので大変ショックを受けている。シッターさんに助けられている部分が大きいので、全て自費で払うとなると、手元に残る額がかなり少なくなってしまう。退職も考えなくてはならない。
●通常勤務ではお迎えが間に合わないため、2人のシッターさんにこども園と児童クラブへのお迎えをお願いしていますが、どちらのシッターさんも素晴らしくこどもたちも寂しい思いをすることなく仕事と家庭のバランスを取らせてもらっていました。予算があることは理解していましたが、まさか半年で無くなるとは思ってもみなかったです。
●20時まで働いてるので送迎依頼は不可欠であり、補助がなければ仕事をセーブせざるを得ない。女性の社会進出を掲げるならば、これほど働いてるのにも関わらず、男性と同じだけの業務負荷で、できないなら昇進も叶わず、八方塞がりで本当に辛い。
●子どもが2人いてフルタイム管理職になれたのは、この制度を所属企業が導入してくれた点が大きい。年度途中で急に利用できなくなるのは変動要素が大きすぎて安心して働けない。
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【調査概要】
■調査対象:KIDSNAシッター利用者
■調査方法:インターネット調査(登録者へのメール通知)
■回答期間:2023年10月4日~10月6日
■回答者数:142名
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KIDSNAシッターは、シッターが活躍できる環境のサポートや保護者の子育て支援を通して、日々の暮らしが豊かになる社会の実現を目指しています。今後も、潜在保育士・幼稚園教諭が活躍し続けられる環境作りと、保護者の子育て支援の両立に尽力してまいります。
※ご登録頂いているシッター向けアンケートも実施しており、今後調査結果を配信予定です
※令和5年度ベビーシッター派遣事業割引券(公益社団法人「全国保育サービス協会」(東京)が発行)
http://acsa.jp/htm/babysitter/
【KIDSNAシッターについて】
業界初の「保育士/幼稚園教諭/看護師」100%で構成された安心・安全なベビーシッターマッチングサービスです。潜在保育士・潜在幼稚園教諭が活躍し続けられる環境作りと、保護者の子育て支援の両立を目指します。対象年齢は0才~12才で、保育園・幼稚園・学童保育・習い事への送迎やご自宅でのシッティングなど幅広いシーンでご利用いただくことができます。
https://sitter.kidsna.com/
【株式会社ネクストビートについて】
「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「テクノロジーの力」を駆使し、子育て支援分野を中心としたライフイベント領域・グローバル領域・地方創生領域という3本柱を軸に、専門職向けの人材紹介サービスや業務支援システム、メディア事業などを展開・拡張しています。
※「ネクストビート」および「KIDSNAシッター」の名称及びロゴは、株式会社ネクストビートの商標又は登録商標です。
以上