カンボジアの子どもたちを適切な治療で救うための活動について、FIDRスタッフと2人の看護師が語ります!
2023年8月31日(木)19:00~20:00
公益財団法人 国際開発救援財団(本部:東京都千代田区、理事長:飯島延浩、以下FIDR)は、25年以上にわたり、カンボジアで小児外科支援を行ってきました。現在は地方の子どもたちが適切な治療を受けられるよう、カンボジア北東部のクラチェ州病院に拠点を置き、人材育成や患者搬送システム構築などの活動を展開しています。今年6月には、同病院において、短期集中で多くの患者を診察して必要な手術を行う「手術ミッション」を実施しました。8月31日(木)19:00よりオンラインイベントを開催し、カンボジアの地方部の医療事情、病院の現状や日本との違い、手術ミッションの中でも特に看護について取り上げます。
【イベント申込ページ】http:// https://www.fidr.or.jp/news/20230814.html
地方における小児外科診療はいまだ立ち遅れているカンボジア
カンボジアでは、特に1975年~1979年のポルポト時代の圧政により、医療施設と医療従事者がほとんど失われてしまいました。その後は諸外国の支援を受けて、医師や看護師の養成、医療施設の回復も徐々に進みましたが、専門性が高い小児外科に関しては国際的な支援がありませんでした。そこでFIDRは、1996年から首都プノンペンの国立小児病院において、小児外科医療の技術向上・診療体制の構築を、同病院と連携・協力して進めてきました。20年に渡る努力の結果、同国で小児外科の診療体制が築かれ、小児外科診療を行う医療従事者の教育体制を整えることができましたが、地方における小児外科診療の能力・体制はいまだ立ち遅れているため、現在は、カンボジア北東部のクラチェ州で活動を展開しています。
オンラインイベント「手術ミッションが起こした『チェンジ』~カンボジア小児外科の現場から~」について
FIDRが行う小児外科支援の活動について、当プロジェクトのマネージャーを務めるアリウンからお伝えします。
また、手術ミッションに参加されたJICA海外協力隊の海老澤隊員(看護師)、青木看護師をゲストに迎え、カンボジアの医療現場の現状や日本との違い、手術ミッションの中でも特に看護について、座談会形式で紹介します。
【日時】 2023年8月31日(木)19:00~20:00
【形式】 WEBミーティングツールZoomを使用
【参加費】 無料
【定員】 85名(要申込み・先着順)
【お申し込み】 FIDRのウェブサイトからお申し込みください
【締切】 8月30日(水)午前10時
【問い合わせ先】公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)について
1990年に設立された国際協力NGO。子どもの未来を育む「チャイルドケア」と「日本人と日本企業による国際協力の推進」をミッションに掲げ、開発途上国の自立と発展を目的とした支援と国内外の緊急援助を実施しています。 2020年には、国連経済社会理事会の特殊顧問資格を取得。
設立年月日:1990年4月26日 / 所在地:東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル3F
TEL:03-5282-5211 / E-mail:info@fidr.or.jp / URL:www.fidr.or.jp