運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE（エアクル）」2023年9月1日より宮崎県にてサービス提供開始

株式会社Alpaca.Lab（所在地：沖縄県中城村、代表取締役：棚原生磨、以下当社）が展開する運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE（エアクル）」は、宮崎県宮崎市と連携協定を締結し、2023年9月1日より宮崎県にてサービス提供を開始します。エアクルとしては、沖縄、福岡、和歌山に続く第4の拠点となります。

宮崎県進出の背景

過去、人口10万人あたりのスナックの店舗数が全国で最も多い※と言われていた宮崎県は、飲酒運転撲滅にも力を入れており、幅広く運転代行文化が根付いています。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により台数を減らし、運転代行が見つからない、実車効率が上がらないなど問題が深刻化していました。

そこで当社はテレビ宮崎との業務提携に続き、宮崎市とも連携協定を締結いたしました。これを機に、2023年9月1日より宮崎県にてエアクルのサービス提供を開始し、移動利便性の向上や地域の活性化に取り組みます。

なお、エアクルとしては、沖縄、福岡、和歌山に続く第4の拠点となりますが、運転代行業界として宮崎市との連携協定を締結するのは、今回が初めての取り組みとなります。当社は今後も全国へのエリア展開を推進するにあたり、各都道府県の行政機関との連携を強化してまいります。

※全国商工団体連合会　全国商工新聞　第3289号11月20日付　

https://www.zenshoren.or.jp/keiei/keiei/171120-06/171120.html

宮崎市との連携協定

当社は宮崎市と市民生活の利便性を向上させ、市域の経済循環につなげていくことを目的として、連携協定を締結することとなりました。地域課題の解決に向けて、相互の知見や資産を活かし、地域のインフラとして協力して取り組んでまいります。

＜連携協定の内容＞

（１）アプリを活用した運転代行による公共交通の補完的役割に関すること

（２）イベントや観光、ビジネス利用者などにおける移動手段の確保に関すること

（３）人や物の運送を通じた、モビリティによる新たなビジネスモデルに関すること

また、今後は以下の点において宮崎市と推進していくことを協議します。

・Alpaca.Labは市民にアプリを利用した運転代行配車サービスを提供する。

・宮崎市は地域のインフラ課題を提供し、運転代行配車サービスの利便性向上に協力する。

・Alpaca.Labは宮崎市と連携し、宮崎市民へのサービス周知及び広報を実施する。

＜宮崎市の清山知憲市長からのコメント＞

宮崎市長清山知憲氏（写真左）と当社代表棚原

「本市経済が力強く成長していくためには、市役所だけでの発想ではなく、実際に経済の主体を担う民間との公民連携、さらには市外からの視点も不可欠と考えており、今回、株式会社Alpaca.Lab様から、運転代行業者と利用者をつなぐアプリサービスやアプリの割引クーポンのご提供、さらに今後の新たな移動手段のご提案をいただきましたことに、心から感謝申し上げます。

今回の提案では、アプリを活用した運転代行により、地域住民をはじめ、観光客やビジネス客などにおける移動手段の確保を目指しているとのことから、本市における課題解決にもつながるものと大変期待しています。

この締結を機に、相互の知見やノウハウ、資源などを生かし、幅広い分野で連携することで、さらなる地域課題の解決を目指してまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。」

宮崎市内の各種組合や企業との取り組み

今回の宮崎展開においては、8月25日に締結した地元メディアであるテレビ宮崎との連携協定を皮切りに、以下のような取り組みを進めております。

・宮崎県内の運転代行事業者へのエアクルの導入・利用促進についての協力

宮崎県自動車代行事業協同組合の協力を得られています。

・市内の飲食店がエアクルの告知協力

ニシタチまちづくり協同組合から賛同を経て、利用者向けの告知を組合加盟飲食店にて実施いたします。

＜ニシタチまちづくり協同組合　齊藤理事長からのコメント＞
「ニシタチまちづくり協同組合は、エアクルのサービス提供を歓迎します。安全で便利な運転代行が地域の発展に寄与し、また飲酒運転の撲滅にも寄与することを期待しています。」

今後当社は、宮崎市内の交通インフラの補完とモビリティの新たな可能性を探るため、また、宮崎市の運転代行の質の向上を図るためサービス改善に寄与すべく、地元の各事業者様との協議やパートナーシップの構築に努めていくとともに、飲酒運転事故撲滅のため様々な企画を推進してまいります。

エアクルとは

運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE（エアクル）」は、利用者と運転代行業者を繋ぐ配車プラットフォームサービスです。現在は沖縄県、福岡県、和歌山県の3県に展開し、国内最大級の運転代行配車サービスとしてシェアを広げています。今回4つ目のエリアとして宮崎県での展開を開始いたします。対応エリアは宮崎市内より順次拡大予定です。

エアクルでは、利⽤者がスマホやタブレットから配⾞発注をすると、運転代⾏業者と利⽤者の位置情報を活⽤し、効率的なアルゴリズムにより最適な配車を⾏います。アプリによる配車は平均30秒、平均到着時間は9分となり、従来と比較すると約80%以上の時間短縮に成功し、今までにない配車体験と業務改善を実現しました。現在の利用者は90,000ダウンロード、累計注文数は20万件を突破。運転代行業者は170業者370台以上が登録されるまでに成長しました。