※本リリースは、OpenText Corporationが2023年8月24日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、Google Cloudとのパートナーシップの拡大を発表しました。これはAIベースの統合機能を提供し、Google Cloud上の企業データの力を活用することで、各社が競争上の優位性を獲得できるよう支援するものです。OpenTextの情報管理ソリューションとGoogle Cloudの人工知能(AI)機能の共同イノベーションにより、あらゆる規模の企業は迅速にインサイトを導き出し、生産性の向上と、顧客体験の変革が可能になります。
OpenTextの最高製品責任者であるMuhi Majzoubは、次のように述べています。「ビジネスにおいて情報は、あらゆる意思決定の根幹であり、AIはインテリジェントなアクションへの道しるべです。私たちは今、AIと情報の融合という、著しいシナジー効果を目の当たりにしており、この2つの要素の融合より、企業はよりスマートに業務を遂行し、成長に向けた新たな軌道を描くことができます。当社とGoogle Cloudのコラボレーションは、共同イノベーション分野において最先端の領域にまたがっています。OpenText Business Clouds、お客様の信頼できるデータ、Google Cloudのテクノロジーを活用し、お客様がAIジャーニーを開始できるよう支援する上で、OpenTextは絶好の立場にいます。Google Cloudとのパートナーシップにより、今後はヘルスケアや金融サービス、気候、官公庁など、影響の大きな業界を対象に、当社の高度なテクノロジーと情報に関する知見を提供します。」
Google Cloudのグローバル・パートナー・エコシステム/チャネル部門コーポレート・バイスプレジデントであるKevin Ichhpurani氏は、次のように述べています。「生成AIには、さまざまな業界を変革する可能性があり、企業はデータからより多くの価値を引き出し、従業員はより効果的なコラボレーションが可能です。OpenTextの拡張機能は、お客様のクラウドジャーニーを加速させるものであり、各種サービスを通じて、Google Cloudのインフラストラクチャに重要な業務負荷を移行させると同時に、当社のデータ分析技術とAI技術を効果的に導入することができます。」
本日発表された新機能は、以下の通りです。
-
最新の生成AIアプリケーション:研究開発、アプリケーションデリバリー、業務サポート、セールス/マーケティングなど、Vertex AIを活用した新たなユースケースの共同イノベーション
-
OpenText Core for Google Workspace:統合型のコラボレーション、コンテンツ管理、Google CloudのVertex AIのインサイトを通じ、シームレスなデジタル従業員体験を実現
-
Google Cloud Dual Runなどのソリューションを活用し、メインフレームインフラストラクチャの顧客企業のクラウドへの移行を加速
Google Cloudの生成AIを通じ、OpenTextがエンタープライズプロセスを変革
生成AIにより、大企業は一般的かつ複雑なビジネスプラクティスを変革し、自社のビジネスに大きな価値を創造できます。OpenTextは2023年8月に、opentext.aiを開設しており、Google Cloud Vertex AIとPalm2大規模言語モデル(LLM)を使用することで、下記のような事例に対応しています。https://www.opentext.com/products/opentext-ai
-
顧客/従業員のサポート体験を変革:会話アシスタントを活用することで、あらゆる業務部門(IT、人事、調達など)を対象に、レベル1の顧客サービスと業務サポートを自動化します。
-
オムニチャネルコミュニケーションを大規模に促進:プライベートデータを使用し、パーソナライズされ、自動生成されたコンテンツにより、マーケティング、サポート、サービスの各部門による、顧客とのコミュニケーションを大幅に進化させます。
-
ソフトウェアアプリケーションを効果的に提供:LLMを活用し、製品のデリバリーに関する予測的なインサイトを取得しつつ、リスクとギャップを特定することで、ソフトウェアアプリケーションの開発を迅速化します。また、AIによって生成されたテストケースを通じて次世代のテストケースを自動化することで、圧倒的なスピードで高品質のソフトウェアアプリケーションを提供します。
-
セールスイネーブルメントを簡素化:LLMベースの会話アシスタントを活用し、関連性の高い製品トレーニングを検索、取得、生成することで、新規のセールス担当者のオンボーディングを迅速化します。
OpenTextの製品/エンジニアリング担当バイスプレジデントであるTal Levi Josephは、次のように述べています。「Google CloudとOpenTextアプリケーションデリバリー管理(ADM)チームのパートナーシップにより、生成AIの使用を目指す業界屈指の思想家たちは、業界を破壊するテクノロジーを採用し、より迅速でスマートかつ低リスクなソフトウェアデリバリーを実現しています。OpenText ADMは、ValueEdgeプラットフォームを使用した最新の生成AI機能の早期アクセス版を発表しており、本製品の一般販売については、今秋のCloud Editions 23.4のリリースに合わせて開始する予定です。Google Cloudとの共同イノベーションによって、エンジニアにコードレスな品質を提供できる重要な機会です。」
Google Workspaceにより、OpenTextがエンタープライズ向けのインテリジェントワークスペースを提供
OpenTextは2023年7月、Google Cloudのコラボレーション・ツール・スイートとOpenText Contentソリューションを組み合わせたCore for Google Workspaceの販売開始を発表しました。Google Workspaceのユーザー企業は今後、OpenTextのコンテンツ管理プラットフォームで管理されている膨大なリポジトリを検索できます。本ソリューションにより、従業員はあらゆるビジネスプロセス(人事では採用から退職、財務では調達から支払い、研究開発では設計から市場投入まで等)を対象に、各種リポジトリとアプリケーションの文書へのアクセス、管理、編集を容易に行えるようになります。
Google Cloud Vertex AIにより、Content Cloud対応のOpenText Aviatorの将来的なAI機能は、現在開発中です。活用例としては、チャットアシスタントを介して会話型検索を使用することで、複数の言語で必要な回答・文書に関与、検索、取得できます。さらに、LLMと生成AIの能力により、従業員による文書への迅速なアクセスと理解が促進すると考えられます。こうしたAIによる進化により、生産性と従業員体験が大幅に向上する可能性があります。
OpenTextは現在、主要パートナーであるTata Consultancy Services(TCS)と協力し、顧客独自のニーズに合わせたGoogle WorkspaceとCore Contentソリューションの実装を支援しています。Google CloudプレミアパートナーのTCSは、Google Workspaceによる従業員体験のデジタルトランスフォーメーションを推進することにより、顧客企業を支援することに関して高度な専門知識を有しています。OpenTextの各種コンテンツサービスを対象としたパートナーシップの拡大により、コラボレーションツールとワークスペースツールのシームレスな統合を通じ、情報の流れがよりスムーズになることで、顧客企業は包括的なプロセスをより効果的に管理し、従業員の生産性を向上できます。
Google WorkspaceとCore Contentソリューションに関する詳細は、こちらをご覧ください。
OpenTextとGoogle Cloudは今後も、顧客企業のクラウドへの移行を推進
Google Cloudは、顧客企業のインフラストラクチャとして選ばれ続けています。過去2年間、OpenTextはGoogle Cloudと提携し、パブリッククラウド、プライベートクラウド、クラウドAPIの各種サービスをGoogle Cloud上で提供してきました。これにより、Google Cloudを活用する顧客であれば、コンテンツ管理やデータウェアハウスアナリティクスなど、OpenTextの業界をリードする情報管理ソリューションをGoogle Marketplace経由で容易に活用できます。https://console.cloud.google.com/marketplace/browse?_ga=2.118210633.1343796412.1690864591-1558507931.1689811646&q=opentext&pli=1
上記に加えて、Google CloudとOpenTextは、Google CloudのDual Runソリューションを通じたメインフレームのモダナイズでも、顧客企業を共同で支援しています。メインフレーム投資の評価に際し、企業はクリティカルなカスタムアプリケーションのクラウドへの移行時に必要となる、人材と運用コストの間でバランスを取っています。Google Cloud Dual Runに組み込まれたOpenText Application Modernizationソリューションを使用することで、顧客企業はメインフレームの移行に関わるリスクを軽減し、自社のクラウドへの移行を加速できます。
※本リリースには、海外でのみ提供されている製品や機能、サービスが含まれています。詳しくは弊社までお問合せください。
OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company™ をブランドスローガンに掲げ、情報を強化・保護し、多種多様な業界・業種のお客様に情報の優位性をもたらします。オープンテキストは、情報管理のリーダーとして、コンテンツ、ビジネスネットワーク、デジタルエクスペリエンス、セキュリティ、アプリケーションモダナイゼーション、運用管理、開発者向けAPIなど、包括的なポートフォリオを提供しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
【マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社について】
マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、OpenTextグループの日本法人のうちの1社です。マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社に関する詳細は https://www.microfocus-enterprise.co.jp/ をご覧ください。
Certain statements in this press release may contain words considered forward-looking statements or information under applicable securities laws. These statements are based on OpenText’s current expectations, estimates, forecasts and projections about the operating environment, economies and markets in which the company operates. These statements are subject to important assumptions, risks and uncertainties that are difficult to predict, and the actual outcome may be materially different. OpenText’s assumptions, although considered reasonable by the company at the date of this press release, may prove to be inaccurate and consequently its actual results could differ materially from the expectations set out herein. For additional information with respect to risks and other factors which could occur, see OpenText’s Annual Report on Form 10-K, Quarterly Reports on Form 10-Q and other securities filings with the SEC and other securities regulators. Readers are cautioned not to place undue reliance upon any such forward-looking statements, which speak only as of the date made. Unless otherwise required by applicable securities laws, OpenText disclaims any intention or obligations to update or revise any forward-looking statements, whether as a result of new information, future events or otherwise. Further, readers should note that we may announce information using our website, press releases, securities law filings, public conference calls, webcasts and the social media channels identified on the Investors section of our website (https://investors.opentext.com). Such social media channels may include the Company’s or our CEO’s blog, Twitter account or LinkedIn account. The information posted through such channels may be material. Accordingly, readers should monitor such channels in addition to our other forms of communication.
Copyright © 2023 OpenText. All Rights Reserved. Trademarks owned by OpenText. One or more patents may cover this product(s). For more information, please visit https://www.opentext.com/patents.