25日より開始した調査結果を受け、水産物の注文あたり500円を食べチョクが負担する 「#魚介を食べて応援 プログラム」を開始しました。
特集ページ:https://www.tabechoku.com/feature_articles/202308-japanese-seafood-support
【消費者調査サマリ】
・処理水放出による食品への影響について59.8%が「漁業者への風評被害」を懸念。「食材の安全性」よりも多い結果に。
・48.9%が「消費行動に影響なし」と回答。
【漁業者調査サマリ】
・65.7%が、処理水放出と中国輸入停止により「現在影響を受けている・受ける可能性がある」
・影響を受けている(受ける可能性がある)理由として、65.2%が「中国輸入規制による価格下落」
・14.4%が、昨年対比30%以上の売上減少見込み。
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水産物の注文あたり500円を食べチョクが負担する「#魚介を食べて応援 プログラム」について
■概要
被害の全容がまだ見えない中ではありますが、経営への影響が懸念される漁業者を応援するために、水産物の注文あたり500円を食べチョクが負担する「#魚介を食べて応援 プログラム」を開始しました。8月31日(木)〜9月30日(土)まで、食べチョクに出品されている水産物を注文あたり500円OFFで購入できます。
特集ページ:https://www.tabechoku.com/feature_articles/202308-japanese-seafood-support
■背景
(1)6割以上の漁業者が売上への影響を不安視。
今回の調査の結果、回答した漁業者のうち6割以上がALPS処理水放出と中国輸入停止により「現在すでに影響を受けている・これから影響を受ける可能性がある」と回答しました。中には、昨年対比50%の売上減が見込まれるという不安の声もいただいています。
また消費者の59.8%が「漁業者への風評被害」を懸念しています。両者の距離を近付けることにより、不安を払拭することができるのではないかと考えました。岸田総理も国産の水産物の消費をSNS上で呼びかけており、この機会に国産の水産物の魅力を改めて多くの方に届けられたらと思っています。
(2)日本人の魚離れが年々進行。国産の水産物消費の推進が求められている。
日本人の魚消費量は、2001年度のピーク(40.2kg)から徐々に減少し、2021年度にはピークの6割にまで減少(23.2kg)しています(※1)。国内での水産物消費の重要性が高まっています。
このような状況を受け、国産の水産物消費を応援する取り組みとして本プログラムを開始しました。
(※1)参照:農林水産省「食料需給表」https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/fbs/
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「ALPS処理水放出に伴う消費者と漁業者の影響調査」について
■消費者の調査結果
・37.7%が、ALPS処理水放出による食品への影響について「懸念していない※」という結果に。どのような影響を懸念しているかという問いに対しては、59.8%が「漁業者への風評被害」、41.1%が「食材の安全性」と回答。
※「あまり懸念していない」「全く懸念していない」の回答を合算
食材の安全性よりも漁業者への風評被害への懸念が高いことが分かりました。福島に限らず、売上減少の影響が出ている方や今後影響が見込まれる漁業者に対し、必要なサポートを講じて参ります。
・48.9%が、ALPS処理水が放出されたことで「消費行動に影響はない」と回答。「消費行動に影響がある」と回答した人のうち、27.9%が「食品の安全性に関するニュースや記事を積極的に読む」25.9%が「より詳細な商品情報を確認するようになる」と回答し、「海産物の購入を控える」と回答した人は全体の10.6%に留まりました。また18.9%が「応援して近隣地域の商品を積極的に選択する」と回答しており、応援意欲の高い方が多くいることもわかりました。
ALPS処理水放出に対し、食品や環境への懸念の声が報じられていますが、多くの方が消費行動に影響はないと感じていることが分かりました。
食べチョクでは、生産者の顔や生産地域、生産方法などの情報を見て食材を購入できます。今後も生産者と連携し、お客様が安心して食材を購入できるよう分かりやすい説明の記載を模索していきます。
・84.4%が、ALPS処理水放出について「詳しく知っている・大まかには知っている」と回答。どのような情報が欲しいかという問いに対して、74.1%が「安全性に関するデータや情報」、35.1%が「生産地域に関する情報」という結果に。
現在政府や報道機関がALPS処理水放出の正確な情報を報じていることから、消費者の認知が広まっていることが考えられます。生産者と消費者を繋ぐ産直ECとして、安全性に関する正しい情報や生産地域に関する情報を引き続き発信してまいります。
■漁業者の調査結果(※速報値)
・ALPS処理水放出と中国輸入規制の影響について、8.6%の漁業者が「現在すでに影響を受けている」、57.1%が「これから影響を受ける可能性がある」と回答。
その理由として、影響を受けている(受ける可能性がある)漁業者のうち65.2%が「中国輸入規制による価格下落」、47.8%が「風評被害による消費者の買い控え」と回答。
風評被害による消費者の買い控えよりも、中国の輸入規制による価格下落による影響の方が大きいことが分かりました。国内だけでなく海外に対しても処理水放出に関する正しい情報を発信していくことが重要であることが考えられます。
・売上にどの程度の影響が出る見込みかという質問に対し、昨年対比30%〜49%の減少が見込まれる漁業者が8.7%、昨年対比50%以上の減少が見込まれる漁業者も8.7%という結果に。
・39.1%が「9月以降に影響が出る見込み」、43.5%が「10月以降に影響が出る見込み」と回答。
今後、月日が経過するごとに徐々に漁業者への影響が出てくることが考えられます。現在政府が漁業者向けの支援策を発表する方針を示していますが、官民一体となって中長期の目線で必要なサポートを講じていくことが重要であると考えます。
<漁業者の声>
・大将一派(長崎県の牡蠣生産者)
11月に市場経由で中国に向けて2tの牡蠣を輸出予定でしたが全量キャンセルになり、現在もその2tは行き場を失っています。ここ2〜3年は調子が悪かったのですが、今年こそはと福島の種牡蠣を買っていた矢先の販路喪失のため残念です。
■調査概要
<消費者向け調査>
調査対象:食べチョクの登録ユーザーや一般消費者
調査期間:2023年8月25日(金)〜8月31日(木)
調査方法:インターネットによる任意回答
回答人数:2,204人
<漁業者向け調査>
調査対象:食べチョクに登録している全国の漁業者
調査期間:2023年8月29日(火)〜8月30日(水)
調査方法:インターネットによる任意回答
回答人数:35人
■メディアの皆様へ
実態調査結果の詳細のデータが必要な場合は下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:pr@vivid-garden.co.jp
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生産者の皆さまへ
・食べチョク登録済みの方 : 管理画面の「運営からのお知らせ」をご確認ください。
・食べチョク未登録の方:申請フォームの特記事項に「サポート希望」の旨をご記載ください。
https://www.tabechoku.com/lp/farmer/
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企業や自治体の皆さまへ
食べチョクでは企業様との連携も積極的に行なっています。趣旨に賛同いただき、取り組みをご一緒いただける企業様がいらっしゃったら是非ご連絡ください。
・企業様問い合わせ先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScmHD6OZt6VZu6XwNb2-zG5Lk_WQHu_29ii77F0pWzYn5TE3Q/viewform
・自治体様問い合わせ先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeylsJ-IJFqIuJJFZNXh6qPvPK–HOzlGpxlybtwfiYII0Vhw/viewform
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食べチョクが行ってきた非常事態における支援一覧
■2023年6月 令和5年6月の台風2号被害
販売できる商品がない生産者の応援チケットの販売・1注文あたり300円を生産者に寄付・特集ページの開設。
■2023年6月 雹(ひょう)霜被害支援
商品をすぐに販売できない生産者のために応援チケット500円の販売。
■2023年3月 酪農家支援
対象商品1購入あたり100円を食べチョクから生産者に寄付及び食べチョクに新規登録する酪農家の審査体制を強化。
■2022年8月 東北地方を中心とした大雨被害
商品をすぐに販売できない生産者のために応援チケット500円の販売。
■2022年6月 物価高騰で経営環境が悪化している生産者のサポート
生産者の現状と値上げに関する消費者への理解を促す特集ページの開設や商品の値上げに伴う問い合わせのサポートを実施。
■2021年8月 令和3年8月の大雨被害
販売できる商品がない生産者の応援チケットの販売・1注文あたり300円を生産者に寄付・特集ページの開設
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000025043.html
■2021年7月 令和3年度7月の大雨被害
特集を新規開設し、販促を強化。被災生産者の新規出品の優先審査を実施。
■2021年7月 新型コロナウイルス<緊急事態宣言>
「売り上げの早期入金」と「お酒の生産者応援プログラム」を実施。
■2021年4月〜6月 新型コロナウイルス <緊急事態宣言>
「売り上げの早期入金」と「まとめ買い補助プログラム」を実施。
■2021年1月 新型コロナウイルス <緊急事態宣言>
1注文につき最大500円を負担する「巣ごもり応援プログラム」を実施。
■2020年7月 豪雨被害
特集ページの開設・1注文あたり300円を生産者に寄付・予約商品の出品サポート。
■2020年3月 新型コロナウイルス<緊急事態宣言>
飲食店向けに、全商品10%を食べチョクが負担・購入いただいた飲食店を公式SNSで紹介。
■2020年3月 新型コロナウイルス <緊急事態宣言>
全商品の送料500円を食べチョクが負担する「生産者応援プログラム」を実施。
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食べチョクについて
⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※1)を獲得しています。
野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っています。また好みに合う⽣産者を選んでくれる野菜定期便「⾷べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「⾷べチョクフルーツセレクト」があり、定期的なお取り寄せができるのが特徴です。また、友達と分けあえる「共同購⼊」の機能や販売前に商品を取り置きできる予約機能などもあり、ライフスタイルに合わせた様々な買い⽅を提供しています。
2023年8月時点でユーザー数は90万人、登録⽣産者数は8,800軒を突破し、6万点を超えるこだわりの逸品が出品されています。
・URL:https://www.tabechoku.com/
・公式Twitter:https://twitter.com/tabechoku
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
・食べチョクのコンセプトやストーリーがわかるサービス紹介動画
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ビビッドガーデンについて
代表者:代表取締役社長 秋元里奈
本社所在:東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル4F
設立日:2016年11月29日
事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できるオンライン直売所「食べチョク」の開発・運営