バーズ・ビュー、消防団支援アプリを活用した兵庫県明石市での実証プロジェクト始動！

救急・災害医療を支援するシステムを専門とするバーズ・ビュー株式会社（所在地：東京都文京区、代表：夏井淳一）は、令和５年度「HYOGO TECH イノベーションプロジェクト」に参加し、明石市が抱える消防団の情報連携課題を解決するために、情報整備局株式会社（所在地：福島県須賀川市、代表：斎藤浩平）が開発する消防団支援アプリ（S.A.F.E.セーフ）を活用した実証実験を開始します。

背景

現在の消防団の情報共有は、電話やメール、文書の郵送等を中心としていることから、多くの消防団員への伝達や、消防団員からの報告に時間を要しておりまた、災害時に多数の消防団車両が同時に出動する場合、多くの情報を整理することが困難となり、確実に各消防団員の活動状況の把握が出来ないことが課題となっています。

加えて、消防団員は年々減少し、消防団員確保も重要かつ喫緊の課題であり、このまま各地域の人材不足が進めば、消火や救助に加えて、被災者支援、防災指導など多様化している消防団の活動に支障が出てくる可能性があります。

当社が取り扱う「消防団支援アプリS.A.F.E.（セーフ）」は、消防団員が、火災情報や団員・車両の状況を瞬時に把握でき、迅速かつ最適な行動を実現するスマートフォン・タブレットのアプリケーションサービスです。

実証事業の概要

本事業では、兵庫県内にある様々な社会課題・地域課題について、主に県内の起業家や事業者が有する情報通信技術を中心に、ものづくりや建築・土木等の工業技術などを活用し、その課題解決を図ることを目的としております。民間事業者と課題を抱える各市町職員が協働して、地域課題解決に向けた解決手法を設計し、新たなサービスの構築・実装を目指しております。

バーズ・ビューと情報整備局は、兵庫県明石市消防局／兵庫県消防保安課と共に、デジタル技術での消防団活動の強化、情報伝達の迅速化と団員増加により地域防災力を高めるための実証を行います。

実証の目的

実証実験を通して、以下の消防団業務の課題解決を図ります。

・平常時における団員間の連絡、災害時における現場状況の報告
・GPS機能を活用した各消防団車両の位置情報の把握

・若者や女性の消防団加入促進のための効果的なPR