島根県海士町とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、隠岐島前高等学校の生徒が発起人の音楽フェス「AMA FES2023」運営費調達のためのプロジェクトを開始

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島根県海士町(町長:大江 和彦、以下「海士町」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日8月15日、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下「GCF®」)で、島根県立隠岐島前高等学校(以下「隠岐島前高等学校」)の生徒が企画・運営する音楽フェス「AMA FES2023」の運営費調達を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2023年8月15日~2023年11月1日、目標寄付金額は150万円です。

GCF®で寄付を募る背景

AMA FESは、2018年に初めて開催され、今年2回目となりました。隠岐島前高等学校に通う生徒が中心となって企画を考え運営し、高校生バンドやプロのアーティストなどが、隠岐・海士町ならではの地域民謡などを交互に演奏する音楽フェスで、2023年は11月4日の開催を予定しています。

AMA FES2023は、前回のAMA FES2018の話を聞き、自分でも企画してみたいという想いで、島留学によって隠岐島前高等学校へ入学した女子生徒の思いが地域の人々を動かし、実施が決定しました。

海士町は、島根県の北に位置する隠岐諸島の一つであり、1島1町の小さな島です。人口は約2,300人で、町民の4人に1人がIターン、島前地域唯一の高校は、全校生徒の5割以上が島外からの入学生徒です。

隠岐諸島には共生の文化が深く根付いており、地域民謡が演奏される祭りなどでは島に関わるあらゆる人たちが一体となって地域を盛り上げてきました。しかしコロナ禍の影響で、毎年多くの方々を招いて行われていた町最大の祭りも中止が続き、地域住民と高校生との距離も開いてしまっている状況です。島民を巻き込んで実施するこのAMA FES2023で、地域に根付く繋がりを取り戻し、伝統を復活させ、高校生たちと地域の人々が交流する場にしたいと考えています。

寄付金の使い道

フェス運営費の一部に活用します。

【内訳】会場費、機材費、人件費、アーティストへのギャランティなど

企画者 高校生のコメント

「高校で校歌を歌ったことがないし、歌詞もよく分からない」

AMA FESの企画会議で出た僕たち高校生からのこの一言に、大人の方々はとても驚かれていました。

校歌は案外歳をとっても歌えてしまうそうですが、まともに歌えないまま学校を卒業していく生徒もいるのが昨今の世の中です。

「好きな歌は校歌です!」なんていう人はなかなかいないと思いますが、校歌を歌うことで思い出されるのは、学生時代を共に過ごした仲間のことであったり、好きなあの子のことであったり様々です。歌が持つのはそんな、「その歌に付随する思い出」を呼び起こす力でもあると僕達は考えます。

この島でのフェスを選んだ理由は、この地域に根付く繋がりを感じて、みんなで繋がりを思い出したいからです。民謡やバンド、形は様々だからこそ、幅広い参加者の心に眠る記憶を歌で呼び起こして、これからの島を活気づけることに繋げたいです。

AMA FESに来た人がそこで聞いた歌でフェスの熱気を思い出せるような、そんなフェスを作り上げます。

海士町 町長 大江 和彦のコメント

「日頃より海士町を応援してくださり誠にありがとうございます。

海士町では島民一丸となって承前啓後の考え方を根底に「海士町の新時代」という次なるステージへ飛躍するため、島の様々な挑戦を推進しながら、一層魅力的な町を目指してまいります。

ガバメントクラウドファンディング®を活用して、海士町創生総合戦略「エンジン全開計画(人口ビジョン)」に基づき、町の掲げる3つの「かん」(ひとの還流、暮らしの環境、里山里海の循環)を推進する新たな挑戦が増えていくことを願っております。

隠岐島前高等学校の生徒らが発起人となり企画されたこのプロジェクトをぜひあたたかい目で見守ってくださいますと幸いです。

海士町のまちづくりを応援してくださる皆様からのご協力を心からお待ちしています。」

使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング

GCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。

地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。

GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2023年7月時点で寄付総額147 億円を突破し、約2,100プロジェクトが実施されました。

※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です

  • □■ プロジェクトの概要 ■□

    ◆プロジェクト名: 「高校生×地域民謡×プロアーティスト」離島で行うAMAFES2023を開催させてください!

    ◆寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)

    ◆目標金額: 150万円

    ◆募集期間:2023年8月15日~2023年11月1日(79日間)

    寄付金の使い道:フェス運営費の一部に活用(会場費、機材費、人件費、アーティストへのギャランティなど)

    ◆プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/2411

    ※ 募集期間は、延長の場合がございます。

島根県海士町http://www.town.ama.shimane.jp/

持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。

ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは

2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体が

プロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。

※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/

株式会社トラストバンクhttps://www.trustbank.co.jp/

ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国9割を超す1600自治体超(22年6月)、お礼の品数は50万点超(23年2月)の国内最大のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジとグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1(2022年6月時点自社調べ)、お礼の品掲載数No.1(2022年9月 JMRO調べ)

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