次回の体験会は9月23日(土・祝)。また、9月9日・10日に開催する『大熊町ダイバーキャンプ~星と大地とYour Table』では、大熊町で暮らす町民と一緒にいくつかのコースに分かれて町を探検したり、暗闇のなかで地元の食材や料理人が手がけたメニューを味わったりと、見て聴いて嗅いで触れて味わえる多彩な 体験 コンテンツを用意。
これらの活動を継続的に行うことで交流人口の拡大を図るとともに、新たな担い手の発掘・育成を支援してまいります。
6月の体験会『花とキウイと馬と大熊』の様子https://note.com/okumakiwi/n/n6b4717f630dd
『大熊町ダイバーキャンプ』https://magonotetravel.co.jp/travel/tour/13068
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活動団体について
■殿(旧相馬藩34代目当主)が代表を務める 【NPO法人相馬救援隊】(南相馬市)
2011年3月、東日本大震災発災直後から救援物資の収集や配布等の活動をスタート。7月に法人設立。
旧相馬藩34代目当主・相馬行胤が代表を務め、旧相馬藩領全域(2市・3町・2村)を中心に活動を行う。当初は活動拠点を相馬市に置き、被災した人々への生活支援や動物(主に馬)救助・保護、行政や他の支援団体・個人との連絡・調整を行なっていた。
2018年からは、同事業において相馬双葉地方の歴史・文化的シンボルであり最大の資源である「馬」をテーマとし、馬を活用した体験や学びの場を提供する馬事文化振興事業、コミュニティづくり等の地域活性化事業に取り組んでいる。
相馬 行胤(そうま みちたね)
旧相馬藩34代目当主。
一千有余年続いている相馬野馬追に14歳で初陣、総大将を務める。地域住民から「殿」の愛称で呼ばれている。
震災後すぐ、NPO法人相馬救援隊を立ち上げ、被災した方々への支援や馬の救助・保護等を旧相馬藩領において行政区域を越え活動してきた。2018年からは、相馬双葉地方の歴史・文化的シンボルであり最大の資源である「馬」をテーマとし活動を続けている。
■今後の展望
「被災地」と呼ばれて久しい故郷は、世界の持続可能性をめぐる課題を解決するリソースとアイディアに溢れています。相馬野馬追を代表とする地域の馬事文化を継承しつつ、人々と馬の新しい関係を築き次世代に託し、地域課題の解決を通じ、世界が抱える課題に寄与するモデルを提供してゆきます。
中澤 葉子(なかざわ ようこ)
岩手県盛岡市生まれ。学生時代は児童教育を学ぶ。キャリアコンサルタント、産業カウンセラーの資格を有し、長年キャリアカウンセラーとして若者の就職支援・キャリア支援に従事した後、2019年に南相馬市へ移住。夫とともに引退競走馬の支援プロジェクトに関わり始める。当団体の事務方として業務にあたるほか、地域のコミュニティづくり等に取り組む。
■今後の展望
馬と人と自然との共生を目指し活動していく。具体的には、馬を組み合わせた自然教育、居場所づくり生きがいづくり、ウェルネスツーリズム、馬との暮らしなどを通し、だれもが生きやすい社会や心身ともに健康で豊かなライフスタイルを提案していく。医療福祉や教育分野の専門家と連携しながら進行中。
■花から抽出する酵母で新たな価値を創出 【Ichido株式会社】(双葉郡富岡町)
2022年6月設立。花から分離した天然の清酒酵母『花酵母』を使ったお酒にすることで、「花束ではない花を贈る」機会と価値を創出する。代表は有限会社大桑原つつじ園26代目当主でもある渡邉優翔。
https://ichi-do.co.jp/
渡邉 優翔(わたなべ ゆうと)
Ichido株式会社 代表取締役/有限会社大桑原つつじ園26代目当主。22年間花と共に育ち、花で人を笑顔にさせることを目標にしている。
<今までの経歴>
2020-被災地復興事業“富岡町つつじ再生プロジェクト
2022-環境省「FUKUSHIMA NEXT」環境大臣賞受賞
2022-福島12市町村創業アイデアコンテスト第1回最優秀賞
2022-環境省「チャレンジ・アワード2022」福島県知事賞受賞
2023-Forbes Japan 100通りの世界を救う希望「NEXT100」選出
■今後の展望
大熊町を花で溢れる町を作るとともに何十年何百年とそこに咲いている花(地域資源)用いて、お酒という新たな価値を創造してゆきたい。
■学生たちと町の人が目指す“あの”キウイ 【おおくまキウイ再生クラブ】(双葉郡大熊町)
おおくまキウイ再生クラブは大熊町大川原の避難指示解除後に、町の特産品だったキウイの再生と交流を目的に有志10名程度で設立された任意団体。
2020年には町内の圃場に18本の苗木を植え、メンバーにキウイ栽培の経験者がいないことから、かつて大熊町でキウイ栽培を営んでいた農家の関本氏に習いながらキウイを育ててきた。除染の影響で痩せてしまった土での栽培で苦労しながらも2022年には最初の果実を収穫。それらの活動の過程で、大熊町のキウイに大きな可能性を感じ、継続的に参加していた関係人口が、今では主軸となり定期的な圃場作業活動やイベント出店、次なる関係人口の呼び込みの企画運営を行っている。
阿部 翔太郎(あべ しょうたろう)
慶應義塾大学法学部3年、2020年より大熊町でドキュメンタリー制作や聞き書きなどの取材活動、町の特産品キウイフルーツの復活に向けた活動を行う。
<今までの経歴>
2020年 慶應義塾大学入学
2022年 大学を休学し、福島県浜通りに生活拠点を移し、取材活動などを行う
2023年 大学に復学
■今後の展望
大熊町にて、震災前町の特産品として知られたキウイフルーツの再生に向けて、キウイの栽培、加工、販売を行う法人の設立に参画。
原口 拓也(はらぐち たくや)
和歌山大学システム工学部4年生。一次産業に興味を持ち、1年間大学を休学し、和歌山県で果樹栽培の研修を受ける。2022年より、大熊町で特産品キウイの復活を目指し活動する「おおくまキウイ再生クラブ」に参加し、2023年より本格的にキウイの事業化に向けて活動を行う。
<今までの経歴>
2019年 和歌山大学入学
2020年 全国の農業現場に出向き、農作業のお手伝いを行う。
2021年 大熊町で開催されたアイデアソンコンテスト「ハチドリプロジェクト」をきっかけに大熊町に定期的に通うようになる。
2022年 和歌山県有田にて果樹栽培の農業研修を受ける
2023年 キウイ栽培の事業化に向けた法人設立を準備中
■今後の展望
大熊町にて、特産品キウイフルーツの復活に向けて本格的に栽培を開始し、キウイの生産、加工品販売を展開していく。
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次回体験会『花とキウイと馬と大熊』(仮称)は9月23日(土・祝)
体験会では、地域資源である馬・花・キウイに関わる活動に参加できます。
今まで参加したのは新旧の地域住民をはじめ、学生やこの地域に興味を持った教育関係者など多岐に渡り、年代も様々。また、7月に開催された体験会では各回20名ほどの参加者が集まりました。
(実施コンテンツ例)
・馬のお世話
馬と触れ合うことで安らぎを得るホースセラピー、相馬の野馬追をはじめとするこの地の馬文化に触れる。
・花を育ててお酒をつくるワークショップ
お酒の元となる酵母を採取するため、花を参加者たちで育てることからスタート。
・大熊町の味「関本さんのキウイ」の栽培活動
かつての名産を町民だけでなく、訪問者や学生団体といっしょになって栽培。試食会や商品開発も行う。
お問い合わせは以下、<株式会社バトン>にて受け付けております。
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【リリースに関するお問合せ】
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TEL 050-6861-7510(平日 午前 10時~午後 4時)
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地域の中小企業の現場の課題を、都市部のプロ人材、オンライン人材、キャリアを諦めざるを得ない人材で
解決する総合アウトソーシング会社です。また、大熊町からの委託を受け、大熊町の企業や大熊町を応援したい企業からの仕事の受託や 、町内外に避難している町民の皆さまへオンラインという柔軟なかたちでの働き方を提供し ています 。また、研修やサポートを通じた町民のスキルアップのほか、町民同士がつながるきっかけづくりにも取り組んでいます。