従前、保証協会保証付融資の申込は紙での対応であったため、書類内容に不備があった際は、金融機関担当者が取引先に訪問して対応、取引先が金融機関に来店して対応、または、郵送での対応のいずれかが必要であり、不備を修正して金融機関へ申込完了するまでに時間を要していました。
今回の「CE Loan 保証協会」導入によって、取引先から金融機関への提出書類が電子化されることから確認作業もデジタル化されます。これにより、従来多く発生していた書類不備の対応と、それに伴う金融機関から保証協会への融資申込までのリードタイムの削減が見込まれます。
さらに、上図のとおり「CE Loan 保証協会」は「信用保証協会電子受付システム」とAPI連携が可能なことから、借入人の融資申込から保証申込まで保証協会保証付融資の全ての業務プロセスをデジタル化することが可能となります。
「信用保証協会電子受付システム」とは、全国51の信用保証協会が信用保証申込手続きの電子化を進めるため、全国信用保証協会連合会が事務局となり構築されたシステムです。
信用保証申込手続きの電子化・効率化により融資実行までのリードタイムの短縮や非対面での手続きが可能となります。
なお、「信用保証協会電子受付システム」には、クレジットエンジンの「CE Online Lending Platform」が実装されています。
◾️みずほ銀行 ご担当者さま コメント
信用保証協会保証付融資をご利用される多数のお客さまにご利用いただいている当行にとって、より使っていただきやすい仕組みづくりは重要な課題でした。各信用保証協会で進められている信用保証書の電子化に積極的に対応することで、ご契約にかかるリードタイムの短縮に努めてまいりましたが、今般クレジットエンジン様の「CE Loan 保証協会」導入によって、お客さまのお申込みから審査回答プロセスのリードタイムの短縮とお申込みしやすい仕組みを両立させることができたと考えています。みずほ銀行はこれからもご融資をご利用いただけるすべてのお客さまに「使ってよかった」と感じていただける銀行になることを目指してまいります。
■ クレジットエンジン株式会社について
クレジットエンジンは、「“かす”をかえる。“かりる”をかえる。」をミッションに、オンラインレンディングプラットフォーム「CE Online Lending Platform」の展開を通じ、世の中のお金の流れを円滑にし、テクノロジーとデータにより個人や事業者の資金調達をもっと手間なく、必要なときに必要なだけ調達できる、ストレスのない社会の実現を目指します。