訪日中、エザコンワは、外務省主催のTICAD30周年記念イベントを含むハイレベルな対話や二者面談へ参加し、TICADの将来に対するUNDPのビジョンを提案します。アフリカの国々や関係機関の発言と参加を通じて主体性を高め、TICADプロセスにおけるアフリカのオーナーシップを強化する必要性を強調し、世界および地域の開発枠組みとの連携と、より一層の説明責任が必要であると訴えます。
また、TICADが長年にわたり日本とアフリカ間の協力、支援、投資を促進してきた重要な貢献について強調し、人への投資、民間セクターの開発、技術移転、平和と強力なガバナンスの促進という日本のコミットメントをアフリカにおける具体的な開発成果に結びつける上で、UNDPが果たす重要な役割についても、強調します。
滞在中、エザコンワは日本とUNDPの優先事項に沿って関係者との会議や、若者の起業家育成、若者のリーダーシップと人的資本への投資、公正なエネルギー転換、地域統合、アフリカにおける暴力的過激主義の防止などをテーマとするイベントに臨みます。また、国会議員、外務省、経済産業省の政府高官と会合を行うとともに、在日アフリカ外交団、JICAや経済同友会の関係者を交え、効果的かつ変革的なパートナーシップを通じて開発を加速させるためのコンセンサスの構築を目指します。
訪問最終日には、UNDPエチオピア常駐代表のトゥルハン・サレとともに、エチオピアの和平支援プログラムに対する日本のような国際パートナーの支援の必要性を強調するハイレベルのシンポジウムに参加します。
UNDP代表団 :
アフナ・エザコンワ国連事務次長補・UNDP総裁補兼アフリカ局長
日程: 2023年8月23 – 28日
場所: 東京、神戸：日本
滞在中プログラム:
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アフリコンバース2023年第3回 – アフリカの若者への投資：新世代のリーダーと専門家の育成
JICA、神戸情報大学院大学（KIC）、UNDPが主催する本イベントでは、アフリカと日本の官民セクターのパネル・メンバーが、アフリカの若者の成長とリーダーシップの開発を共同で支援するための機会、ギャップ、パートナーシップの可能性を明らかにします。
日付：2023年8月23日（水）
時刻: 16時～18時
会場: 神戸情報大学院大学ソニックホール
言語:日本語 ・英語・仏語（同時通訳あり）
対面参加: https://bit.ly/ac2023-3-v
オンライン参加：https://bit.ly/ac2023-3-o
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イベント：暴力的過激主義の影響を受けるアフリカ地域の安定と予防のための選択肢
JICA緒方貞子平和・開発研究所UNDPが共催し、上智大学人間の安全保障研究所が後援する本イベントには、政策立案者、学界、研究機関、民間セクター、非政府組織、メディア関係者など、日本および各国・地域の関係者が集まり、UNDPによる暴力的過激主義の報告書シリーズから生まれた政策提言を掘り下げます。
日付：2023年8月24日（木）
時刻: 16時～18時
会場: 国際文化会館
言語:日本語 ・英語・仏語（同時通訳あり）
対面参加: https://bit.ly/3YLzldl
オンライン参加: https://bit.ly/3YGE4Nv
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国連大学 対談シリーズ 「公正なるエネルギー転換を解き明かす：アフリカの開発における優先課題」
チリツィ・マルワラ国際連合大学学長とエザコンワが、公正なるエネルギー転換について対話を行い、アフリカにおける公平なエネルギー転換に必要な行動とは、人々の健康を改善し、社会の安定を支え、労働市場の生産性を高めるために不可欠なものであると訴えます。
日付：2023年8月25日（金）
時刻: 18時半～19時半
会場: 国連大学
言語:英語
対面参加：https://bit.ly/3YMYsww (対面参加のみ)
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TICAD30周年行事「TICAD30年の 歩みと展望」
外務省が主催するTICAD30周年記念イベントに参加します。本イベントではTICADの歴史とその進化-支援から投資へ-に焦点を当て、アフリカとともに成長するパートナーとしてのTICADの今後の役割が議論されます。
日付：2023年8月26日（土）
時刻: 14時～18時
会場: ホテルニューオータニ
言語:日本語・英語・仏語（同時通訳）
参加登録: https://bit.ly/45xwV40（オンライン参加のみ）
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日本アフリカ・ユース起業家フォーラム
経済同友会とUNDPが共催する本フォーラムでは、若手起業家が持続可能な変革に優れた力を発揮できる環境を構築し、2025年のTICAD9での議論形成につなげることに焦点を当てた議論が展開されます。
日付：2023年8月28日（月）
時刻: 15時～17時
会場: 日本工業倶楽部
言語:日本語・英語・仏語（同時通訳）
参加登録: https://bit.ly/47JxIke（オンライン参加のみ）
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エチオピアにおける和平支援とDDR（武装解除・動員解除・社会復帰）に関するシンポジウム 〜早期平和実現の有益性：「成功か挫折か」
UNDPと東京外国語大学の共催により、エチオピアの平和支援とDDRに関するシンポジウムを開催します。2022年11月に政府とティグライ人民解放戦線（TPLF）の間で調印された恒久的な敵対行為の放棄を受け、エチオピア向けに開発された和平支援プログラムの実施における機会と課題に注目し、エチオピアの国家復興委員であるテショメ・トガ大使がエザコンワ並びに日本の政府・学界の代表者とともに議論します。エチオピアは、8つの地域にわたって37万人以上の元戦闘員がいると推定されており、彼らが武装解除、動員解除、地域社会への再統合を成功させることができるよう、和平支援プログラムを展開する必要があると訴えます。
日付：2023年8月28日（月）
時刻: 12時～14時
会場: 国際文化会館
言語:日本語・英語・仏語（同時通訳）
対面参加: https://bit.ly/3E6WzRv
オンライン参加: https://bit.ly/45DbBKx
