「CAPA」と「秩父農工科学高校写真部」とのスペシャルプロジェクト「中井精也さんとめざせ 今しかできない!ぼくの・わたしの町の鉄道写真展」秩父での実地指導第二回(プリントセレクト編)を開催

この記事は約7分で読めます。
株式会社ワン・パブリッシング(東京都台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)は、エプソン販売株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長:鈴村文徳)の全面協力のもと、写真・カメラ雑誌「CAPA」のスペシャルプロジェクト「中井精也さんとめざせ 今しかできない!ぼくの・わたしの町の鉄道写真展」の実地指導第二回を秩父エリアで開催しました。

  • 「中井精也さんとめざせ 今しかできない!ぼくの・わたしの町の鉄道写真展」とは

 カメラ専門メディアCAPA/CAPA CAMERA WEBでは、全国の“頑張る”写真部を紹介する企画「We’re写真部」(https://getnavi.jp/capa/special/425215/)を不定期連載中です。

 この度、本企画の特別版として、学生がプロ写真家の指導で成長していく姿を長期的に後押しする初の大型プロジェクトを開始。本プロジェクトでは、写真部の学生に鉄道写真家・中井精也さんが作品制作について指導します。ワンランク上の鉄道&沿線風景撮影術を学んでもらう講座では、写真のセレクト方法・プリント術までもしっかりとカバー。最終的には文化祭の中でプロジェクトのゴールとなる写真展を開催します。

 本プロジェクトでは、若い世代から往年の写真ファンまで幅広い層に、中井さんの指導の模様や学生たちの成長していく姿を通じて、写真の楽しさを伝えつつ、秩父エリアを写真の力で盛り上げてまいります。

 

タイトル  :「中井精也さんとめざせ 今しかできない!ぼくの・わたしの町の鉄道写真展」

実施日 :

・第1回 2023年5月27日(土) 10:00~17:00 

 「鉄道を撮るのってこんなに楽しい! 面白い!」中井さんのレクチャーで鉄道写真を体験しよう

・第2回 2023年8月19日(土) 10:00~17:00

 撮りためた写真を振り返り、最高のショットをセレクト! 写真展用の作品をプリントしよう!

・第3回 2023年11月2日(木)写真展設営日、11月4日(土)〜5日(日)農工祭当日

 ※一般公開は11月5日(日)予定

実施場所:埼玉県立秩父農工科学高等学校(埼玉県秩父市大野原2000)

指導 :中井精也さん(鉄道写真家)

協力 :秩父農工科学高等学校 写真部員の生徒、写真部顧問の先生

主催 :株式会社ワン・パブリッシング CAPA編集部

協賛 :エプソン販売株式会社

 

  • 鉄道写真家・中井精也さんによる実地指導第二回を開催

 本プロジェクトでは、鉄道写真家として精力的な活動を続ける中井精也さんを講師として起用。2023年5月に開催した実地指導第一回では中井さん指導のもと、生徒たちが流し撮りや鉄道絶景撮影に挑戦しました。第二回では、前回の教えをもとに3か月間、放課後や休日の撮影に励んできた生徒たち全員の作品を中井さんが講評するところからスタートしました。

生徒それぞれが撮影・プリントして並べた写真を丁寧に見ながら、「この写真で何を見せたかった?」「伝えたかったことがよくわかる写真だね!」などと一人一人の写真と向き合いました。

 さらに中井さんは、プロジェクトの最終ゴール「チームごとに組写真作成と展示」を見据えて写真をチェック。「これは少しトリミングすると雰囲気が良くなりそう」「この写真が印象的だから、これを中心に組み立てていくといいんじゃない?」など、次々とプロならではのアドバイスをしました。

 最初は「?」という顔で聞いていた生徒たちも、中井さんのリードによって「テーマの見つけ方」や「写真のセレクトの仕方・並べ方」について積極的な会話が増えていきました。

 中井さんから提案されたテーマをどうやったら生かせるのかと、試行錯誤の時間は続き、あっという間に1日の講義と実習が終了となりました。

  • 中井精也さんによる生徒作品のフォトレビュー

中井さん「人物と同時に周辺がしっかり写っていて、作業の様子がよくわかります。出会った場面を的確に捉えています」(撮影 : 萩原玲奈さん)

中井さん「同じように駅名板を撮影した写真はいくつかありましたが、フレアが写り込んだことで、まぶしい日差しが感じられます」(撮影 : 島田壮貴さん)

中井さん「とてもいい写真なのですが、真ん中の鉄柱と露出が惜しいですね。今回はトリミングして花の色が出るように少しレタッチしてみます。機会があればぜひ撮り直して」(撮影 : 田代音偉さん)

  • 次回は展示編

 最終回となる次回はいよいよ11月開催の写真展へ向けて展示ができるように作品を仕上げていきます。

 中井さんはどんな展示のアドバイスをするのか、生徒たちはどのような写真展を開くのか、本プロジェクトのゴールの様子は2023年11月20日(月)発売の「CAPA 12月号」にて紹介いたします。

 本プロジェクトにご興味のある方は、第3回の現地取材も可能ですのでお問合せください。

・第三回 

 11月2日(木)写真展設営日(予定)、

 11月4日(土)〜5日(日)秩農工祭当日

 ※一般公開は11月5日(日)予定

・実施場所:埼玉県立秩父農工科学高等学校(埼玉県秩父市大野原2000)

・問合せ先:株式会社ワン・パブリッシングCAPA編集部(担当:菅原)

        TEL 03-6854-3070

        Mail r.sugawara@one-publishing.co.jp

 

  • 指導写真家ご紹介

中井 精也(なかい せいや)さん http://www.ichitetsu.com/

1967年、東京都生まれ。車両だけにこだわらない独自の視点で鉄道を撮影し、「1日1鉄!」「ゆる鉄」など新しい鉄道写真のジャンルを生み出した。日本全国を回りながら自らの作品を販売するギャラリー&ショップ「ゆる鉄画廊NOMAD」を展開中。「中井精也のてつたび」/NHK BSプレミアムなどに出演中。

公式ブログ「1日1鉄!」https://ameblo.jp/seiya-nakai/

●TVレギュラー

 「中井精也の絶景てつたび」/NHK BSプレミアム

中井精也の「にっぽん鉄道写真の旅」/BS-TBS

 

  • ご協力学校ご紹介

埼玉県立 秩父農工科学高等学校 写真部

 埼玉県秩父市大野原にある創立123年の県立職業高等学校の秩父農工科学高等学校は2023年を写真部大改革の年に位置付け、これまで行っていた「なんとなくテーマや被写体を決めて撮る」という活動を見直し、年間テーマとして「郷土」「わたしたちの今」の2つを設定、そのテーマにあわせて、1年間しっかりと作品撮りを進めていく計画を掲げる。

 秩父は魅力的な鉄道のある町。本プロジェクトをきっかけとして、今の高校生にしか撮れない感性で、自分たちの郷土の魅力を発信していくことを目指す。

  • 媒体概要

「CAPA」は1981年の創刊のカメラ専門誌。人気プロ写真家による最新撮影機材の実写レポートや、各種モデルの比較検証記事、そして実践的な撮影テクニック紹介などが読者から高い評価を集める。その他、カメラ・レンズ・撮影用品・プリンター等の新製品ニュースや、写真展、写真家のインタビュー記事も充実。7つのテーマで実施している月例フォトコンテストも人気コンテンツで、審査を担当する写真家をうならせる力作が毎号多数集まるのも特徴。

 大好きな写真をもっとうまく撮りたい、プロの撮影テクニックを学びたいといった読者のカメラや写真に対する熱い想いに応えるべく、多彩な切り口でカメラ・写真情報を掲載する。

「CAPA CAMERA WEB」は、「CAPA」の企画力・編集力が注ぎ込まれたWebメディア。デジタル一眼カメラをはじめとする新製品ニュースや機材レポート、撮影テクニック特集など、本誌で人気のコンテンツはもちろん、写真・動画撮影に役立つ製品情報や編集テクニック、ドローン機材など、さらに幅広いコンテンツを発信する。検索機能を備えた撮影地ガイドやフォトコンテスト情報、全国の写真展情報など、よりユーザーに寄り添ったコンテンツが特徴。既存のコアな写真カメラファンに加え、新たなユーザーも獲得し、PV、UUともに急速に成長中。

タイトルとURLをコピーしました