CLOUDYが、医療ベンチャーのジャパン・メディカル・カンパニーと共同プロジェクトを始動。

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特定非営利活動法人CLOUDY(代表理事 銅冶 勇人、以下「NPO CLOUDY」)は、株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野 秀晃、以下「ジャパン・メディカル・カンパニー」)との共同プロジェクトを始動します。

ジャパン・メディカル・カンパニーが、同社が提供する乳児の頭蓋変形の矯正ヘルメット「Qurum(クルム)」「Aimet(アイメット)」を使用する患児のご家族向けに、「CLOUDY特製バッグ」を8月中旬より順次、提携医療機関を通じて無償で配布。

売上の一部はNPO CLOUDYを通じて、アフリカ・ガーナでの小児ワクチン接種への寄付に充てられます。本プロジェクトはガーナへの継続的支援につながるよう、中長期的プロジェクトとして進めていくことを想定しています。

わが子の未来を想いヘルメット治療を選択されたご家族様に、遠く離れたガーナの子どもたちにワクチン接種の機会を与えられるCLOUDYのバッグを贈る。ヘルメット治療の広がりが、さらに社会課題の解決へと広がりをみせていく。「ソーシャルグッドの環流をつくっていきたい」ジャパン・メディカル・カンパニーのそんな強い想いとともに本プロジェクトは始動しました。

「世界にまだない、選択肢をつくる。」というミッションを掲げるジャパン・メディカル・カンパニー、そして、機会と選択肢がある未来を届ける活動をしているNPO CLOUDYの想いが重なり合った、医療業界初の共同プロジェクトです。

1バッグにつき、ガーナでの小児ワクチン接種10回分の寄付プロジェクトを実施。

バッグの売上の一部は、NPO CLOUDYを通じて、アフリカ・ガーナでの小児ワクチン接種への寄付に充てられます。

ガーナでのワクチン接種率が低い一番の要因は、ワクチン自体の数よりも、ワクチンを届けるための移動手段がない、移動手段に支払えるお金がないことです。交通費がないため、コミュニティナースが子どもたちへのワクチン接種に行けないという課題があります。ワクチンの内容は、ジフテリア・破傷風・百日咳の予防接種です。

バッグの内側には、本プロジェクト特製のダブルネームタグを配置し、可愛らしい子どもたちのイラストと共に、小児ワクチン10回分接種への寄付を意味する「10」の文字がプリントされています。

アフリカ・ガーナの雇用創出にもつながる。

すべてのバッグは、アフリカ・ガーナの雇用創出を目的とし、ガーナにあるCLOUDYの自社工場で生産。ガーナでも特に仕事を得づらいシングルマザーや障がいのある方を主に雇用しています。

色鮮やかな生地は、ガーナ伝統のアフリカンファブリック「キテンゲ」。民族衣装として、儀式などでも幅広く使用されており、彼らの主張や表現がデザインに凝縮されている生地です。

トートバッグとしても、紐を結び巾着バッグとしてもご利用いただける2way仕様。ヘルメットを収納する際に十分な収納力もあり、利便性に富んでいます。

<ジャパン・メディカル・カンパニー 代表取締役CEO 大野秀晃氏 コメント>

世界を変えたい。私は、ジャパン・メディカル・カンパニーを創業した時も、それ以前も、そして今も、この想いに常に駆られて来ています。「世界にまだない、 選択肢をつくる」という、当社のミッションにも、私の個人的な想いが色濃く出ています。

Life is a one time journey. 人生という旅がどこから来てどこへ向かうか、誰にもわかりません。銅冶代表を筆頭とするCLOUDYの皆さんは、アフリカに「選択肢と機会がある未来へ」という羅針盤を持って、各々の旅を進めています。今後、ジャパン・メディカル・カンパニーのヘルメットを用いてヘルメット治療を行なっていただく患者様・ご家族様は、お子様の治療を介して、CLOUDYの活動を応援し、アフリカ、ガーナの子どもたちにワクチン10本を打つご支援をすることになります。

お子様の未来を創るヘルメット治療が、地球の裏側の子ども達の未来をも創っていく。小さな一歩の積み重ねが人類の大きな飛躍につながっていく。CLOUDYの特製バッグとジャパン・メディカル・カンパニーのヘルメットから、そんな想いを持っていただければ幸いです。

 

<NPO CLOUDY FOUNDER / 株式会社DOYA CEO  銅冶勇人 コメント>

矯正ヘルメット治療を開始された皆様とともに、アフリカの子どもたちの未来への選択肢を増やすアクションを作っていけることに感謝申し上げます。今回皆様にお届けするバッグは、私たちの活動拠点であるガーナの工場にて、女性のワーカーを中心にハンドメイドでひとつひとつ作らせていただき、皆様のおかげで雇用を創出することができました。私たちCLOUDYは「ファッションを通して、社会課題をリデザインすること」を目指しています。 

世界では、年間約150万人、1日あたり4,000人の子どもが、ワクチンがあれば防げたであろう病気で命を落としています。その多くの割合を占めるアフリカでは、現在2,000万人もの乳児が予防接種を受けらない状況に置かれております。

お子さまに寄り添いながら、未来の選択肢を作り出すジャパン・メディカル・カンパニー様と今回アフリカの子どもたちへのプロジェクトをご一緒させていただけること、大変嬉しく思っております。代表の大野様より、「世界中の子どもたちに選択肢を作っていくために、継続的に共にアクションしていきましょう」という力強いお言葉をいただいたことも、この場をお借りして御礼申し上げます。
ジャパン・メディカル・カンパニー様および矯正ヘルメット治療を開始された皆様の想いを背負って、ガーナ現地でしっかり活動し続けて参ります。

 

【株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー】

ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業。赤ちゃんの“頭のゆがみ“を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」/「Aimet (アイメット)」の開発、製造、販売を行っています。ヘルメットを用いた累計症例数は12,000症例(※)以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡⼤を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでいます。

※:2023年7⽉ ジャパン・メディカル・カンパニー調べ

社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー

設⽴:2018年5⽉

代表:⼤野秀晃

事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売

HP:https://japanmedicalcompany.co.jp

【特定非営利活動法人CLOUDY】
2010年に設立された特定非営利活動法人。ケニアのスラムに住む子どもたちの支援から始まり、現在ではガーナに学校を建設し教育機会の創出を、工場を建設し雇用機会の創出を、給食提供や性教育を通した健康支援等の活動を実施。 教育・雇用・健康を軸に同じ雲のしたで生きている誰かの曇りの日を思ってアクションしている。

設立:2010年12月
代表:代表理事 銅冶勇人
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目28-10神宮前松井ビル1F
HP:https://cloudynpo.org/
Instagram:npo_cloudy
Twitter:@npo_cloudy

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