※1:主要エリア=名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
-
2023年8月号概要
全規模ビル 空室率&潜在空室率:空室率 新築ビルが空室を抱えて竣工したことが上昇要因
全規模ビル 募集賃料&募集面積:募集賃料 5ヵ月連続で下落
規模別 空室率:全ての規模で4%台を記録
全規模ビル 主要エリア 空室率:「栄」大幅に上昇し、2018年3月以来の4%台へ
※大規模ビル:1フロア面積200坪以上、大型ビル:同100坪以上200坪未満、中型ビル:同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
-
支店長の視点
7月に竣工した「中日ビル」(1フロア面積約700坪・地上33階地下5階建て)は、拡張やビルグレードの改善を目的とした移転需要を吸収し、高い内定率となっている。残りの募集区画も引き合いが多く、テナント誘致の目途が付いてきている模様で、栄エリアのランドマークビルの建替えとして注目度が高い。(名古屋支店長 妹尾哲也)
-
名古屋市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 新築ビルが空室を抱えて竣工したことが上昇要因
空室率は前月比プラス0.16ポイントの4.76%となり、10ヵ月ぶりで小幅に上昇した。新築ビルが空室を抱えて竣工したことが上昇要因となったが、商談中の募集区画が複数あり、今後は空室消化が進むとみられる。エリア別では「栄」が前月比プラス1.0ポイントと大幅に上昇した。潜在空室率は前月比プラス0.14ポイントの6.33%だった。テナントの移転に向けた動きは小口の面積帯が中心だが、大口の需要も徐々に増加している。
<空室率&潜在空室率>
※空室率:貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率:貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年7月末現在および各年12月31日時点
-
名古屋市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 5ヵ月連続で下落
募集賃料は前月比マイナス17円/坪の11,910円/坪となった。前月からほぼ横ばいで、募集賃料は12,000円/坪台目前での小幅な動きが継続している。
<募集賃料&募集面積>
※募集賃料: 共益費込
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年7月末現在および各年12月31日時点
-
名古屋市 規模別 空室率
全ての規模で4%台を記録
<規模別 空室率>
※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル: 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル: 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年7月末現在および各年12月31日時点
-
名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「栄」大幅に上昇し、2018年3月以来の4%台へ
<主要エリア 空室率>
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年7月末現在および各年12月31日時点
-
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
※募集賃料 : 共益費込
※2023年7月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/ffe7c9f4eaecf6c54c3239f164161034cfd870152
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。