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「GreenConnex（グリコネ）」共同開発の背景
近年、世界的にCO2排出量削減の志向が高まっています。
2023年3月、経済産業省と環境省が発表した「カーボンフットプリント ガイドライン」では、「排出削減を推進するためには、脱炭素・低炭素製品（グリーン製品）が選択されるような市場を創り出していく必要」があると指摘し、企業にはCO2排出量を算定し、削減することが強く求められるようになっています。
製造現場にてCO２排出量削減の活動を行うためには、CO2排出量を工程別製品単位で「実測」し、優先的に削減すべき排出源を特定する必要があります。しかし、これまで提供されてきたツールは、企業全体のCO2排出量を一定の方法で按分計算するものが中心でした。
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両社の知見・ソリューションを組み合わせ、製品単位のCO２排出量の実測・可視化を実現
東邦ガスは、ガスや電気といったエネルギー販売を主たる事業とする一方、カーボンニュートラルを推進するための技術開発やソリューション提供に注力しています。2022年7月から、法人向けカーボンニュートラルの支援コンサルティング及びエンジニアリングサービス（CN×P）を提供するなど、カーボンニュートラルに関する事例や知見が豊富です。
一方で、当社コンサルティング事業部は、製造現場に精通したコンサルタントがハンズオンで顧客をサポートし、必要に応じて、生産活動データを収集する「HiConnex（ハイコネックス）※」など、ソリューションツールを独自に開発、提供することで様々な経営課題を解決してきました。
今回両社は、東邦ガスのエネルギー可視化システムと当社の「HiConnex」のデータ収集機能、を組み合わせ、製品単位のCO2排出量をリアルタイムで実測できるクラウドサービス「GreenConnex（グリコネ）」を開発いたしました。
※HiConnex（ハイコネックス）：セレンディップグループが開発した製造現場 DX 支援クラウドサービス
生産現場の「ヒト」に関するデータをリアルタイムで収集し、稼働状況・ロスの要因分析を工程別や品番別、作業者別の項目で見える化し、品質不良の削減や停止時間の削減、作業標準化に役立てることができます。
▶製造現場 DX 支援クラウドサービス「HiConnex」特設サイト https://www.hiconnex.jp/
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グリコネを活用したサービス展開
「グリコネ」を活用し、東邦ガスのエネルギー及びエンジニアリングの知見と当社の製造現場の改善ノウハウを組み合わせて、CO2排出源となる生産設備及び生産方法を見直すことが可能になります。自動車業界、化学業界、食品業界などの企業を中心に具体的な提案をすることによって、CO2排出量の削減に貢献します。
▼CO2排出量削減までワンストップで対応が可能
① エネルギー使用量を製品単位での実測値で算定するための情報をリアルタイムで収集
② 製造プロセス別や時間別等の詳細なCO２排出量の可視化/レポート提供
③ データを活かしたCO2排出量削減コンサルティングサービスの提供
■GreenConnex（グリコネ）のサービス概要
【サービス受付開始】 2023年９月１日（金）
【価格（税別）】
・お試しプラン：月額10万円（契約期間上限3か月）
・スタンダードプラン：月額20万円～
【サービスに関する問合せ先】https://www.serendip-c.com/contact/
お問合せ項目は「その他」をお選びいただき、「グリコネ」に関する問合せであることを内容欄に明記してください。
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会社概要
セレンディップ・ホールディングス株式会社
本社 愛知県名古屋市中区錦一丁目５番11号
設立 2006年８月
代表者 代表取締役社長兼CEO 竹内 在
URL https://www.serendip-c.com/
事業内容 経営受託及び事業再生、投資事業、経営コンサルティング
東邦ガス株式会社
本社 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号
設立 1922年6月
代表者 代表取締役社長 増田 信之
URL https://www.tohogas.co.jp/
事業内容 ガス事業、電気事業 など
