東京大学関連企業への投資や起業支援を行う東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長:植田浩輔、以下「東大IPC」)は、レノボ・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜山太郎、以下「レノボ」)と戦略的業務提携したことを発表します。
創業間もないスタートアップ企業のIT基盤の導入・運用・管理の仕組み作りとITインフラ・デバイスを特別サポート
「Smarter technology for all(すべての人にテクノロジーの恩恵を届ける)」というビジョンを掲げるレノボは、イノベーション・エコシステムの発展を目指す東大IPCの取り組みに賛同し、国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」に、関連スタートアップの成長を支援するGrowth Partnerとして参画します。創業間もないスタートアップ企業へITインフラ導入に関する知見と、関連するITインフラ・デバイスの特別サポートを提供する「Lenovo for start-ups」を開始します。
「Lenovo for start-ups」を通じて、創業間もないスタートアップ企業のIT基盤の導入・運用・管理の仕組み作りを中心にアドバイスや導入サポートを提供し、新たなイノベーションと日本の新産業を創出する事業の持続性向上を支援します。また「1stRound」から輩出されるスタートアップ企業だけでなく、既に東大IPCが出資する東京大学関連スタートアップ企業にまで支援提供の対象を拡大する予定です。
レノボ・ジャパン合同会社 代表取締役社長 檜山太郎 コメント
レノボはポケットからクラウドまで幅広い製品ポートフォリオを持つだけでなく、企業のお客様のITインフラ導入から運用までサポートしてきました。ITインフラの環境整備が多くのスタートアップ企業にとって大きな課題となる中で、今回の東大IPCとの提携を通じて、日本における新産業創出の加速に貢献していきたいと考えています。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 1stRoundディレクター 長坂英樹 コメント
スピードが重視されるスタートアップ経営において、ITインフラ管理の最適化は極めて重要です。リモートワークやデバイスの多様化に対応しつつ、企業ごとに異なるオペレーションへの最適化を行い、そのうえでセキュリティに対する課題にも対処可能なツール選定・管理・見直し等のITインフラ管理は、特に立ち上げ初期の大学関連スタートアップのブラインドスポット(気づかない課題)となりがちです。国内ITインフラ業界をリードするレノボ・ジャパン様とともに、この大きな課題に対し、よりよい仕組みを構築することで、スタートアップに更なる成長をお届けできるよう努めてまいります。
国内企業と連携し、アカデミア発スタートアップのイノベーション・エコシステム構築を目指す
「1stRound」は、各業界のリーディングカンパニーであるコーポレートパートナーに参画頂き、スポンサーとしてのご支援とともに、スタートアップとの実証実験機会の連携促進を進めて参りました。一方で、この度レノボとの連携をはじめ、各社リソース支援をいただくパートナー企業の皆様と共にスタートアップの事業の垂直立ち上げの実現、さらにはアカデミア発スタートアップのイノベーション・エコシステム構築を目指して参ります。
レノボ・ジャパン合同会社について
概要 レノボブランドのPC製品等の研究・開発・販売・サービス
設立 2005年4月28日
所在地 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDX
代表者 代表取締役社長:檜山太郎
URL
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要 東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷七丁目3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 植田浩輔
URL